(写真は「暑〜い」 と言わんばかりのライオン家族)
私の大切な仲間の一人である 薬剤師 心理セラピスト 長岡はるみ 様より、応援メッセージを頂きました!! 本当にありがとうございます。
この活動報告でご紹介させて頂きます。ぜひご一読頂ければ幸いです。
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美しい景色を探すな。
目の前の景色の中から、美しさを見出せ。
これはゴッホの言葉で、彼は美しさを追求する中で狂気に囚われていったが
その言葉を思い出したのは、
『 おれ、死んでも良いんだよね。この世界にこの写真たちを残せれば。』
と言う彼と飲んでいた時。
『 なんでそこまで、野生動物写真に拘るの?』 という私のしつこい質問に、
ポツポツと答えていた彼が、最後に言った言葉。
『 子どもたちに、この景色を残したい。見せたいんだ。』
事情があって、彼が自分の子どもを残せないという事を知ったのは、16年前だったか。
私がタンザニアでの植林ツアーに参加した時。20代前後の大学生達が主な参加者で、キャピキャピした雰囲気の中、1人、異色の存在として彼がいた。
大工をやりながら、稼いだお金を全て、タンザニアへいく渡航費に当てて、ひたすらに写真を撮り続ける。
笑っちゃうくらい、悪人ヅラなのに(ごめん)、人一倍、面倒見が良くて。
島根の田舎から、東京に出てきて、ロックバンドのボーカルをやっていたのに、
歌うメッセージが、『この自然を大事にしてほしい 』
そりゃあ、バンドも解散になるだろうよ…!
ロン毛で、いかにも悪そうな顔しながら、自然への愛をシャウトしてる彼を想像して、吹き出してしまったけど、
彼の写真を観たら、意味が分かった。
単なる綺麗な写真じゃない。
そこに写るのは、喰い、喰われる世界の現実。
食べる、という行為から、忘れ去られてしまった命の連鎖が、そこにあった。
この写真から、何を見出すかは、観る人に委ねられてる。
彼は、チャレンジャーだ。
機械化され、清潔が保たれ、生きる事も、死ぬ事も、すっかり隠されて現実感を失っているのに、 『 思い出せ 』と、彼の写真は、観る人の何かを刺激する。
思い出せ。
思い出せ。
思い出せ。
命を。
このチャレンジを、あなたはどう受け止めるんだろうか。
この世界に、同じ大地の上に。
たしかに存在する命の美しさを、あなたはどの写真から見出すんだろうか。
『 死んでも良いんだよね。 この写真たちを、残せれば。』
まあ、そんな事言うなよ、また飲もうよ、と彼と別れてからも、
その言葉を、何度も思い出してる。
(似顔絵も提供して頂きました。にっ似てる....)
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クラウドファンディング残り16日となりました。
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