撮影日記① ビックリまさかの東京でキツネ!!
[ 6/14(金) AM4時45分 ]
ヤバい寝坊した!慌ててカメラバッグだけ持って自転車に乗り、いつもの撮影場所に向かう。
国道を渡り左カーブを曲がると、左手に「あら、首輪してない犬?」
まだ頭が起きていない…
はっと我に返る。
キツネだ!
しかもよく見りゃ、3頭!
「ここで止まったら逃げられる...」と思い、知らん顔して通り過ぎ、
相手との距離を十分に取ってから、ゆっくりとカメラを出し撮影を始める。
5分程して、キツネ達は近くの林に消えて行った。
そして私は辺りの散策を始める。
所々に糞もあるし、林に続く獣道もあるし、
そして何よりも3頭。
間違いない。子育て中だ、
と確信してこの場所を後にする。
後日。まだ薄暗い中、林に隣接する川沿いを探す。
フェンスの下をくぐった獣道がある…
恐らくはここに水を飲みにやってきているはず…
案の定居た。
けれどフェンスの向こう側で写真は撮れず...
すると畑の方でカラスが随分と騒ぐので現場に急行!
居ました!!
そして、トウモロコシ畑に消えた。
再度、巣のある林に帰ってくると思い、
身を潜めて待つ。
帰って来た!
3頭皆出て来て、じゃれあい始める。
(PENTAX K-3/DA★300mm)
そして、林の中からもう1頭出て来た。
全部で4頭のようだ。
だが、すぐに新聞配達のバイクが来て、
驚いて林の中へ隠れてしまった。
多分反対側の川沿いの方に。
現れると予測して先回り。
遠目からじっと待つこと10分。
現れた。
朝陽を浴びたキツネを撮りながら、
「ここは本当に東京か?」と自分自身も思ってしまった…
撮影時間わずか1時間。
キツネ達は林の中に消えた。
もう日中は出て来る事はないだろう...
しかしながら自宅から歩いて5分程のちょっとした雑木林の中で、
まさかキツネが子育てしてるとは.... 全く考えてもみなかった…
でもよく考えてみると、
この雑木林、誰も立ち入る事は出来ないのだ!
何故ならば民家に囲まれていて、
更に後方は川だし、周りには小さいながら畑もあるので、
キツネにとっては最高の条件なのかもしれない。
アスファルトとコンクリートに囲まれた東京....
そんな中でもこの様な生物が生息している。
そして今後、私たちはどの様に共生していくべきなのか?
未来を担う子供達が、「命とは何なのか?」を考えるきっかけになって欲しい。
そして散歩する親子の方々や年配の方々が、
自分達の暮らすすぐそばに、こんな素晴らしい生物が居る事で、
少しでも幸せになれたならと願っています。
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クラウドファンディング、いよいよ残り 13日 です。
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