クラウドファンディング 残り 3日 となりました。
現在、目標の84%の応援を頂きました。
誠にありがとうございます。
最後のラストスパート!活動報告の連続投稿をお許し下さい。
ツミの物語をお届けします。ぜひ楽しんで頂けたら幸いです。
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「始まり...新たな命をのこすために」
5月上旬。
オオタカの取材を終えて帰路につくと、
民家の隣の林の中で聞きなれた鳴き声がする。
「この声間違いないツミだ!」
自転車を停め林の中に向かう。すると、さっそうと目の前を横切る影。
居た!ツミのメスだ。
そして上空には、オスが鳴きながら飛んでいる。
「この時期にオスメス両方居る、間違いない営巣だ」
確信して巣を探す。恐らくこれだ!
巣を1つ見つけ、今日の所は帰る。
そして翌日から本格的に取材に取り組む。
朝5時、鳴き声を頼りに探す。
お互いに鳴きかわし、それぞれ高い梢に止まっている。
とにかく慌てず、騒がず、静かにゆっくりと状況を見守る。
オスが林の外側に向けて飛んで行った。狩りに出たのだろう。
この時期はオスが餌を獲りメスに運び、
メスは卵を産む為にゆっくりと身支度を整える。
その10分後。戻って来た。
どうやら餌はスズメのようだ。
メスが餌を食べている間、オスは別の木の上でのんびりと羽繕い。
メスが食べ終わり、くちばしを枝でふきだすと、
オスがさっそうとやってきて交尾が始まった。
巣自体はほとんど出来上がっているので、あと数日はこの行動パターンが続くのだろう。
そしてその数日後から、メスはちょくちょく巣に入り、
5月10日には、完全に巣に入ったままとなった。
オスが餌を持って来ると、巣の外に出て来て、餌を食べては巣に戻る。
そう、卵を抱き始めたのだ。
ここからが勝負。
相手にストレスを与えるのは禁物。
再度気を引き締めて取材にあたる。
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クラウドファンディング残り 3日です 。
目標まで残り約15%のところまで来ました!
一重に応援して下さるみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。
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