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難聴の少女の絵本を出版して、その売上げで福島のコドモ達を御宿の海へ招待したい。

この絵本は難聴のボディーボーダーYUMIEが、自身の体験を元に綴った難聴の少女が旅を通じ"大切なモノ"をみつける物語。絵本の売上は全て海に入れなくなってしまった福島の子供達を千葉県御宿の海へ招待し、サーフィンスクールを開催するチャリティープロジェクト『陽(あ)けたら海へ』の開催費にあてさせて頂きます

現在の支援総額

764,000

121%

目標金額は630,000円

支援者数

86

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/11/30に募集を開始し、 86人の支援により 764,000円の資金を集め、 2017/01/30に募集を終了しました

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難聴の少女の絵本を出版して、その売上げで福島のコドモ達を御宿の海へ招待したい。

現在の支援総額

764,000

121%達成

終了

目標金額630,000

支援者数86

このプロジェクトは、2016/11/30に募集を開始し、 86人の支援により 764,000円の資金を集め、 2017/01/30に募集を終了しました

この絵本は難聴のボディーボーダーYUMIEが、自身の体験を元に綴った難聴の少女が旅を通じ"大切なモノ"をみつける物語。絵本の売上は全て海に入れなくなってしまった福島の子供達を千葉県御宿の海へ招待し、サーフィンスクールを開催するチャリティープロジェクト『陽(あ)けたら海へ』の開催費にあてさせて頂きます

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おはようございます!

「ゆめぇちゃんの探し物」のデザイナーさんい志ざきがくくんとのツーショットです。

いつもみなさんの暖かいご支援本当にありがとうございます。

おかげさまで20万円台に入りました。

それでもまだ目標金額迄あと40万ほどです。

 

どうかどうか皆様のお力をお貸し下さい。

引き続き宜しく御願いします。

さて、もうすぐ年末となります。

私の職業は蕎麦屋の3代目となるので、大晦日はこれこそ本当に大変です。

3人兄弟の真ん中で、上は姉。下は弟です。本来ならば弟が優先的に、でなくても2番目は姉が引き継いだであろう蕎麦屋です。

何故私が3代目に?

初代は祖父です。なんと66歳から始めたそうです。

戦争で仕事がなくなり、石川島播磨重工業に頼み込んでなんとか働けた祖父。初めは門前払いされたそうですが、ずっと何度も御願いして、やっと入れてもらいそれはそれは必死に真面目に働いたそうです。周りの仕事がない人達も「入れてあげてください」と頼み込んで、やがては班長にまでなったそう。

退職の年齢に近づいたけれど、遅くに出来た子供、父と叔父が居たため、60代で修行をし、出来た蕎麦屋が「千登世庵」と言う事なのです。

80歳迄蕎麦屋をやり続けた祖父。そんな祖父をとても尊敬していたし、大好きでもありました。その祖父が良く話していた言葉があります。職人さんだったので言葉が荒いのですが祖父のそのままの言葉をぜひ皆さんへ。

「どうしておめぇだけ聞こえネェんだろう。きっとおめぇのご先祖様が何か悪い事したにちゲェネぇ。だけどとうちゃんもかぁちゃんも恨んじゃ駄目だぞ。誰も悪くねぇ。もし耳で聞こえなけりゃ、ここで聞け(胸を指して)そして聞いて人を助けてやれ。そうすりゃぁおめぇは幸せになれる。じいちゃんの言う事にまちげぇはねぇよ」

 

この言葉はしょっちゅう私に教えてくれて暗記してしまうほどでした。

人の声を胸で聞く。

この言葉の意味は最初はまったく分からずでしたが、大人になるに連れて分かってきました。

そう、私は読唇術で会話をするのですが、相手の顔を本当に良く見ます。

朝すれ違う時に「おはよう!」って声をかける時、暗い顔してる人が居ると「どうしたんだろう」と、気になって仕方ないので後になって「今日元気ないねどうしたの?」と聞くと「どうして分かったの?実はね・・」って話してくれたり、ニコニコしてる人には「あぁ!いい事あったんだね!おめでとう!とても素敵な笑顔!」と言うと「え、顔に出てる?ありがとう〜」って

そんな風に心の会話が出来る事に気づいたのです。

ちゃんと相手の顔を見る!これは本当に大切な事で、今はタブレットが流行っているから、相手の顔を見る事が本当に少なく、大事な事を伝えるのもタブレットを通して、が増えてる気がします。でも相手の顔にはちゃんと心が現れてると気づいてからは、もっと会話をする事が楽しくなりました。

これは耳の聞こえない人の特権でもあります。

聞こえない人は本当に良く見てるから小さな事も気づく事が出来るのです。

そう思うと耳が聞こえなくなるって、悲しい事ばかりではないんだなって。

だんだんとそう思えたきっかけでもあるのです。素敵な魔法の祖父の言葉。

本当に今でもはっきりと覚えています。

そんなとっても大切な言葉を教えてくれた祖父だからこそ3代目になろうと決心出来たのです。

さぁ、今年もいよいよラストスパートです。

頑張って蕎麦屋をやりきろうと思います!

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

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