皆さまのご寄付のおかげで実現することができた「日本スタディツアー」。ジェリックとランスが驚いたり、笑ったり、寒さにこごえたりした日々がついに、ついに、終わってしまいました…寂しいです。
「日本とフィリピン、たくさんの違いがある。でも、アクセスのなかまたちは、同じ方向を向いてがんばっていきたいという想いを共有しているんだということを知ることができた。」
ランスのそんな感想が印象に残っています。
準備期間は時間が足りず、「本当に実施できるのかなぁ」と不安でいっぱいでしたが、始まってしまえばあっという間の11日間でした。
滞在中のテーマの1つが、「日本の社会問題を知る」。
日本社会の矛盾を凝縮した街「釜ヶ崎」を訪れたり、労働組合や女性のためのカウンセリングをされている団体を訪れ、日本の社会問題を学びました。
もう1つのテーマは、「『子どもの居場所』の実践事例から学ぶ」。
釜ヶ崎、山科、小野の3地区にある、個性ゆたかな子どもの居場所(児童館など)を訪問し、それぞれの運営方針を聞かせてもらったり、日本の子どもたちと交流しました。
11日間の、あたたかい記憶
ツアーを通して、たくさんのアクセスの関係者の方々と再会がありました☺ また、素晴らしい出会いにも恵まれて、二人は本当に充実した日々を過ごせたと思います。
たこ焼き初体験の時のジェリックのワクワクした表情。色づいた秋の街路樹をうれしそうに写真に撮る二人の表情など、思い出すと胸があったかくなります。
二人にとってだけでなく、二人とともにこの11日間をすごしたたくさんの人々にとって、大切な想い出になったと思います。
200名以上の方に支えていただいて
152名の方にご寄付いただき、50人近くの方々にボランティアやインターンとして一緒に創り、参加していただいた日本スタディツアー。「出会い×再会×学び」あふれる旅になりました。
ご協力、ご参加くださった皆さん、本当にどうもありがとうございました!!!
アクセス 事務局長 野田沙良
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ご寄付くださった皆さまには、2月までに報告動画をお届けします。また、アクセスの会員・サポーター・ボランティアの皆さまには、報告冊子をお届けする予定です。どうぞお楽しみに!