予定通り7月30日に発送致しました。合計26件を発送致しました。早ければ明日の午前中には配送されると思われます。ひとりひとりに感謝の言葉を書いて発送させて頂きました。が、ヤマト運輸さんに持ち込んだ際に受付時間ギリギリに持ち込んだ為に、ヤマトスタッフさんが大混乱されていて、配送伝票が乱れていました。もし、なにかの不都合な点がありましたら私に連絡を頂けたらと思います。なんとか、発送を乗り越え、ひとまずは胸をなでおろしているところです。
今回は、このプロジェクトがサクセスした時に作ってみたかった信州味噌を使ったdipを作ります。味噌は徹底的に信州産にこだわる上田市の大桂商店の・奏龍大吟醸-雅-・信州 奏龍 甘味噌を使わせていただきました。やはり食べてみて実家の祖母の味に近い信州味噌でした。そこに胡桃で食感とナッツの濃厚さと黒糖でマイルドで複雑な甘みを調節しました。どこか懐かしい味を追求しました。
今回のdipは旬を捉えたいと豊洲市場に向かいました。豊洲の市場は久しぶり。築地に比べるとすっかり綺麗になってしまって活気も面影もなく、なんだか味気ない気がして足が遠のいてしまいがちです。それでも、日本の旬も食材もここに集まる場所。旬を探しに行ってきました。今回、惹かれた食材は「琵琶湖産 稚鮎」この食材をどのようにdipに集約していくのか?フランス料理では、サーモンをリエットにするように、お魚に香草や野菜、生クリームでつなげてペーストにします。その技法を使って稚鮎でリエットを作ります。鮎と相性の良い蓼やキュウリも使います。鮎の苦味を活かした面白いdipに仕上がることでしょう!7月も中旬が過ぎ、絶賛dip製作中です。7月下旬(29日、もしくは30日)に発送予定です。せっかくなのでフレンチ風の一皿を作ってみました。※今回のdipとはあまり関係ないかもしれません...。「琵琶湖産 稚鮎のフリット 蓼ときゅうりのソース」
活動報告その2走る豚のリエット!こちらも熊本県菊池のやまあい村の武藤さんが心を込めて育てた走る豚。この食材もプロジェクトがサクセスしたら絶対に使いたい食材のひとつでした。個性豊かな豚と心豊かな武藤さん。^_^その優しくて清い味がこの豚の持ち味です。リエットなので、パンに塗っても美味しいですし、ワインと合わせたら更に楽しみが広がります。ぜひ、自分なりの楽しみかたを見つけてください!※2017年11月に菊池訪問の時※やまあい村の武藤さんにお会いしました。やまあい村だけあって大自然の山の間に走る豚が放し飼いになっています。豚は活き活きと動きまわっています。健康な豚を育てる事を大事にしているそうで、免疫を最大化する事でSPF豚より「走る豚」は保菌率が低いそうです。自然の中なので菌や虫は多いのですがそれ以上の免疫力をつけることによって厩舎で徹底管理された豚よりも健康になる→健康な肉(もちろん美味しい!)→人が美味しく頂く→人が健康になる。そんなサイクルを意識してらっしゃるようです。また、狭い厩舎で飼われた豚は、どうしても衛生管理が追いつかず、糞と尿が合わさる→アンモニアが発生し臭くなる→臭い空気を吸い込み肺に回る→骨や肉に臭いが蓄積されるとのこと。なので豚骨を炊いた時に厩舎の臭いがわかるとおっしゃっていました。もちろん、走る豚も糞尿はしますが、本来豚は清潔好きで大自然がうまく分解して肥料になります。この大自然の香りを吸い武藤さんの愛情を受けた豚たちは皆元気に育っています。夕方になりピーンと張り詰めて冷えていく空気と静けさに包まれる大自然が豚達をゆっくり包み込み美味しい肉に仕上げていきます。