活動報告その2
走る豚のリエット!
こちらも熊本県菊池のやまあい村の武藤さんが心を込めて育てた走る豚。
この食材もプロジェクトがサクセスしたら絶対に使いたい食材のひとつでした。
個性豊かな豚と心豊かな武藤さん。^_^
その優しくて清い味がこの豚の持ち味です。
リエットなので、パンに塗っても美味しいですし、ワインと合わせたら更に楽しみが広がります。
ぜひ、自分なりの楽しみかたを見つけてください!
※2017年11月に菊池訪問の時※
やまあい村の武藤さんにお会いしました。
やまあい村だけあって大自然の山の間に走る豚が放し飼いになっています。
豚は活き活きと動きまわっています。
健康な豚を育てる事を大事にしているそうで、免疫を最大化する事でSPF豚より「走る豚」は保菌率が低いそうです。
自然の中なので菌や虫は多いのですがそれ以上の免疫力をつけることによって厩舎で徹底管理された豚よりも健康になる→健康な肉(もちろん美味しい!)→人が美味しく頂く→人が健康になる。
そんなサイクルを意識してらっしゃるようです。
また、狭い厩舎で飼われた豚は、どうしても衛生管理が追いつかず、糞と尿が合わさる→アンモニアが発生し臭くなる→臭い空気を吸い込み肺に回る→骨や肉に臭いが蓄積されるとのこと。
なので豚骨を炊いた時に厩舎の臭いがわかるとおっしゃっていました。
もちろん、走る豚も糞尿はしますが、本来豚は清潔好きで大自然がうまく分解して肥料になります。
この大自然の香りを吸い武藤さんの愛情を受けた豚たちは皆元気に育っています。
夕方になりピーンと張り詰めて冷えていく空気と静けさに包まれる大自然が豚達をゆっくり包み込み美味しい肉に仕上げていきます。