ロシア連邦の1つの構成自治体であるヤクーチヤの音楽と言われたら、どんなものを想像しますか? どんな音色なのかは分からないけれども、きっと民族楽器で奏でた民族音楽でしょう。 僕も調べてみるまではそうでした... まずはロシア語でヤクーチヤ音楽の意味の "якутская музыка"で検索しました。 そこで検索結果を見てみると驚くべきことに、上位の検索結果はあまり「民族音楽」という感じのワードをあまり含んでいませんでした。 どういうことなんだろう?と思いながらとりあえずトップに出てきた"SAKHAMUSIC.RU"を開きました(http://sakhamusic.ru)。 "SAKHAMUSIC.RU"はサハの現代音楽のポータルサイトでした。 サイトのナビゲーションやメニューなるもの、音楽のダウンロードボタンはロシア語でしたが、アーティスト名や曲名はロシア人である僕には全く読めませんでした(笑) 実際に聞いてみても、全てヤクート語でした。 http://sakhamusic.ru/#!go:main:1 (全部フルで無料再生/DLできるので聞いてみてください^^) そこに揃っているヤクート語音楽曲数もアーティストもとても多かった。 なんと、丸々独立したサハのポップミュージック界が存在したのです!!! (ヤクーチヤのシンガーソングライター) 僕にとっては驚きを隠せないことでした。日本で例えると津軽弁のロックやラップやR&Bや、そんなものが沢山存在しているということなのです。これも色々な文化が押し殺されず共存できているロシアの魅力の一つなのだろうと改めて思いました(全150民族程度)。 (ロシア連邦の各地の民族の服装,右から2列目の真ん中はおそらくサハ人) そしてそのような音楽を作業しながら1、2時間聞いてみました。自分が慣れている部類のポップミュージックでありながらも、今まで聞いてきたものとどこかが違って神秘的に感じました。どこがそう思わせたのだろう?って考えてみると、答えはやっぱり「ヤクート語」にあったのでしょう。母音とか「ンー」とかという音が多くて、とても声を伸ばし、深く響く言語でした。 (サハの女性アーティスト) やはりサハはロシアの一部と言えどもロシアではない。自分から見たサハのイメージを一枚一枚めくっていくと、そこの内側には無限に独自のルーツ・言語・歴史・文化がある。調べる度に、サハは自分が知らない世界なのだという認識が強くなっていく。そしてロシア人の自分からして自分の持っていたイメージと共通しているところはあるにしても、そこに対するギャップのあるものがどんどん自分の中に膨らんでいる。そのイメージと現実の狭間がとてもとても面白く、自分をさらに奥に引き込んでいく感覚がする。 だからこそ今自分は真剣に、 「サハ共和国のことを知りたい」と思っています。 ここにPONSASHというアーティストのPVを乗せておくので、見てみてください〜 https://www.youtube.com/watch?v=0GHWIlp5oOE&index=25&list=PLnzEeYQ2kHnqFBNrmpIWgFuQnw0rARzoq https://www.youtube.com/watch?v=h-xDl3OTtQo&list=PLnzEeYQ2kHnqFBNrmpIWgFuQnw0rARzoq&index=31
ヤクーチヤを本当に好きになれるのは夏である。しかしその冬を体感せずには、理解はできない。 ヤクーチヤ(サハ共和国)の四季についてインターネットで調べていたとき、とあるロシア人ブロガーのこの言葉に目を留めた。 僕らは何故冬のサハ共和国に行くのだろうか?その答えとなるモノが一つ見えたのであった。 実際僕メンティが親にヤクーチヤに行くということを告げたとき、何故冬になんかこんな地域に行くのか?そもそも寒いし外にいれる時間なんて少ないし不便だし、こんな地域の見所は夏だよ!と言われた。 しかし実際、親のこの発言は一理ある。 なぜならヤクーチヤのような極寒の地域の短い夏は、自然全体が短い命を燃やしながら花開くからなのである。もちろん熱帯地方ほどの鮮やかさではないけど、その地域として全力を挙げて栄えているのである。 素朴な力強さと清らかさ素朴さの詰まったヤクーチヤの夏の自然の写真をご覧くださいませ。
今回は、オイミャコンに対する世間の声をまとめたいと思います。 僕も、以下のような「本当かウソか」わからないような謎の魅力にハマり、渡航決意に至りました。 ロシア、オイミャコンのバスの中で80人が凍死 http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1482979334 スプートニクさんに書いて頂いた記事が2ちゃんねる のスレッドになっていたのを見て、ねらーの純粋なコメントが、まさに世間が知りたいオイミャコンの謎だなと思ったので、一部抜粋してみました (ちなみに、スレタイにある80名凍死というのは過大解釈で、オイミャコン村のみの出来事ではなく、サハ共和国周辺地域で起きた凍死事故の統計数である可能性が高いです) ・-50度でもバスって動くんだ ・夏の日中は30℃を越えることもあり なんで? ・洗濯物を外に干したらすぐに水分が凍るから洗濯物を振り回して氷を振り払えば乾燥完了 っていうのが面白かった ・でも温泉湧くんだぜ 服脱ぐタイミング誤ると即死しそう ・真冬に食べるソフトクリームが暖かい食べ物になりそうだな ロシア全体で、冬の戸外でなにか食う時の食べ物としてアイスクリームが好まれてるらしいから 普通にそんな感じなのかも ・オイミャコンだけ宇宙にむき出しなんじゃね ・ここまで寒いとエンジン止めたらもう動かなくなるから24時間アイドリングさせっぱなしってマジ? ・こういうレベルになると街の真ん中に街全体を温めるボイラーがあって各戸にパイプが繋がってるんだろ ・外より冷凍庫の方が温かいから部屋に冷凍装置つけて部屋全体を冷凍庫状態にしてるらしい ・世界で一番寒い地域 世界で一番暑い地域 世界で一番高高度の地域 を訪れる旅番組で 高高度の地域が一番苦しいという結果だった 低酸素が一番死ぬみたい ・呼吸した瞬間肺が凍って死ぬの? ・"日本からオイミャコンへのアクセスはもちろん容易ではない。そこで彼らはクラウドファンディングを利用し、渡航費用を集めている。" 自分で金貯めて行けや なんなんこいつら はい。まぁめちゃくちゃですね。笑 さすが2ちゃんねる。 ちなみに、幼いころは僕も2ちゃんねらー。小学校3年生でロム専、4年生くらいからはよく書き込んでました。とてもイノベーターですね。こういうアングラ界隈が大好きです。 とりあえず思ったのは、僕も色々と現地について調べていて、意外にオイミャコンに興味ある人って多いんだなという印象です。 実際、どうなの? ってのが僕の中でも一番大きく、もしかしたらマイナス71,2℃って全然北海道と変わらないかもしれないし、本気で死にそうになるかもしれないし、未知です。 一部で、経済が機能していなく物々交換が主流であるのような情報も見て、そこらへんの真偽を確かめてきたいなと思っています。 実際、本当に物々交換の世界であれば、経済活動の本質のヒントを少しでも味わいたいなとも思いますし、逆に、どこぞのジャンプする少数民族のビジネスみたいに、バリバリ商業化していたら、それこそアフリカの子どもたちがiphone使ってるみたいなギャップや不協和によるイノベーションのヒントが得れるかもしれませんし、兎に角楽しみというのが一番です。 僕は、普通に日本で生まれ、普通の日本の家庭で育ってきた人間です。ごく一般の日本人と同じような教育を受けてきた中で、サハ共和国という現地がどう見えるのか、そのリアルをお届けするのが楽しみでしょうがないです。 また、2ちゃんねるの声の中や、SNSでの拡散の過程で、最後に抜粋したような、クラウドファンディングや僕らに対する批判の声もチラホラみてます 僕は、このような少額資金調達の選択肢が、世の中に広まってほしいと思っているので、ガンガン批判してもらって、新しいお金の集め方としてもっと注目を集めたいです。フィードバックして頂けるのも有り難いことですし。 今回のプロジェクトはall-in方式ですので、プロジェクトサクセスでなくとも、残り渡航費分を自分たちのお金を使い、渡航は実行されます。 ただ、概要に書かせて頂いた通り、最低限の費用で86万円という見積もり、また予想外の経費などもかかって来るはずなので、みなさんの支援して頂けるお金によって、プランのクオリティが変わるのは間違いないです。 渡航報告会で伝えられる質も変わってくると思います。 金銭面を理由に、現地での貴重な機会を失いたくないので、僕らも最善を尽くしますが、どうかご支援よろしくお願いいたします。少額でも本当にうれしいです。 3000円いただければ、その分、極寒と戦って現地の調査を代行するとお考え下さい。笑 生死を基準にすると、なかなかにフェアじゃないですね。 半分冗談です。笑 ただ、過去の自分の旅で、何度も生死の境目を経験しているので、コレ以上行ったら死ぬみたいなラインは経験から理解しています。そこらへんはご安心下さい。対人間にも気をつけます。 昨日、宣伝させてもらった14日のベルホヤンスク報告会でも、情報収集をするつもりですが、恐らく限界があります。自分の身は自分で守る純費をして、出来る限り最高のパフォーマンスで渡航を迎えたいと思っております。 パトロンの方々は、 リアルタイム実況、渡航報告会、料理会などなど 楽しみにしていてください!
今回は、近日中のイベントのご連絡を。 1月14日 (土) 18:30〜 【報告会】世界で一番寒い所へ行ってきた【寒極~ベルホヤンスク】 https://www.facebook.com/events/1809757605932589/1822264728015210/?notif_t=admin_plan_mall_activity&notif_id=1483824880689688 こんなイベントにご招待いただきました。 当日は、僕とメンティも渡航プランなど、お話できればと思っております。 イベント主催者は、昨年ベルホヤンスクに渡航した中西さん。 普段は会社経営をされている方です。 昨年春に、メンティが東京大学でロシア料理を売った時に出会ったそうです。 僕もまだ、深くお話を伺ってはいないのですが、ロシア連邦サハ共和国について、かなり興味を持たれて情報収集や渡航をされているようです。 先日聞いた際は、シベリア鉄道沿い(?)を車で横断したとの話も聞き、僕は圧倒されました。笑 ちなみに、タイトルにもあるベルホヤンスクとは、世界で一番寒い居住地としての記録を保持している地域 (オイミャコンは、測量が曖昧でマイナス71,2℃の記録は公認ではない) オイミャコンと同じくらい魅力的です。 先人の方の話を聞いた上で、現地を訪れることは、貴重な旅の時間を有意義に過ごす貯めに不可欠なものですので、今回のイベントでは僕も勉強のつもりで参加させて頂きます。 ぜひ、僕らの報告会に参加表明をしてくださっている方も、こちらにいらしてください! 参加者もかなりディープなのではと期待しています。 また、イベント後にも報告をさせて頂きます!! 引き続き応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m
あけましておめでとうございます。 宮代 です。 メンティが昨日今日と 2日連続でサハ共和国の魅力を記事で投稿してくれています。 実は、僕も全く知らない情報も記されていて、毎日勉強させていただいてます。笑 さて、本題ですが 僕らの挑戦を もっと! 知ってもらうために! もっと! 魅力をしっかり伝えられるように! 毎日、記事を投稿することにします。 記事は毎日2本立て ① メンティによる ロシア連邦・サハ共和国の魅力 お勉強コーナー ② 宮代による クラウドファンディングの進捗報告 リターン説明 将来など 今回の渡航目的の一つは「発信」 つまり、もうはじまっています。 今回の渡航に関して、クラウドファンディングでページをリリースすると決めた理由は、単なる資金調達のためにしたかったからではありません。 認知。 信頼。 信用。 愛情。 感動。 怒り。 啓発。 決意。 覚悟。 多くの意味を込めて、僕らはいま、挑戦をしています。 それこそが、私たちを取り巻く社会という環境の本質を知るための一つの旅だとも思います。 そんな想いを、ストレートにぶち込むために せっかく、こんなにも多くの方に見ていただいているので 書きます。 どうか、ご一読頂けますと幸いです。 もちろん、クラウドファンディングのリリース詳細についても書かせて頂きます! 「支援します! けど、報告会ってどんな感じ?」 みたいな声をたくさんいただいているので、それも投稿します。 まだまだ期間は余裕ありますので、じっくり吟味してください。 明日も、明後日も、その次の日も 僕らは生きていて、書いてます。 そんな姿を、知ってもらいたいし、色々と感じてもらいたいです。 応援、よろしくお願い致します!