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子どもたちが未来をデザインするための新しい学習支援を作りたい!

生まれた地域や環境によって子どもたちの可能性が左右されてしまっている現状があります。 すべての子どもたちが、個別の学習指導と周囲にある興味関心に関するプロジェクトへの参加を通じて、学力・自尊感情・生活力を楽しみながら身につけられる新しい学習支援のモデルを作るために、みなさんの力をお貸しください!

現在の支援総額

85,000

28%

目標金額は300,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/12/22に募集を開始し、 7人の支援により 85,000円の資金を集め、 2017/02/20に募集を終了しました

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子どもたちが未来をデザインするための新しい学習支援を作りたい!

現在の支援総額

85,000

28%達成

終了

目標金額300,000

支援者数7

このプロジェクトは、2016/12/22に募集を開始し、 7人の支援により 85,000円の資金を集め、 2017/02/20に募集を終了しました

生まれた地域や環境によって子どもたちの可能性が左右されてしまっている現状があります。 すべての子どもたちが、個別の学習指導と周囲にある興味関心に関するプロジェクトへの参加を通じて、学力・自尊感情・生活力を楽しみながら身につけられる新しい学習支援のモデルを作るために、みなさんの力をお貸しください!

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▼ご挨拶

はじめまして、NPO法人Crèche(クレイシュ)の井上と申します。私は、前所属団体である認定特定非営利活動法人Teach For Japan、特定非営利活動法人Learning for Allから約4年にわたって、大阪市内を中心とした約500人程度の子どもたちの学習支援に関わってきました。

学習支援を行う中で、さまざま理由から、将来の可能性が制限されてしまっている子どもたちが大阪を中心とした関西にもたくさんいることを実感しました。それと同時に、子どもたちの学力だけでなく、自尊感情や生活力などを伸ばしていくことも必要だと感じ、2016年10月にNPO法人クレイシュを立ち上げました。

そんな子どもたち一人一人の状況に合わせた個別学習指導と興味関心に合わせたプロジェクト活動を行う「新しい学習支援」を来春から本格的に展開していくためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。


子どもたちが将来に希望を持ち、これからの人生を生きていくために必要な学習支援のモデルづくりに関わってみませんか?

 

▼私たちの課題意識

家に帰っても親がいない子ども、兄弟の面倒を見ないといけない子ども、親から大切にされていないと感じている子ども、経済的な事情で進学を諦めざるを得ない子ども…

さらには、学校の授業についていけない子ども、じっとしていられない子ども、他人と上手くコミュニケーションをとれない子ども…

彼らは学力が低いことや他の人と比較すること、そして自分自身を認めてくれる存在がいないことによって、自分に自信を失ってしまいます。

そうして彼らは、自分たちの可能性を自分自身で諦めてしまいます。「やってもどうせ意味ない」「自分にできるわけがない」…。

  

 

こうした子どもたちの背景には構造的な課題が存在しています。

親世代の社会的・経済的な格差が子ども世代の学力や学習意欲にまで影響を及ぼし、その影響が子ども世代の学歴や所得にまで及ぶことで階層が再生産されてしまいます。この階層の再生産により、本来全ての子どもたちに等しく存在すべき「学び」の機会が不平等が生じてしまっているのです。

さらには、現代社会は急速なグローバル化の進展に伴い、社会はより複雑に変化していっています。これからの社会を普通に生き抜いていくためには、従来の基礎学力だけでなく、コミュニケーション力や課題解決力といった、自らの人生をデザインする力が必要になっていくと考えられます。 

教育機会の不平等と、社会の変化に伴う必要な力の変化。この2つの課題を解消することが、私たちの目指すところでもあるのです。

  

 

こうした子どもたちを支えるために、近年多くの自治体で学習支援が実施されるようになりました。しかし、こうした学習支援の多くは子どもたちの基礎学力面をサポートする仕組みにはなっているものの、自尊感情や生活力の向上といった子どもたちの成長そのものを支えられる仕組みにはなっていない、というのが現状です。

 

 

▼ある子どものエピソード

こうした思いの中、私たちは今年の春からプログラムを開始しました。その中である小学5年生の男の子に出会いました。 

彼は学校にもきちんと通って、友達もたくさんいます。しかし、算数の計算に時間がかかってしまったり、漢字を覚えたりするのが苦手で、「わからん、やりたくない。」と言っていました。

そんな中で、毎週教室に来て、サポーターの大学生と一緒に勉強する中で、少しずつ理解できる内容が増えていきます。 

ある日、算数の授業の中で図の面積を求める問題に取り組んでいました。その日の確認テストで、ついに彼は自分の力で満点をとったのです。「やった!自分で解けた!」彼は喜びのあまり、大きく万歳しながら教えてくれました。 

また、プロジェクト学習でも初めはあまり議論に加わらず、遊んでしまうこともありました。それでも勉強を通じて自信をつけてきたのでしょうか、自然と積極的に意見を出すようになりました。

このように自分から勉強に取り組むようになった結果、プログラムの最終日のテストでは50点以上も得点を伸ばしたのです。

 

 

 
▼私たちが実現したいこと

私たちは、彼のように子どもたちが主体的に自らの可能性を切り拓いていけるようなきっかけをつくりたいと考えています。子どもたちが自らの意思で活動できるような環境を整え、積極的に活動する中で学力や自尊感情、さらには生活力が向上していく。そうすることで、子どもたちが将来に希望を持てるようになる。そのような、自らの人生をデザインしていく力を得られる「学び」の機会をつくりだしていきたいのです。

もっと言うと、こうした「学び」の機会は、本来すべての子どもたちに保障されているべきであり、子どもたち一人一人が将来に希望を感じられる状態こそが教育や社会のあるべき姿だと考えています。

このような社会を実現していくためにも、保護者、学校の先生方、地域の方々などのさまざまな人たちが集まる、起点となるような学習支援教室をつくりたいと考えています。そしてこの学習支援教室が、将来的に子どもたちを支えていくコミュニティのきっかけになるようにしていきたいです。

 

 

▼資金の使い道

私たちNPO法人クレイシュは、今年度法人格を取得したばかりで、事業の本格的な展開は来年度以降になります。今回のプロジェクトでみなさまから頂いたご支援は、来年度以降の事業展開のために使わせていただきます。具体的には、子どもたちが使用する教材の購入費や、大学生ボランティアの交通費に充てさせていただきます。 

 

 

▼リターンについて

サンクスレターをはじめとして、事業報告書やプログラムレポートの送付、さらには研修や指導の見学権、実施するイベントの参加割引などを、金額ごとに設定させてもらいました! 

どちらかと言うと、何かをプレゼントするというよりも、私たちや子どもたちと一緒に何かをすることへのチケットがメインになっています。私たちの活動に参加して、新しい学習支援のモデル作りに関わってみませんか?

 

最新の活動報告

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  • みなさん、こんにちは!最近寒暖差が激しいので体調管理が大変ですね…。 さて、昨日2/4(土)は冬季学習支援プログラムの5日目でした! 浪速区の小学校拠点では、算数の勉強とプロジェクトベースの学習の両方が行われています。算数の授業ではただ問題を解くだけではなく、割合の考えを利用したものづくりをしたり、理科と算数の考え方を交えた実験をしたりと、子どもたちが興味をもって学べる仕掛けがたくさん施されていました! また、プロジェクト実施に向けた準備も着々と進んでいます。今季は子どもたちがチャンバラ大会を企画していて、大人も子どももみんなが一緒になって楽しめるように創意工夫をこらしているようです! ルールを考える班、当日の進行を考える班、集客の準備をする班、必要な装備物を準備する班と4つの班に分かれて準備をしています。それでも班の垣根にしばられず、必要に応じて自分から他の班のメンバーと話し合ったり交渉したりする姿が見られました。知らず知らずのうちに、子どもたちにも色々な力が身についているようですね! 東淀川区の中学校拠点では、いよいよ大阪府の私立高校入試が目前に迫ったということもあり、いつにも増して子どもたちが熱心に勉強をしていました!入試直前で不安はいっぱいあるけれど、前よりできること増えたからきっと大丈夫だと、自信をのぞかせる子どもの姿もありました。 また勉強のあとは私立高校を受験する子どもたちへの激励を兼ねたプチお楽しみ会が開かれました!普段勉強を教えているサポーターも子どもたちと一緒になって楽しみつつ、子どもたちに向けたエールを送っていました。寄せ書きや縁起担ぎのお菓子など、子どもたちの健闘を祈るプレゼントもありましたね。 今週末の私立高校入試、そして来月上旬の公立高校入試と、入試までの時間は確実に迫って来ています。それでもその時間の短さを嘆くのではなく、まだできることがいっぱいあると切り替えて、全力で駆け抜けて欲しいと思います。受験勉強がただ子どもたちの進路の実現のためだけでなく、子どもたちの人生においても有意義な時間であったと言えるように、みんなで一緒にがんばっていきたいと思いました! 暦の上では立春を迎え、冬から春へ移り行く今日この頃、子どもたちも少しずつ確実に成長していっています。そんな子どもたちの成長をともに見守っていく人が少しでも増えていくことを心より願っています! もっと見る

  • 関西地方にもとんでもない寒波が襲っていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 昨日1月14日(土)は冬季学習支援プログラムの2日目でした!昨日の大阪はとても寒かったのですが、浪速区の小学校では朝から子どもたちが集まって、元気な姿を見せてくれました!浪速区の拠点では教科学習に加えてプロジェクト活動も行っています。秋季には子どもたちの力でお化けやしきを開いたのですが、冬季は何をするかについて子どもたちとスタッフと一緒になっての話し合いも行われました。一体、今季はどんな活動が行われるのでしょうか…? 午後からは東淀川区の中学校で学習支援が行われました。受験が日々近づいている中で、子どもたちは苦手な問題にも真剣に取り組んでいました。指導時間終了時には、「今日めっちゃがんばった!」と満点の解答用紙を笑顔で見せてくる姿も。自分で考えた経験や、自分で努力してできるようになった経験が、わずかながらでも子どもたちの自信につながっていることが垣間見えた瞬間でした。ただ学力を上げるということだけを目的とするのではなく、子どもたち一人一人にとって本当に必要なことを考え続けたいものですね。 冬季プログラムはまだまだ続きます。これからも応援をよろしくお願いいたします!   もっと見る

  • 新年が明けてはや1週間、みなさんいかがお過ごしでしょうか? クレイシュでは、1月7日(土)から冬季学習支援プログラムが始まりました!秋季に引き続き浪速区の小学校と東淀川区の中学校、2つの拠点で毎週土曜日に学習支援を実施します。 浪速区の小学校の拠点では、開講式が行われました。開講式には校長先生や地域の方もいらっしゃいました。また「人間知恵の輪」というレクリエーションもあり、子どもたちも大人たちも交わり手をつないで、楽しんでいる様子が見られました! 東淀川区の中学校の拠点では、いよいよ受験を目前に控えた中学3年生の子どもたちが、真剣に勉強に取り組んでいました。指導時間終了後も残って勉強する子どもたちも多く、サポーターたちも残りわずかな期間で何をすべきかについての議論が行われました。 冬季プログラムの初日は、子どもたちの元気な姿を見られて嬉しかったのと同時に、子どもたちのために私たちは何をすべきかについて考えることにもなりました。小学生と中学生、さらには子どもたち一人一人に対して異なるとは言え、私たちができることやすべきことはたくさんあります。より良い環境を子どもたちに届けるためにも、一人でも多くの方にクレイシュに参加していただけることを、心より願っています! プログラムの情報については今後も更新していきます!お楽しみに! もっと見る

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