はじめまして!高清水養豚組合の邊見優洋です。
宮城県の北部、高清水で昭和47年より「本物の豚の味」にこだわり、血統・餌・環境のすべてに妥協することなく、一頭一頭真心を込めて豚を育てています。
私は高清水養豚組合で農場長として、安心・安全はもちろん、本当に美味しい豚の味を消費者の皆様に味わってもらうためを育てています。
今まで私達は消費者の方々に直接商品を販売するということをしてきていませんでした。
しかし、自分達が手間暇かけてこだわりを持って、育てた豚をもっと多くの消費者の方々に直接届けていきたいという思いを実現するため、ついに今年の1月に商品化をしました!
その商品名は「32℃豚」
ちょっと変わった名前ですが、実は融点(脂が溶ける温度)に由来しています。
一般的な豚の融点が38℃前後なのに比べ、32〜34℃と人肌で溶けるほどの低い融点であることが特長です。
そのため、舌の上でサラリと溶けて、深い甘みがふわっと広がります。
脂嫌いな人が「この脂、飲みたい!」と思わずつぶやいたほど、“軽やかで、とろけるような芳醇な脂軽やかで、とろけるような芳醇な脂” はまさに究極の味です。
味わっていただいた方は「豚ってこんな味だったんだ!」と、きっと驚かれることでしょう。
本物の、うまみ溢れるジューシーな肉質をぜひ味わってみてください。
うっとりするほど甘くて芳醇な脂、溢れる肉汁そのものが究極の調味料です。
32℃豚の特徴はなんと言ってもそのとろける”脂”の味わいです。
豚肉好きな方はもちろん、少し苦手という方でも一口食べるとその味に驚かれると思います。
おいしい豚肉を育てる源は、「血統」「餌」「環境と管理」の3つです。
健康に育たないとおいしい肉にはなりません。
おいしく安全な豚をお届けすることを第一に考え、愛情いっぱいにのびのびと育った豚を、真心込めて育てています。
1つ目のこだわりは、選ばれた「血統」です。
うまみ溢れるおいしいお肉は「おいしいお肉のDNAを持つ家系の組み合わせ」から生まれます。
肉豚を生産するための豚を「原種豚」と呼びますが、32℃豚の原種豚(雄豚)には全て血統書が付いています。
どの祖父母、父、母豚から生まれたのか徹底管理し、DNA劣化を防ぐための科学的な検証を重ねています。
また、3種類の豚の長所を活かすのは「三元交配種」です。
32℃豚として生まれてくる品種は、三元交配でつくられます。
味のよい、選び抜かれた三品種を交配し、長所を生かした豚が32℃豚と呼ばれます。
2つ目のこだわりは長年の経験から生まれる、匠特性オリジナルの餌と高清水で育まれる水です。
良質な国産原料でつくられる栄養満点の餌は、自社で保有する飼料場(国内の養豚農家では珍しい!)で、私たちの豚に合うように考えに考え抜いた、匠特製オリジナルのレシピです。
出来上がった餌は、人間でも食べられるほどの質の高さです!
また、名水「桂葉清水」に育まれる高清水養豚組合の地には、日本の名水100選に入る「桂葉清水(かつらはしみず)」が湧き出ています。
32℃豚も、この清水を育む地下水を飲んで育っています。
清らかでミネラルが豊富な水は臭みのない肉質をつくる上で欠かすことのできないものです。
3つ目のこだわりは、のびのびと育つ、快適な環境です。
32℃豚は広大な緑に囲まれた最高の環境で育ちます。
暑さに弱い豚にとって、宮城の気候は相性抜群です!
のびのび育つよい環境に恵まれていますが、繊細な豚はストレスを受けやすいため一頭一頭に気を配り、温かく見守る体制が必要です。
環境の変化によるストレスは豚の肉質にも大きな影響を与えるため、同じ時期に生まれた豚たちは、同じ環境でずっと一緒に育ちます。
そのためストレスによる負荷が少なく、のびのびと元気で健康な豚に育てることができるのです。
32℃豚を扱っているレストランのシェフの方の声を一部ご紹介します。
ー32℃豚の魅力はどんなところでしょうか。
脂身がとにかくおいしい。全然しつこくないんですよね。
肉質も柔らかくてジューシーだし、お肉自体がサーモンピンクで透き通っていて見るからにおいしいのがわかる。
うちは1頭買いさせてもらっているので、煮込みにしたり、粗挽きにしたりして色々なメニューを試しています!
ー32℃豚の魅力はどんなところでしょうか。
最初に感動したポイントなんですけど、余分な脂を抜くために豚バラを圧力にかけたりすると、出てきたブロードに臭みが残るんですよね。
おいしいと言われている豚肉を使っても再利用まではできないことがほとんど。
でも32℃豚はブロードもおいしく使えるんですよ。これは本当に驚きました。
他の調理でも旨みをプラスする際に使えるほど、臭みが全くなくておいしいんですよ。
今回、こちらの32℃豚の商品化を記念して、32℃豚の魅力を直接消費者の方々に感じてもらうイベントを開催したいと考えています。
生産者である私や32℃豚に関わる関係者が、皆様に32℃豚を味わい尽くしてもらうためのイベントです。
当日は32℃豚を美味しく味わっていただくのはもちろん、生産方法へのこだわりや私達の思いなども直接話させていただいたり、32℃をより美味しく味わってもらうための企画などさせていただき、皆様を心よりおもてなしさせていただきたいと思います。
また、皆様からこれからどんな商品があったら嬉しいか。どんな事がサービスがあれば嬉しいか。などもお聞きかせいただき、皆様により一層喜んでもらえるために、32℃豚をより魅力的にしていくために皆様のお力や考えをお聞かせいただきたいと考えております。
おいしいものを食べるということは、自分も周りも幸せを感じることができ、一番心を豊かにすることだと思いますので、これからも消費者の皆様に喜んでもらえるようにこだわりを持って豚を育てていきたいと思います。
ぜひご支援いただけると嬉しいです!
▲ロース・肩ロース・バラの人気部位の詰め合わせ、合計300gセットです
▲ロース400g・肩ロース200g・バラ400g、合計1kgのセットです
▲イベントの開催日は3月末の土曜日に東京での主催を予定しております。
当日は32℃豚を味わい尽くしてもらうとともに、私ども生産者や関係者より皆様を精一杯おもてなしさせていただきます。
(人数や参加者により場所が変更になる場合がございます。)
▲料理家が提案する32℃豚を美味しく味わうオススメのレシピとそのための部位のセットを年4回送ります。
※部位や各部位の量はオススメのレシピによって提案させていただきます。
・32℃豚Online Shop
最新の活動報告
もっと見るリターン商品の発送のお知らせ
2017/04/02 00:4332℃豚を育てている邊見です。 大変お待たせしておりました、リターン商品の発送の準備が整いました。 本日より順次発送をいたしますこと、お知らせいたします。 ご支援いただいた皆様には、大変感謝しております。 おかげさまで、多くの方に32℃豚を知っていただる機会が増えてまいりました。 皆様の温かい応援が自分自身とても励みになり、こういったご縁に繋げていけたのだと思っております。 これからも一つ一つを丁寧に、一日一日を大切にして精進してまいります。 また当初3月後半に予定しておりましたイベントについて、現在準備中で、大変申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちください。詳細が決まりましたら、またご報告いたしますので、何卒宜しくお願い致します。 農事組合法人 高清水養豚組合 邊見 もっと見る
『シェフも認める! とろける豚肉32℃豚』目標達成でプロジェクト終了致しました!皆様本当にありがとうございました。
2017/02/25 18:101/25に募集を開始した『シェフも認める!とろける豚肉32℃豚』。 最終的に63名の方のご支援により、595000円の資金を集めることが出来ました。 豚肉を通じて生産者自身が生産だけではないことは何かできないか、生産者だからこそできることはないかと思い、今回スタートさせたプロジェクト。始めは本当に支援していただけるか不安が多くありました。 ですが、終わってみると目標達成はもちろん、63名と多くの支援していただける方が集まり、本当に驚きと感激でいっぱいです。中には楽しみです!、豚肉大好きです!と言っていただき、本当に生産者冥利に尽きます。 ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました! とはいえ、今回のクラウドファンディングの成功は、私たちの32℃豚を通じた新しい活動のための1歩にすぎません。 これまで通り、32℃豚を育てることはもちろんのこと、皆様がより一層安心しておいしいと味わっていただける機会を作ってまいります。 それに向けての今回のご支援いただいたリターンとイベントにつきまして、後日改めて詳細な日時が確定次第を皆様にご連絡いたしますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。 また大変恐縮ですが、私たちの食のみならず色々な分野で貢献している32℃豚にこの場をお借りして改めて感謝させてください。 『本当にいつもありがとう!』 また、今回の私たちのチャレンジが日本の養豚生産者とって新たな活動の幅を広げる機会になること願っています。 そしてそれが皆様や豚たちにとって素晴らしい未来なっていくことと期待しています。 32℃豚を通じて、皆様が心豊かになる食をつくれるよう今後も尽力していきます。 温かいご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。 農事組合法人 高清水養豚組合 邊見 優洋 もっと見る
おかげさまで、ついに目標達成!!
2017/02/18 10:3432℃豚を育てている邊見です。 おかげさまで、目標達成しました! 支援していただいた皆様、誠にありがとうございました! 心から感謝申し上げます。 まだ、期間は残っておりますので、最後まで気を抜かずに頑張ります! 昨日、農場HACCPの勉強会に行ってきました。 HACCPとは、Hazard Analysis Critical Pointの頭文字をとったもので、危害要因分析(HA)必須管理点(CCP)といわれるものです。 農場HACCPは農場の飼養衛生管理にHACCPの考え方を取り入れて、生産される豚肉の安全性を向上させるものであり、何が危害の原因となるかを明確にし、その危害となりうる工程を必須の管理事項として重点的に管理することで、最終的な豚肉の危害を防止しようとするものです。 安全は当たり前のことです。そして生産者は当たり前のことは、当たり前に実現することです。 農場HACCPの取り組みの認知度は低いですが、安全により、皆様が安心して食べて頂けるように、これからも日々気を抜かず、当たり前を当たり前に実現していきます。 もっと見る
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