メムのクラウドファンディングをスタートさせてから約一ヶ月。
もうすぐ期間が終了しようとしています。
開始当初の「みんなの居場所であるメムを存続させたい」という想いで掲げた30万円には早い段階で到達することができ、続けて提唱した「ソーシャル・インクルージョンの実現」というネクストゴールの60万円も、終了まで3日を残して達成いたしました。
これもひとえに、皆さまのお力添えによるものです。共同経営者および新運営チーム一同、この場を借りて、心より御礼申し上げます。
皆さまの大切なお金と時間を使ってくださって、本当にありがとうございました。
今回の記事は、共同経営者のひとりであるkarmaが筆を取っています。
執筆が仕事であるこーに比べたら拙い文章になってしまいますが、どうしても届けたい気持ちがあるので、皆さまの読解力をもって受け取ってください。
私はあらゆるジャンルに対応するマイノリティとして、どこにいっても孤立してきました。
被虐待、不登校、ひきこもり、依存症(多重嗜癖)、施設暮らし、犯罪、精神疾患、自殺未遂、いじめ、加害者家族、性自認、発達障害、身体障害、難病、障害児の子育て、シングルマザー…私が経験してきた全てなんて、挙げだしたらキリがありません。
そのひとつひとつが胃もたれするほどに濃く、虐待ひとつとっても暴力されるだけに留まらず物理的に殺されかけたり、自殺未遂ひとつとっても心停止と下半身麻痺まで進み、発達障害ひとつとっても学習障害の強いギフテッド2Eという、当事者同士の中でも浮きに浮きまくる少数派っぷり。
「マイノリティのサードプレイス、ごちゃまぜCafeメム」だって、私にとっては、数多あるカフェのひとつでしかありませんでした。
人生を委ねるほど重要な店となったのは、つい最近の話です。
和泉さんから引き継ぎの相談を受けた後、様々な話を伺いつつ「マイノリティのサードプレイス」として機能させるための様々な工夫を考えました。その結果、こーと凸凹を補い合いながら経営を回していきつつ、私たちが大好きな写真や執筆を活かしてメディアを構築するに至ったのです。
マイノリティであることで苦しむなんてこと、あっちゃいけない。
そして、それを今後の世代へ繋げちゃいけない。
もっともっと風通しを良くして、相互理解を深めながら、私の理想とする「ソーシャル・インクルージョン」を実現させたい。
もう嫌なんです、孤立するのは。寂しいんですよ、ものすごく。
だって、寂しいとロクなことないじゃないですか。参っちゃうと余計なこと考えちゃうし、いつかの私みたいに依存へ走ってしまうことだってあるから。
みんなもそうでしょう?
全ての人々を孤立、孤独、排除、摩擦などから援護し、健康で文化的な生活をおくれるように包み支え合う、ソーシャルインクルージョン。
私自身が悩み苦しんできた生きづらさを根本から解消する、唯一の方法だと思っています。
この一ヶ月間は本当に忙しなくて寝る暇もないほどでしたが、これからメムに訪れるであろう明るい未来を想うと楽しくて、不思議と動けてしまいました。
残すところ3日間となりましたが、写真や執筆、広告のリターンは今だけの価格です。正規の価格に引き上がる前に、ぜひ引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
クラファンが終わったら2日間ぐらい休んで、和泉さんと珈琲でも飲みたいなぁ。