カルチャーバンクスタッフが、50年前の眼鏡フレームを鯖江に持って行ったお話を聞きたいとは思いますが、まずは鯖江について簡単にお話したいと思います。ご存知の方も多いかもしれませんが鯖江市は、メガネと漆器、繊維の三つを中心産業として発展してきた地域です。特にメガネ産業はこの地域に集中していて、今でも日本の国産メガネフレームの96%がこの地域で作られています。メガネ業界では有名なお話のようですが、海外トップクラスの超有名眼鏡ブランドが鯖江の工場を好んで使っています。(ブランドを明かせないのが苦しい。。。)コストの安い方向に流れる欧米のブランドがあえて、原価の高い日本へオーダーしているというのは驚きですが。これは鯖江にどこにも真似できない高い技術があるからなんです。今回のGI GLASSES、リムはMade in USA、テンプルから最終加工まではMade in JAPANというまさに特性を生かした夢のコラボ、最高の共演だと思います!
USA x JAPAN 50年越しの共演
2019/08/13 23:40
LAから日本に届いたGI GLASSES、倉庫でのチェック
2019/08/11 10:18
GI GLASSES(メガネフレーム)が写っていなくすみません。でも、とても大切な写真なんです。目標金額に達し、テンプル作成の初期費用が確保できましたので、CULTURE BANKスタッフで鯖江工房に送る前の検品作業を行なってきました。デットストック(新品状態)で見つかったとは言え、50年以上前のリムです、万が一状態の悪いものや、不良が混じるのを防ぐ為、一つ一つ検品をしていきます。ここでフィルタリングするだけでなく、更に鯖江の方でも加工前と後にチェックをしてもらい徹底的な品質管理を行うつもりです。写真左の箱一列がGI GLASSESの入った箱。サイズなどバラバラに入っているので中々時間のかかる作業です。鯖江チームにも目標金額達成の連絡をしました。「本当にやるんですね」(この超非効率な作業を)と言われてしまいましたが、皆さんなんだか嬉しそうでした。笑