テンプルの2ndヴァーションが上がってきたので、早速リムにつけてみました。ダイヤ型カシメも非常に上品に作り込まれています。デザインも程よく主張していてかなりオリジナルに近い形になってきました。シェイプ自体のカーブも美しく仕上がってきています。見た目はほぼOKそうなので、今後、強度や物性の試験をしていきます。
前回の活動報告でお伝えしたテンプルの使用について、詳しい図面が上がりましたのでお知らせいたします。ダイヤ型のカシメも作成し、形状もよりオリジナルに近いものになっています。プロジェクト詳細にも書いていますが、接着で飾りだけのイミテーションリベットが多い最近のメガネですが、蝶番をしっかりと留めつける仕様になっていることが図面からも見ていただけると思います。ヴィンテージリムと、作り込んだテンプル、純粋に作りが良いのも魅力だと思います。
プロジェクトスタート当初のモックアップであげていたテンプルですが、単純に強度の高いものを作るとお伝えさせていただいていましたが、よりスペシャルにしていこうと検討しています。後から同じ倉庫で数本見つかった意匠の良いテンプルがあり、そこに近ずけて行こうとしています。(図面を作成していますのでまた公開いたします。)完全に劣化しているものも。。しかしながら比較的状態の良いものもありました!ここで注目していただきたいのは、写真上の方、リムと同じダイヤ型のリベット(カシメ)です。この資料を元に、本生産分に向けてこのダイヤ型のリベットも作ってしまおうかと思っています!部品が増えるので当然コストが上がりますが、お値段据え置きです!!やはり、一次資料があるというのは素晴らしいことです。みんなでCULTURE BANK、文化資産の保護をしましょう!
本日はオリジナルケースのデザインを共有いたします。こだわりポイントは素材と表面加工です。■ 素材時代的には革製や布製を使うことが多かった時代ですが、60年代急速に普及した軽量なアルミニウムを採用しました。理由は単純で、ハードケースの方がカバンに入れた時に安心感があるからです。■ 表面加工一般的には、アルミニウムは表面に傷が入りやすいので、目立たないよう”ヘアライン”と呼ばれる、あらかじめ傷をつける加工を施しますが、GI GLASSESのケースは傷が雰囲気を作り出すエイジングを大切にしようかと考え、あえてプレーンな”RAW FINISH”を特注します。■ 刻印FRONT, SPECTACLE, CELLULOSE ACETATEGRAY, ASSY SABAE, JPN, 60's US GI GLASSES上半分は内容物の説明(GI GLASSESが入っていた箱に記載があったもの)下半分は色と、どこで組み立てたかを刻みます。内容はあくまでミリタリー感を大切にする為、シンプルに。簡単にご説明すると、FRONT(リム), SPECTACLE(眼鏡), CELLULOSE ACETATE(セルロースアセテート)GRAY(グレー), ASSY SABAE, JPN(日本の鯖江で組み立てた), 60's US GI GLASSES(60年代のアメリカGIグラス)となります。試作品を依頼しましたので、またサンプルが上がりましたら報告いたします!
ロサンゼルスから送られてきたリム、倉庫にて数枚写真を撮ったので公開します。箱詰めされてはいるものの、中身はバラバラに入っています。(これは整理できるのだろうか・・・)ただビジュアルは、外袋からしてヴィンテージな雰囲気がムンムン。かなりがテンションが上がります。引き続き鯖江工場への出荷前検品、サイズのチェック頑張ります。