
モシャー博士によれば、精神病院の原型は宗教と絡み合っている。
16世紀頃にスペインの司教が、聖職者と修道女の命を救うため、宗教の逸脱は処罰される異端ではなく病気であると定義付けたのである。
この逸脱者らは、精神病院という場所で治療を受けて改宗された。
精神科医らが抗精神薬用いて、急性期の精神病状態にある患者の外面上の症状を抑えるようになったのは、1950年の中頃であった。
だが、精神病における病原性的要素は、未だに発見されていない。
薬が用いられるようになったのは、製薬会社が営業部隊を訓練して病院らに売り込みをかけてからである。
精神病の薬は、やっかいごとは鎮めるが、病気自体を治しはしない。
問題なのは、その毒性である。だから、飲まないにこしたことはない。だが、私もそうだが、飲まなければ生活にならないという側面があるのもまた事実である。
心理社会的アプローチで減薬が可能ならば、是非ともそれに頼りたい。
だからこそ、ピアによって支え合える職場が必要なのである。
参考文献: “Soteria: THROUGH Madness to Deliverance”




