こんにちは!
椿プロジェクトリーダーの尾嶋です。
皆様のご協力のおかげで、現在96名もの方々から
686,500円ものご支援を頂いております。
感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
さて!本日7月30日は、、、
第5回目となる
「人身取引反対世界デー」です!
(2014年に、7月30日は国連薬物犯罪事務所(UNODC)により、「人身取引反対世界デー」として制定されました。)
ネパールで年間行われている人身取引の件数は、約6000人から7000人です。
報告されていないものも足すと1万人以上にものぼると想定されています。
インドとの国境付近で取り締まりを行う警察は、このような被害に遭ってしまう人の特徴として、大きく3つに分けて注視しています。
①外国籍のパートナーとお付き合い、又は結婚している人たち
②教育を受けていない人たち
(ほとんどが10代の人になります。)
③離婚・もしくは死別で家族が崩壊している人たち、ひとり身となった女性や親がいなくなった子供たち
この3つのケースの中でも、最も被害が多いとされているのが①のケースです。
今回はこの①のケースについて詳しく触れていきたいと思います。
近年ネパールでもSNSが普及し、世界中どこの人とでも簡単にやり取りをすることができてしまいます。
宗教の問題によりネパール人女性は、恋愛経験値が低い傾向にあります。
そのため、SNSで出会った外国人男性に "可愛いね" "好きだよ“ "結婚しよう" と言い寄られた女性たちは、いとも簡単に心を奪われてしまうのです。
この女性に言い寄ってくる男性こそが、彼女たちを売ろうとしている人身売買ブローカーの1人です。
長い時間をかけて女性を信用させ、お付き合いをし、結婚話を持ちかけ、売春宿に売り飛ばします。
まさか愛する恋人が、自分を売ろうとしているブローカーだなんて、夢にも思わないでしょう。
彼女たちの両親もまた、愛する娘が立派な海外のご家庭に嫁ぐとなれば喜んで送り出し、疑うことはないでしょう。
そうして彼女たちは自分が騙されているとは思わないまま、インドとの国境を軽い足取りで通過し、悪夢の世界へと送り出されていきます。
ですが、これはあくまで1つのケースにしかすぎません。
時代とともに犯罪の手口は多様化しているといいます。
クラウドファンディングも残り10日となりました。
彼女達が素敵なサリーを着て、素敵な一日を過ごすためには、まだあと313,500円足りません。
どうか引き続き拡散のご協力、ご支援のご協力、よろしくお願い致します。