こんにちは!
尾嶋です。
今回は、8月28日にポカラのシェルターで行われたTEEJ準備の様子をお届けします!
ポカラにあるこのシェルターも、カトマンズにあるシェルター同様シャクティシャモハが運営しているシェルターです。
ただカトマンズにあるシェルターと一つ異なる事は、緊急シェルターだということです。
緊急シェルターという事もあり、ここで保護されている女の子達の多くは、保護されてからまだあまり日が経っていない子がとても多い施設です。
カトマンズのシェルターとは雰囲気が全く異なり、訪問した瞬間から女の子達の緊張感や張り詰めた空気をダイレクトに感じます。
そんな緊張感のある中で行われたTEEJの準備ですが、やはり最初は一緒に交流をするどころか、私達の前に姿を見せてくれない子もいました。
彼女達の不安や恐怖といった感情を言葉無しでも感じる一方で、言葉が通じないという点で緊張をほぐす事も難しく、改めて彼女達が負った心の傷の深さを実感させられました。
そんな中でも、ついさっきまでは目も合わせてくれなかった子が折り鶴の羽を開いた瞬間、一瞬表情が本当に穏やかになったり
参加はしてくれなくても徐々に輪の中に入ってくれる子が増えたり
ゆっくり流れる時間の中で少しずつ心の距離を縮められたんじゃないかと思っています。
最後にお土産のリップとネイルをプレゼントした際は、それまで一切私達の前に姿を見せてくれなかった子も興味を持って私達の前に出てきてくれ、好きな色のリップを嬉しそうに選んでくれました!
お土産持ってきてよかった、、、
1番歳の小さい女の子は、リップを見た瞬間から1番喜んでいて、口にも瞼にも塗ってはしゃいでいました。
またカトマンズとは違った空気感の中で行われたTEEJの準備
私達にとっても改めて色々考えるきっかけとなる訪問となりました。
次回は、この子達と一緒に行ったピクニックの様子をお届けします!