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【#刑務所から世界へ】~ペルー発&刑務所発ファッションをみなさんに届けたい~

ペルーの刑務所で囚人の手によって、1つ1つ作られるファッションを日本のみなさんに知ってもらいたい。ペルーのここにしかない“かっこいい”と“かわいい”、そして囚人の想いが詰まった服を着て、いつもと少し違った気分を味わってもらいたい。現地在住の日本人学生によるチャレンジです。ぜひ、仲間になってください!

現在の支援総額

692,700

230%

目標金額は300,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/07/26に募集を開始し、 113人の支援により 692,700円の資金を集め、 2019/08/15に募集を終了しました

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【#刑務所から世界へ】~ペルー発&刑務所発ファッションをみなさんに届けたい~

現在の支援総額

692,700

230%達成

終了

目標金額300,000

支援者数113

このプロジェクトは、2019/07/26に募集を開始し、 113人の支援により 692,700円の資金を集め、 2019/08/15に募集を終了しました

ペルーの刑務所で囚人の手によって、1つ1つ作られるファッションを日本のみなさんに知ってもらいたい。ペルーのここにしかない“かっこいい”と“かわいい”、そして囚人の想いが詰まった服を着て、いつもと少し違った気分を味わってもらいたい。現地在住の日本人学生によるチャレンジです。ぜひ、仲間になってください!

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#ファッション の付いた活動報告

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こんにちは。林ゆうきです!今回の活動報告は、Pietà(ピエタ)の創設者兼現代表のThomasのインタビュー記事最終回です。ぜひ、読んでください!1.給料の使い道林―Pietà(ピエタ)で働いている囚人の方々は、得た給料をどのように使っているのですか。Thomas ーペルーでは若いうちから子どもを持つ家庭がたくさんある。そして、多くの場合、男性が家族の柱として働き、女性は家で子どもの世話をする風潮があるんだ。そのため、その家族の柱である父親が刑務所に入ってしまうと、その家庭は収入を得ることができなくなってしまう。そして、家族の食事、家賃、子どもの学校等の費用は残された家族にとって大きな負担になっているんだ。家族を持つ男性の多くは刑務所に入ってしまったことで家族に負担をかけてしまったことを悔いながらも、父親としてのプライドをしっかりと持って給料を家族に送っているよ。家族に送る以外だと、彼らの好きなように使っているかな。刑務所内はとても厳しい環境なんだ。手にした給料を使って、食べ物やベッドを買ったりしているよ。刑務所内は最低限の食べ物しか手に入らないし、刑務所内はとてもよい環境とは言えないね。(補足:ペルーの刑務所では、囚人が家族と面会する際、囚人が食べ物や衣類等を受け取ることが容易に可能とのこと)2. Pietà(ピエタ)で働くモチベーション林―トマスさんにとって、働くモチベーションはなんですか。満足感を感じるときはどんなときですか。Thomasー0の状態からプロジェクトを始め、企業になって、こうやって成長できていることが本当に嬉しいし、これまであったものとは一味違ったオリジナルの商品を作れていることにとても満足しているよ。それに加え、私自身が数多くの囚人の方たちと関われていることも非常にモチベーションになっているね。様々な囚人の方がいるんだよ、大学まで通って高い教育水準の方もいれば、識字能力が低い方もたくさんいる。このようにいろんなバックグラウンドを持った方々と知り合い、一緒に働くことは非常に楽しいし、大きなモチベーションになっているね。3.日本に一言林―日本の方々に何かメッセージがあれば、お願いします。Thomasー日本に対しては、特に言うことはないね(笑)ファッション産業も発展しているし、日本の商品はとても繊細で丁寧。かくいう僕も日本の大ファンだよ!比較的小さい国でありながら、よい商品をたくさん生み出していて、ファッション全体のレベルや可能性を引き上げてくれている、感謝だね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーThomasの言葉にもあったように、罪を犯してしまった人が家族の大黒柱だったとすれば、残された家族の負担は大きく、残した家族にお金を送りたい、プライドを保ちたいと思うのはとても理解できます。「家族に送金」「家族の大黒柱としてのプライド維持」これらの実現をPietà(ピエタ)がサポートしているだけでなく、間接的にその家族に対するサポートにもなっているのです。これまでの活動報告で独占インタビュー記事①、②、そして最終回と紹介してきました。クラウドファンディングのページだけでは分からない、Pietà創設の経緯等を知っていただきより興味を持っていただけたら幸いです!「こんなこと聞いてみたい」「これどうなってるのか、よく分からなかった」など質問や聞きたいことがあれば、ぜひコメントください!!創設者兼代表のThomasに対する質問も僕が彼に聞いて共有させていただきます!最後にインタビュー記事①、②、そして今回の最終回を執筆するにあたって、インタビューして、書き起こしして、翻訳して、記事を書く、という作業がここまで大変だったのか、、、と正直驚きました。ただ訳すのではなく、その場の雰囲気、口調からニュアンスや彼が言いたいことを汲み取ってそれを日本語で表現する作業がとても難しく、かつ楽しくもありました!これにてインタビュー記事は終了となりますが、明日以降も毎日活動報告を更新していこうと思います! 面白い企画始めます!!お時間あるときにちらっと見ていただければ嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!開始4日。現在、23名の方に応援していただいています。本当にありがとうございます!目標の100人にはまだまだですが、諦めずにやっていきます。引き続き、これからも温かく見守っていただけたらと思います。よろしくお願いします。林佑紀


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こんにちは、林ゆうきです。クラウドファンディング開始から4日が立ちました。まだまだこれからです。引き続きみなさんの応援を力に変えて、メンバー一同がんばっていきます。今回の活動報告は、創設者兼現代表のThomasに行った独占インタビュー記事②をみなさんにお届けします!ぜひ、読んでください!1.何人の囚人がPietà(ピエタ)で働いているのか林―ホームページには96人の囚人が働いていると書かれていましたが、、、、Thomas―96人ではないよ、今は50人から60人かな。ホームページに書かれているのは、これまでに活動した囚人の合計人数。でも、活動を始めた一番初めの頃から考えると、200人以上の囚人たちと一緒に働いてきたと思うよ。そして、多くの人が刑務所から社会に戻っていったり、別の刑務所に移動したんだ。2.どんな人が働いているのか林―ピエタで働いている囚人の方は、どのように選ばれた方なのでしょうか。希望者なのか、元々知識を持った人を採用しているのでしょうか。Thomas ―ピエタで働いている人の全員が希望者で、働きたいという意思を持った人たちだよ。林―働いている方々に元々知識はあったのでしょうか?Thomas―全ての刑務所内、全ての工房で、「働きたい!」という意思を持った囚人の方々を歓迎しているし、受け入れている。だけど、現実的な部分を言うと、その人が元々持っている能力によって、受け入れる人数を少しだけ制限している。僕たちは企業だから、利益を生み出す必要があって、希望者全員を雇用して給料を払うことはできないんだ。だから、実際のところ、ピエタで働く約半分の囚人の方々がミシンやプリント、裁縫等の経験をしたことがある方になっている。でも、その方々の経験も最低限のものだよ。多くの方々がそのような状態で働き始めるから、どのように仕事をしたらいいか分からない人がほとんどなんだ。僕は囚人がどの役割、場面でもっと成長できるかやかどんな能力を伸ばせるか、彼らが何をするのが得意なのかを観察することができているし、それらを考慮して仕事を割り振っているよ。最初はすでに働いている職人のお手伝いとして働き始め、少しずつ成長していくんだ。3.刑務所を出た後、どうなるのか林―Pietàで働いていた囚人の方が刑務所を出た後はどのような仕事をされるのでしょうか。(質問の意図が微妙に異なって受けとられて、出所したあともピエタで働く人のことについて話している)Thomas―出所した後も、働き続ける人?ピエタを始めた当初から、働いてくれていたKarinaという女性は刑務所を出た後、Santa MónicaのChorrillosというところで働き始めたよ。3、4年前に出所し、その時から僕と一緒に働いてくれていた。もう一人、紹介してもいいかな。Jordanoという男性。後ろの写真に写っている彼だよ。彼は、刑務所を約1年半前に出所したあと、ピエタのお店の店員として1年間働いてくれたんだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー“囚人がどの役割、場面でもっと成長できるかやかどんな能力を伸ばせるか、彼らが何をするのが得意なのかを観察することができていますし、それらを考慮して仕事を割り振っているんだ。”前回「このアイデアを思いついてから最初のコレクションが完成するまでに2年間かかった」と話してくれました。このように囚人の方たちと時間をかけて一緒に0から1を作って、そしてその経験から、今は1人1人の特性や能力を考慮して、それぞれに適切な役割を振っているということで、素直に凄いなと思ってしまいました。この世界に全く同じ人は1人としていません。そして、その人それぞれの良さは必ずあり、それが活かされる環境も異なると思います。しかし、自分自身の良さは何かと言われると、それを答えるのは難しい。だからこそ、その人を認めてくれ、褒めてくれる家族、友人、の存在が大きく感じるのだと思います。それは、一度罪を犯してしまった囚人にも当てはまります。彼らに「働く」機会を提供することで、その人の良さを見つけ、1人1人の良さが活きる役割を与える。ただ働く機会を与えるだけでなく、その他のサポートまで、Pietà(ピエタ)の活動で実現できているのです。簡単にやっているように見えて、ここまでやるのはすごく難しい。でも、その分、とても意味のあることなんだろうなと思います。ペルーの囚人たちの想いを、商品を通してみなさんに届けたいです。引き続き、温かい応援よろしくお願いします。最後まで読んでくださって、ありがとうございました!林佑紀


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こんにちは。林ゆうきです。クラウドファンディングを開始して、2日が経ちました。たくさんの方からの温かい応援、お言葉に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。今回の活動報告では、国内販売をはじめるにあたって創設者兼現代表のThomasに行った独占インタビューを紹介したいと思います。団体のHP等にもアップしているので、もうすでに読んでくださった方もいるかもしれませんが、まだの方はぜひ読んでください!1.ペルー発&刑務所発のファッションブランドの生い立ち林―Pietàが生まれる背景、経緯について教えてください。Thomas―約7年前、当時フランスの学生だった私はリマ(ペルーの首都)にいたんだ。フランス以外の国で実践活動を行う必要があって、リマで製造を行っているフランスの衣料メーカーでインターンをしていたんだよね。ある日、刑務所で囚人にフランス語の授業を教えていた友人に誘いを受け、彼女が生徒たち(囚人)と一緒に行う劇を鑑賞しに行った。そして、そこでたくさんの囚人と出会い、私の友人はこう教えてくれたんだ。「この中にはミシンを持っている人がいたり、服にプリントをすることができる人もいる。裁縫や刺しゅうの技術を持っている人もいる。でも、仕事がないんだ。」と。ファッションに関しては、ほとんど勉強したことがなかったんだけど、以前フランスの衣料メーカーで働いていて、少しだけファッションに関する経験を持っていた。そして、囚人たちも「何かしたい」「働きたい」という強い気持ちを持っていた。その時、私はこう思ったんだ。「彼らは、今世の中にあるものとは違った何かを作れるんじゃないか。彼らにしか作れないものがある。」と。なぜなら、今、世界にある衣料メーカーの99.9%が中国やバングラデッシュなどで製造を行っているからね。だからこそ、刑務所内で製造を行うことによって、 《完成した「服」そのものではなく、それまでの「過程」でそれまでなかったようなオリジナルの物語を紡ぎだせるのではないか》と考えたんだ。そして、それらを産み出す可能性が彼らにはあると確信した。こういった経緯でピエタは始まったんだよ。2.Pietàの現在までの歩み林―そこから、現在に至るまでの道のりを教えてください。Thomas-まずはサンプル品を作るところから始めたよ。囚人の方たちと1から一緒に作ったんだ。でも、初めの頃は製品の完成度が低すぎて、とてもじゃないけど販売できるレベルではなかった。それでも、そこから地道に努力を重ね、機械を扱う技術を上達させながら、サンプル品を作り続けたよ。その結果、少しずつ良い製品を作れるようになっていったんだ。ピエタの取り組みを始めてから、約2年後に最初のコレクションが完成した。服を作った囚人たちがモデルとなって、刑務所内で写真撮影を行ったんだ。彼らが作った服を彼ら自身が着てモデルとなってね。そして、この取り組みに興味を持ってくれたメディアが取り上げてくれたりもした。ニューヨークタイムス紙なども取り上げてくれ、イギリスやスペインでも報道してもらったよ。そのおかげで、自分たちの商品を買いたいと言ってくれるお店が出てきたり、手紙をくださる方もでてきたんだ。こうして、やっとピエタの商品が社会に出ることになったね。ここまで来るのに何年もがあっという間にすぎてしまったけど、少しずつピエタを成長させていき、初の実店舗をJockey Plaza(大型ショッピングモール)で開くことができたよ。現在はペルーのリマ市内に6店舗を展開しているよ。(Plaza Norte, Real Plaza Salaverry,  Larcomar, Plaza de Angamos, Callao Monumental )3.今後の目標林―今後の目標を教えてください。Thomas-今後は、ペルーにこれ以上実店舗を持つことは考えてないね。ペルー国内ではある程度の位置まで来れたと思ってる。これからはペルー国内、国外関わらず「ネットショップ」を成長させていきたいと考えているよ。特にアメリカやヨーロッパで成長させたいね。ーーーーーーーーーーーーーーーー「彼らは、今世の中にあるものとは違った何かを作れるんじゃないか。彼らにしか作れないものがある。」《完成した「服」そのものではなく、それまでの「過程」でそれまでなかったようなオリジナルの物語を紡ぎだせるのではないか》このセリフはしびれましたね。囚人の方に限らずですけど、人間はみんな一人ひとりそれぞれの背景、考えがあって、これらの違いをポジティブに捉えると「その人にしかできない何かがある」だと僕は思ってます。Pietàはこれを形にし、社会に発信しています。僕らも「服」だけでなく、そのストーリーもしっかりと発信していきます。この後、インタビュー②に続いていくので、そちらも楽しみにしていてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。どうか、引き続き温かい応援の方、よろしくお願い致します。林ゆうき