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映画「人情噺の福団治」 〜人情に生きる落語家 桂福団治の生き様に迫る〜

桂福団治、74歳。彼はずっと、弟子入り志願者たちに「スポットライトを浴びたいなら仁鶴や鶴瓶を紹介したる」と言ってきた。「ずっと日陰を歩いてきた。芸人は本来、世間的な成功から一番遠くにおるべきもんなんや」頑固で不器用、だけど人情噺を語らせたら右に出る者がいない名人、桂福団治の生き様を映画にします!

現在の支援総額

1,045,000

104%

目標金額は1,000,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/04/02に募集を開始し、 67人の支援により 1,045,000円の資金を集め、 2015/05/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,045,000

104%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数67

このプロジェクトは、2015/04/02に募集を開始し、 67人の支援により 1,045,000円の資金を集め、 2015/05/31に募集を終了しました

桂福団治、74歳。彼はずっと、弟子入り志願者たちに「スポットライトを浴びたいなら仁鶴や鶴瓶を紹介したる」と言ってきた。「ずっと日陰を歩いてきた。芸人は本来、世間的な成功から一番遠くにおるべきもんなんや」頑固で不器用、だけど人情噺を語らせたら右に出る者がいない名人、桂福団治の生き様を映画にします!

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数年前に騒がれていた映画「セッション」をDVDで観る。
「セッション」の物語は至ってシンプルで、音楽学校の鬼教師と、
ドラムに熱中する男の子の話だ。


まず、大学で映画学科に在籍していたハタチ前後を思い出した。
ろくに世間も知らず、仕送りで食っていたのに、
自主映画を作っていっぱしの監督を気取っていた。


卒業後に声をかけてもらい、初めてプロの現場に助監督として参加した。
監督きどりの薄っぺらなプライドは粉々に砕かれ、
肉体的にも精神的にもボコボコにされた(給料は一ヶ月半で6万だった)。
その経験が悔しくて「とにかく映像の仕事で食えるようになろう」
ともがいた。29歳で東京を離れ福岡に移住する頃には、
テレビのディレクターとして飯が食えるようになっていた。


「セッション」では鬼教師との紆余曲折を経て、男の子はドラムに回帰する。
29歳で九州に渡った僕は、慣れない地で飯を食うことや、
結婚生活に揉まれながら、気づけば37歳。なぜか今、映画に回帰している。


夢だけで生きてた「監督きどり時代」夢を捨ててとにかく
プロになりたかった「ディレクター時代」が合わさって、
今ひとつになりつつあるのを感じる。
「映画で飯を食う」という楽しくも残酷な厳しい道である。


107分でこれまでの人生を振り返らせてくれた「セッション」は、
僕にとって忘れられない作品になった。

※※※※※※※※※※※※※※※※
【映画「人情噺の福団治」九州先行公開情報】
○KBCシネマ(福岡県)
11/5(土)~11(金)連日朝10時より1回

○別府ブルーバード劇場(大分県)
11/12(土)~18(金)※12日夜13日昼・監督舞台挨拶あり
上映時間・回数は劇場にご確認ください

○ガーデンズシネマ(鹿児島県)
2017年1/2(月)~

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