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僕の住んでる町の、町づくりをしている人たちは
「観光地にはしたくない。この町のファンになってもらい、
何度も来てもらって、この町をじっくり味わってほしい。
第二の故郷みたいに」と言う。
「観光バスでダーッと来て、ダーッと買い物して、
ダーッと帰る。そういうのは違うと思う」
と。観光客~万人とか、~発祥の地とか、~ナンバー1みたいな
分かりやすい派手な打ち出し方が多数派を占める中で、一見地味な、
間逆の流儀と言えよう。でもそれは、表面的な「観光」ではなく、
町づくりの本質を見据えているからこそだ。
これは手術や薬で病気を駆逐しようとする「西洋医学」に対して、
病気との付き合い方を掘り下げていく「東洋医学」に近いのかな、と思う。
僕は、この流儀に激しく賛同する者である。
なぜなら、僕の映画もそうだからだ。
東洋医学的な感受性がない人からしたら、
ゴミみたいなものかもしれない(ゴミじゃないけどね)。
でもひとたび波長が合えば、噛めば噛むほど味が出てくるだろう。
そういう風に作っているので。
「ダーッと観てダーッと帰って、忘れられる。
そういうのは違うと思う。劇場に来て、
人生を生きるように映画を味わってほしい」
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【映画「人情噺の福団治」九州先行公開情報】
○KBCシネマ(福岡県)
11/5(土)~11(金)連日朝10時より1回
○別府ブルーバード劇場(大分県)
11/12(土)~18(金)※12日夜13日昼・監督舞台挨拶あり
上映時間・回数は劇場にご確認ください
○ガーデンズシネマ(鹿児島県)
2017年1/2(月)~
※スタッフ
パンフレットが出来上がってきたので、リターンにパンフレットが
含まれている方へ、招待券とともに、リターンの発送を開始しております。
一両日中には、発送が完了する予定です。すみませんが、もうしばらくお待ちください。