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『向精神薬・ゆっくり減薬のトリセツ』製作と11月3日の講演会開催にご支援を!

向精神薬の多剤大量処方による「メンタルの不調」で悩む方のために、患者会メンタルサバイバーチャンネルが、回復者の体験を整理してまとめた絵本型冊子を自費出版します。この冊子の刊行を記念し、11月3日、減薬を支援する精神科医と回復した患者の対談、メンタルの不調からの回復を考える講演会を開催します。

現在の支援総額

734,020

36%

目標金額は2,000,000円

支援者数

184

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/14に募集を開始し、 184人の支援により 734,020円の資金を集め、 2019/10/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

734,020

36%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数184

このプロジェクトは、2019/08/14に募集を開始し、 184人の支援により 734,020円の資金を集め、 2019/10/10に募集を終了しました

向精神薬の多剤大量処方による「メンタルの不調」で悩む方のために、患者会メンタルサバイバーチャンネルが、回復者の体験を整理してまとめた絵本型冊子を自費出版します。この冊子の刊行を記念し、11月3日、減薬を支援する精神科医と回復した患者の対談、メンタルの不調からの回復を考える講演会を開催します。

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精神科 の付いた活動報告

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(拡散歓迎)クラファン終了まであと1週間。よかったら拡散をお手伝いしてください薬を否定も肯定もできない。その不確実性に耐えることしかできないんです                       ジャーナリスト 月崎時央◆ゆっくり減薬のトリセツ を作ったわけ冊子『ゆっくり減薬のトリセツ』は症状がすでに安定している人に減薬を進めるための冊子ではありません。向精神薬をたくさん服薬していて、そのために調子が悪いのかもしれないと感じた人が、できるだけ慎重に薬の調整をするための経験者の試行錯誤をまとめたものです。とりあえず私がこの冊子をクラウドファウンディングで自費出版したのは、できるだけ目の届く範囲で情報を発信したかったから。私は知らないところで情報が独り歩きするかもしれないマスメディアで結構長く仕事をしてきたけど、もうそれは引退でいいかなあと思って・・・。約30年前きょうだいが精神病になって以来25年間、精神疾患というのはどの診断名がついても大変な慢性疾患で一生薬は飲まなきゃいけないらしいと信じていた。そういう気持ちで精神保健福祉の取材をしてきたし、精神医療改革も私なりに支援するみたいな立場にいた。だけど4年前に、重症の精神疾患だったという方が薬をやめて今元気になっていることをわりと長時間丁寧に話してくれて、私の頭の中に、すごいパラダイムシフトが起「薬が逆効果のこともある?」「止められる人がいる?」「治っている人がいる?? 」そしていっぱい薬の本を読んだ。海外ではずっと昔に言われていた向精神薬の問題。全然知ろうともせずにスルーしてきたジャーナリストとか名乗ってたおバカさんな私。それから向精神薬や減薬のことを取材するようになったら、今度は「薬は全部毒だ!」と言う人に会うことになった。そういう中には「薬を飲んでいる人は弱い人、甘えている人だ」とまで言う人も時々いる。それを聞くとそれまでの人生でであった私の大切な友達、薬を飲みながら結婚した仲良しのご夫婦、結婚して可愛い赤ちゃんを授かった当事者の方とか、みんなの顔が思い浮かんで「そんなこと言わないでほしい」と思った。3年前に、きょうだいにうっかり減薬を勧めてしまったら強いベンゾジアゼピンを一気断薬して、大混乱になり、きょうだいが医療保護入院で2ヶ月近く拘束されるという酷い目にあった。人生で最悪の事件の1つだ。でも、きょうだいは元どおり多剤を飲んで、退院後復帰しなんと今は元気に週5で働いているのです。だから薬が本当にどんな効果とリスクを持っているのか、取材すればするほど本当によくわからないのです。1つだけわかるのは人によってすべてがすごく違うということ。そして薬で症状が悪化している人は確実にたくさんいて、その人は慎重にやれば減薬してかなり回復する可能性があると私は思っているのです。「私は一気断薬してもちょっと離脱があっただけで大丈夫だったから薬なんて早くやめるにこしたことない。さっさとやめなさい」とかいう人もいれば「医師のいうことを聞いて1つの薬を一気にやめたら身体中に激痛が起き立つことも辛い。再度服薬しても効かない寝たきりになりそう」という方もいる。そういう中で、「早くやめた人が偉い」とか、「やめられないのは根性がないからだ」とか、「離脱なんで気のせい」とか、またもやいろんなことを言う人が存在することは悲しいな。私は真逆に見えるかもしれない薬を巡るその一つ一つの話ってみんな本当だと思う。その人にとっての真実。人は自分の経験でしかものを判断できないことが多いから、身体感覚に関する判断はその人の感じ方を含め固有のもので一律のメジャーでは計れない。私はジャッジできないし。1つ1つの物語を丁寧にそのまま聞くことしかできない。「早くやめてすっきりしたんです」という人には「そうですかよかったですね」といい、「離脱が起きないように5年計画で減薬します」という方には「そうですか。大変丁寧な計画ですね」とどちらにも敬意を表する。だってどちらも本当にすごいよね。そして自分が世の中に何かの情報を発信するときには、できるだけリスクの少ないことを発信したいと思う。なぜなら、本当に薬の影響は千差万別で薬の調整に1つの方法論はなさそうだし、今の所、薬のネガティブな影響を誰が強く受けるのかが予測できないから。だからとにかくもし減薬するなら「ゆっくり計画的に」をコンセプトにしたい。計画なら途中で変更も可能だし。◆ 異なる意見を持つ人も安心して薬のこと回復のことを語れる場に そして薬についてどんな意見を持つ人も、一緒に互いの異なる経験を認め相手を尊重しながら、対話し合える場を作りたいと思う。だって、みんなあんなに辛い思いを乗り越えてきた仲間だからさ!11月3日はそんな場にしたい!よかったらみんなで来てね。https://camp-fire.jp/projects/view/178024


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11月3日に、詳しくお話しする予定ですが・・・減・断薬こそが精神科医がするべき本来の治療だ!千村晃 医師(千村クリニック 東京都豊島区)https://chimura-clinic.jp11月3日に講演会に登壇する千村晃先生は、メンタルサバイバーチャンネルの代表ノリさんの主治医です。講演までまだ時間があるので、「減薬の支援って一体どうやってするの?』と興味津々の読者のみなさんを代表して月崎時央がインタビューしてみました月崎  減薬を希望する患者さんの可能性について先生はどんな風に診立てるのですか?千村 医学的にはどういう契機で発症し、どのような経過をたどってきたか、症状の変動がどうだったかなどで、減薬が可能かどうかを判断します。しかし、実は最も重要なのはご本人が薬を減らすことにどれだけモチベーションがあるかです。減・断薬は実は受験勉強と少し似ていると思います。ある大学を受験したいと思っても教師任せではダメなのと同じように医者任せだと難しいのです。やはり自分で勉強して努力しないとなりません。私は医師としてアドバイスをして差し上げて、「減薬はこういう風にしたらどうですか」ということを説明します。しかし、実際にそれを日々実行していただいて、例えば食生活を変えたり、睡眠のリズムを作ったり、普段の生活を切り替えたり、場合によってはアルコールを減らしたりということが必要になるのです。私がお教えしたことを患者さんが家で復習し、実行しなくてはなりません。そのモチベーションを維持することが重要です。例えば体を温めるために工夫する、体調を整えるための食材を取り入れて食生活を切り替えるなど、ご本人の努力は必要です。月崎 減薬をする場合はどんな風に治療を進めるのでしょうか?千村 まず初回に必要に応じて血液検査をします。2回目にいらして血液検査の結果を説明します。そしてあなたの症状にはこういうことも関係しているのですよと私の見解をお話しします。そこで栄養のことや生活習慣も切り替えてみてはと提案をしたり、社会や家庭内の対人関係についても提案してみます。「今までと少し違うやり方をしていくことで症状が安定すると、減・断薬が可能ですよ」とアドバイスをして、ご本人も私の提案にピンとくる場合「この医者が言うならやってみよう」という気持ちになってくださる。受験にも基礎の勉強が必要ですし、野球でバッターとして活躍したければ素振りの練習は欠かせませんと説明し、「もしここで減薬・断薬をおやりになりたければ私は付き合いますよ」と話します。  そうするとここにいらっしゃる患者さんの多くは、再発して苦労している方が多く、モチベーションが高いですからこの段階で6.7割の方は減薬に取り組む決意を固めますね★他にはこんな質問をしています。興味ある方はブログをお読みください。         ↓http://dialogue-cafe.jugem.jp/?mode=sitemapQ.なぜ現在の精神科ではそんなに薬中心の治療だけになるのでしょう?Q.現在の精神科治療は薬物療法しかないみたいな感じがあるのですが・・・Q.減薬をする場合はどんな風に治療を進めるのでしょうか?Q.患者さんの根っこの本質に触れるわけですね。薬というのがある意味患者さんを保護する膜になっているような部分があると思いますが、減薬して大丈夫なのでしょうか?Q.血液検査ではどんな項目を調べればいいのでしょう?Q.減薬にマニュアルというのは作れないのですか?