【クラヤミレコードまであと12日!】 東京の部屋にこもってクラヤミレコードを追求する日々…。音楽を操るつもりが、最近音楽に飲まれている気がする…。 これじゃいかん!!! クラヤミレコード支配人は、金曜日勝手にプレミアムフライデーを先取りし旅に出ました。(ヤミレコプレミアムフライデー割引あります)。行先は雪国。大雪のため空港上空で1時間以上も飛行機が旋回し、2度着陸をやり直すジェットコースター状態でグロッキーになりつつやってきた雪国。あらゆる音を吸収する雪国。なぜ、雪国なのか。私の初めてのクラヤミ体験は、雪国でした。幼稚園の時行ったスキー合宿。暗くなってから、お兄さんたちと雪を投げ合い遊んでいると、突然目の前が真っ暗になりました。まるで突然電気を消されたかのように。聴こえるのは、遊びまわる子供たちの声だけ。雪の球が顔にあたって、崩れ落ちる。冷たい耳がもっとひりひりと感じる。 怖くなって叫び声をあげると。「ユキメだ!ユキメだ!」だれかが騒ぎ出し、引率の先生が飛んできて、手を引かれ室内に戻り、しばらくしたら見えるようになった記憶があります。いまでも、あの体験がなんだったのかよくわかりません。大人になって調べてみると特に「雪目」という目の炎症でもないようです。子どもらしい記憶の混同、夢だったのか、と思うときもあります。しかし、確かに雪の中で視界が真っ暗になるあの体験だけは、覚えていて、嘘だったとは思えないのです。一瞬訪れる、闇の中の子供たちの嬌声。それが私をこの仕事に導いたのかもしれません。
【クラヤミレコードまであと13日!】 あぁ、とける。クラヤミレコードを何度も何度も実験しているとそう思うことがあります。マーヴィン・ゲイの名曲を聴いた時。昨晩、その刹那にやってきました。背後に流れるギターの一弦の反響までたしかに聴こえ、彼らのする手拍子や、呼吸が響きいま、そこにいるように見えてくる。come on come on comeon ベイビイ .... 胸がざわざわして、暗闇のなかで自分が溶け出して音が包み込む空間と見分けのつかない自分になる。それは、スマートフォンからイヤフォンで耳に流し込む音楽体験では感じ得ない、たおやかで幸せな気持ち。こんなことを書いている僕が馬鹿らしくなるような瞬間がそこにあります。ぜひ一験どうぞ…。
クラヤミレコードまであと14日! 昨夜はまた「実験」と称する体験会をしてまいりました。 クラヤミの中、音に身をゆだねるみなさま。その参加者のかたからいただいた感想が、冒頭の一言です。他にも「脳みそがキャベツだとしたら千切りにされるような快感」「一音一音に栄養があるような気がした」「あえて削ることで訪れる楽しさ」等など…クラヤミ体験ならではのご感想をいただきました。これはあくまで体験実験用のプログラムですが、いま制作しているデビュープログラムでは何が起こるのか…。たのしみでなりません。 ぜひ、ご体験ください。
さあ、クラヤミレコードまであと15日! ヘビーにいろんな楽曲を体験し続ける日々が続いております。 そんな中、クラヤミで聴く音楽ってどんな曲がいいんだろう? 僕たちの中でよく議論される話題があります。激しいダンスミュージック、重厚なオーケストラのクラシック… どれも素晴らしいのですがひとつこだわってみたいのが「アレがすごく良く聴こえた」ということです。 CMでラジオで、TVで誰もが一度は耳にしたことがある。けれどじっくりと耳を傾けたことはない。 そんな曲とクラヤミで、高性能サウンドシステムに囲まれて向かい合うと今までにない音楽的快感が押し寄せる。 いつもは気にしていなかった隣の誰かが、ある日突然ときめいて見えるような、そんなよろこび。 ぜひ、みなさんにもご体験いただきたいのです。 クラヤミでお会いできることを心待ちにしております。
ご要望を頂きまして、本日からペア(2名様)で参加できるリターンも追加しました! ※写真はクラヤミ食堂参加者の暗闇で書かれた感想文です。 さて、この2月の開催が決まるまでに、じつは「体験会」と称した、関係者に対する実験を何度も何度も行ってきました。 その体験者の感想もなかなか興味深いのです。 「なんだか夢の世界にはいって、そのまま出てきたような感じ」「いる間はいろいろ感じてたのに、出てくるとそのことを忘れてしまう」「音だけの、別世界。なんだか贅沢な体験」「暗闇なのにずっと、何かが見えていた気がする」 清水寺の胎内めぐりをはじめとして、クラヤミはそもそも異世界を感じるための手段だったわけですが「音」「音楽」という要素が加わることで、その異世界体験がより顕著なものになるようです。 2月23日~25日。みなさんにどんな異世界体験をしていただけるのか…。スタッフ一同制作に奮闘しております。乞う、ご期待。