Check our Terms and Privacy Policy.

子どもが大学生と思いっきり遊ぶ”くろいわアソビバショ”を高知県佐川町で開催したい

異なる世代の子どもが集って遊んで、自由に表現できる。遊び道具は地域の中の資源。そんな誰にとっても本気で遊べるのが「くろいわアソビバショ」。2019年8月に、高知県佐川町黒岩地区で開催します。子どもたちが安心・安全に遊べるための環境を整えるために、お力をお貸しください。

現在の支援総額

114,000

113%

目標金額は100,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/01に募集を開始し、 36人の支援により 114,000円の資金を集め、 2019/08/20に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

子どもが大学生と思いっきり遊ぶ”くろいわアソビバショ”を高知県佐川町で開催したい

現在の支援総額

114,000

113%達成

終了

目標金額100,000

支援者数36

このプロジェクトは、2019/08/01に募集を開始し、 36人の支援により 114,000円の資金を集め、 2019/08/20に募集を終了しました

異なる世代の子どもが集って遊んで、自由に表現できる。遊び道具は地域の中の資源。そんな誰にとっても本気で遊べるのが「くろいわアソビバショ」。2019年8月に、高知県佐川町黒岩地区で開催します。子どもたちが安心・安全に遊べるための環境を整えるために、お力をお貸しください。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

はじめに・ご挨拶

はじめまして。高知大学地域協働学部2年の森野純夏です。私たちは昨年秋から、高知県佐川町黒岩地区にある集落活動センターくろいわで実習を行っており、これまで、地域の文化祭や音楽祭、子ども食堂などをお手伝いさせてもらいながら、地域の実情や課題、これからの地域のあり方などを地域住民の方々と時間を共にする中で学んでいます。

黒岩実習班のメンバー

そしてこの夏、私たちは、実習地でもある黒岩地区で「くろいわアソビバショ」を開催したいと考えています。プロジェクトの概要は以下の通りです。


くろいわアソビバショでは、地域のこどもたちが自分の手で集めた材料を使い、それぞれに自由に遊びを楽しむイベントです。大学生が主体となってこどもたちのサポートを行い、一緒に、遊びを創り出すことを目指します。

具体的には、新聞紙と古布を集め、新聞紙プールや新聞紙ハウス、手作り衣服などを作ったり、休校になった学校を使って黒板いっぱいに絵をかいたり、お家や学校では体験することのできない時間を提供したいと考えています。

今回、共同主催者の檜山には、イベントフライヤーも作成してもらいました。

[日程]
8月22日(木)  AM 10:00~12:00 宿題会  PM 1:00~4:00 材料集め
8月23日(金)  AM 10:00~12:00 宿題会  PM 1:00~4:00 あそびの会 
8月24日(土)  AM 10:00~12:00 宿題会  PM 1:00~4:00 黒板お絵かき会

[開催場所]
佐川町立黒岩中学校(休校中)

[あそびの内容]
1日目 大学生と一緒に黒岩地区のお家を訪問して、新聞紙や古着、古布を集めに行きます。
2日目 1日目に集めた材料を使って、新聞紙プールや新聞紙ハウス、オリジナル服づくり、それ以外でも、なんでもOKのものづくりをします。
3日目 「理想の学校」をテーマに中学校の黒板を使って、落書きをします。


私たちの実習地域のご紹介

佐川町黒岩地区は高知市内から車で約1時間の地域です。

※佐川町HPから引用(http://www.town.sakawa.lg.jp/life/dtl.php?hdnKey=945 )2019年7月23日最終アクセス

○人口・・・1085人
○集落数・・・15地区
○世帯数・・・532世帯
○高齢化率・・・45.7%
の地区です。(H30年4月1日現在)

特産品は新高梨、いちご、しょうが、地乳、茶など。
住民の約4割が農業に携わる黒岩地区では、特産品以外でも農作物が豊富な地域です。
私たち学生が街歩きをしていると、「もっていきや~」と果物をくれることも…!


これは、黒岩地区の名前の元となった「黒岩」


ただ最近、なぜか白化してきており「白岩地区になっちゃうよ~」とも住民に言われています。


プロジェクトを立ち上げた背景(私のストーリー)

このプロジェクトを思い立ったのは、本プロジェクトのリーダーである私(森野純夏)の幼いころのあそびの思い出にあります。
私の生まれは静岡県です。
富士山の湧き水が出るつめた~い川で、服を着たまま飛び込んだり、
狭い駐車場でサッカーをして、車のガラスを割ってしまったり。
中学生まで入っていた遊びの会では、30代くらいまでの、兄ちゃん、姉ちゃんみたいな人たちと、こどもだけではできないような遊びをしました。
怒られる「ぎりぎりまで」遊び続けた幼少期でした。
でもだんだん高校、大学と歳を重ねるうちに、なかなかそういう機会もないし、そのときのわくわく感・ドキドキ感・はらはら感を忘れてきていることに気づきました。

そのきっかけが、黒岩地区のひろーい自然を見た時です。

秋の鰯雲 

静岡県の海に近い平地の住宅街で生まれ育った私にとって、黒岩地区の山に囲まれた盆地、田畑が広がる風景に圧巻。
ああ、こういう広いところで思い切り駆け巡っていたなぁ。
でも、実際に子どもたちと話すと、「遊べるところがない」「宿題あったほうがマシやき」という声が。
あれ、こどもたちは山を駆け巡ったり、川に飛び込んだりしないのか…と思いました。

なら、私が伝えたい!!いやいや、もはや私もはっちゃけて遊びたい!!!

その思いからはじまりました。

これまでの活動

現在は、私たち大学生の受け入れ先である、まちづくりの拠点「集落活動センター」の方々にもたくさんお世話になっています。右往左往の私達を地域の子どものようにかわいがってくださり、時にはするどいアドバイスももらいながら、黒岩の地域づくりを手伝わせてもらっている最中です。

昨年12月の「くろいわdeクリスマス音楽祭」

ライトアップされた集落活動センター

明るい時間から会場設営のお手伝いをさせていただきました。


ランタンの準備


いっぱいの会場

事前のチケット販売も手伝わせてもらいましたが、学生売り子ではなかなか売れず…。
でも、当日は会場満席で驚き!!
「あー〇〇さん、こんばんわ~」と、黒岩のひとたちの”知人のつながりの強さ”を感じる会となりました。


5月、雨が降る中、地域のひとりひとりの声を聞きたいと、家庭訪問調査をしました。


標高が高い地域は、一軒、一軒が離れていて遠いことを実感。


生活の様子をヒアリングしました。最近の子どもの様子を話してくれた方は、
「今の子たちって、汽車に乗ってもみんなスマホでしょう?変わっちゃったねぇ」
とおっしゃっていました。


6月には、集落活動センターくろいわで「ものづくり会」を行いました。
作ったのは、ちぎり絵はがきと、プラバンストラップ。

子どもの参加が多かったです。
学生「その紫はぶどう描いているの?」
小学生「ブルーベリー!」
黒岩ではブルーベリーを育てているお家も多いです。身近なんですね。



学校のはなし、放課後の話もたくさんききました。
学生「いつもは、何しているの?」
小学生「いつも、この時間暇やき~」
(ひま、なのかぁ)
学生「この後は帰って夕飯?」
小学生「空手がある!〇〇ちゃんもやってるし、〇〇くんはサッカーしてるよ。明日はたいこもあるー」
自分で遊びをつくることより、結構、習う事の方が多いみたいです。



何回も、「やっぱ〇〇描く!」と言って、書き直した力作。



熱で縮む様子にも興味津々です。


大人も熱中していました。
地域の大人の人は、子どもがいると、「名字はなんていうの」「〇〇さんちの子かねえ」と聞くんです。
この言葉、“地域の人は皆知り合いであるはず”というのが前提にあるからこそ、発せられるんだろうな~と感心しました。


また、小学校を訪問して、こどもたちの遊びの様子を聞きに行きました。
校長先生は
「私が小さいときは自ら山にいったり、川で泳いだりしてたね~。でも今の子たちは行かないかもしれない。危ないしね。」
とおっしゃります。昔と今じゃ遊ぶ場所もルールも狭められているのかもしれません。


社会の動向

社会全体として、子どもの遊びに悪影響をもたらしていることも示唆されています。
「(C)IPA Japan 子どもの遊ぶ権利のための国際協会日本支部 1979ー」一部抜粋

•遊びの重要性について社会が無関心である。

•学校で知識教育や成績が偏重されている。

•適切な環境計画がなされないため、住宅や交通事情が悪くなり、生活環境の不快さが募ってきている。

•急激に変化する社会の中にあって、子どもたちの生活の基礎づくりの準備が不足している。

•地域社会の中で、子どもを囲い込んで、大人と分離する傾向が増している。

•スポーツをする子どもたちに、必要以上に競争を強いて、何がなんでも勝つことを求める。

あそぶ場所必要性は、今、世界で問われていることなのです。


このプロジェクトで実現したいこと
私が考える理想の黒岩像は「こどもが『やりたい』と思ったことを住民みんなが応援する地域」です。

これは、いつも100%フルに脳を使っていると言われるこどもたちの発想を、消えないように、大事に、大切にすくいあげ、その発想がアウトプットできるような環境を住民が用意できる地域です。

こどものあそび”を軸に、人と人がつながります。


更には、期待できることとして、

▶発想力を豊かにする
 完璧を求められない場で自由な発想をすることで、創造力を高めることができる。
 また、自分を見つめ直すきっかけになり、家庭や社会の様々な場所で自己表現できる。

▶共創する経験を踏む
 家族や学校だけではなく、地域の大人・他学年・多世代の人との関わりを持つことができる。
 また、多様な人との円滑なコミュニケーションの仕方が分かる。

ことが挙げられます。

そして、黒岩の未来に向けて、

自分自身が関わって地域を良くしていこうとする、当事者意識に基づく自負心を指す、「シビックプライド」が醸成されること、

それにより、子どもたちがおとなになって、また、黒岩に住みたいと思えるようになることが期待できます。


資金の使い道

・イベント当日の子どもの飲料
・イベント保険料
・イベント後の報告誌作成
・あそびの道具の充実(テープ類、粘着剤類)


実施スケジュール

・8月上旬まで イベントボランティアの募集
・8月22日~24日 イベント実施
・9月 報告誌の作成・お礼
・10月以降 第2弾イベント企画


リターンのご紹介

◎【ありがとうコース】1000円
感謝のポストカードを送らせていただきます。学生が撮影したとっておきの黒岩の風景もお届けします。


◎【イベント報告コース】3000円
イベントの報告誌を郵送させていただきます。また会場・報告誌にて、お名前紹介もさせていただきます。
↓は6月のイベントの際に作成したオリジナル冊子です!

イベント中での子どもたちの思いもよらぬ発言!ハプニングなど!思わず微笑んでしまう内容を盛り込みます。


◎【報告誌&干しいもコース】5000円
共同主催者である、もうひとりの実習メンバー檜山諒は、茨城出身の干しいもお姉さん
干しいもが好きすぎて、フリーペーパーを作ってしまうほどなんです。

そんな彼女は、現在干しいもづくりを始めています!
そこで、今秋にとれる黒岩地区のさつまいもを使った干しいもを報告誌と一緒に郵送させていただきます。
また会場・報告誌にて、お名前紹介もさせていただきます。


最後に

この企画は、私たちだけでは到底実施できません。

現在、4人の実習メンバー、担当教員の他、集落活動センターの方々、黒岩小学校さん、佐川高校さんからも企画のブラッシュアップをもらっています。地区内の鮮魚店さんにも協力してもらい、暑さ対策のため、当日、氷を提供してもらうことも決定しました。また当日は、住民の方々からの材料提供はもちろん、運搬車の貸出もしていただきます。

たくさんの地域の方々の応援をもらっているからこそ、そして、私自身が「あそび」にこだわっているからこそ、より充実した場を子どもたち、地域と共につくっていきたいです。

このような、私の思いに共感・感心して下さる方々、どうぞ、ご支援、拡散、応援をよろしくお願いいたします。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 事後報告になり、申し訳有りませんm(_ _)m11月23日(土)にくろいわアソビバショ第二弾開催しました。今回のテーマは、「火起こしからやきいもづくり!」「禁止事項を極力少なくし、子どもが『やってみたい』と思ったことを自由に存分に体験できる場所。」というコンセプトをもったアソビバショ。第二弾どうしようかなーと考えていたときに、夏の一回目で感じたことを思い出しました。それは「子どもは”アブナイ”ことが大好き」そしたら火を扱おう!火だったら、季節だし焼き芋したい!どうせなら火起こしから体験しちゃおう!と森野が思って、計画を進めていきました。やってみての感想…「子どもの創造力は無限大だな」 ということです。ありきたりな言葉ですが、これに尽きます。「これをこやって工夫したら?」「ここ登ってみたい!」「これ触ってみたい!」絶え間なくアイデアが飛び交います。(この面白さは写真参照で…)今回子どもに対しての学生スタッフが少なく、それを拾いきれなかったのが残念。あの子のあの言葉をもっと掘り起こしていたら、どんなアイデアが待っていたのだろう、と思います。でも今回の企画で実感したのは、私達学生の役割は本当にシンプルで、目の前の子に一生懸命向き合うことなんだな、ということ。向き合って、言葉を拾って、深堀りして、実現する手助けをしていくことです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー色々話が飛びますが、今後このアソビバショの展開として考えたのが「公園づくり」です。このアソビバショのコンセプトが実現できる公園。もちろん設計は子どもたちで、作業は地域の人を巻き込んで。まだまだふんわりしています。ただ、今更ながら「KaBOOM!」を読み始めました。アソビバショに繋がる、なるほど!わくわく!がつまっているようです。事業として収支等がまだ漠然としているので、もっと事例を勉強していこうと思います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回は火おこし器づくりに、黒岩在住のアーティスト方、たき火はまかせろ!とう感じで、地域のおじちゃんにも協力いただきました。ありがとうございます。ほくほく焼き芋やっぱり高い所が好き夢中で1時間半ほども火起こしに挑戦!!…しかし結果は着かず…。もっと作りにも修行が必要でした(泣)地域のおじちゃんが、焼き芋レクチャー!ウインナーで人間釣りアルミホイルの中身はなんと、、、、カニ。川にいたのをとって、蒸して、開けてみました。指の爪ほどのカニ味噌発見。触ったらすぐ壊れるもろい岩を発見!”ふうか”? 「山いきたい!」の一言で山探検 ぶれていますが、、この日は集落活動センターくろいわのウォーキング&芋煮イベントが。芋煮をごちそうになりました 。 もっと見る

  • リターンについて2

    2019/11/14 14:16

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • リターンについて

    2019/08/27 15:42

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト