2019/10/11 09:30

9月28日に

札幌から家畜写真家のアカップルさんをお迎えして、

29日は朝からリターンでもあった「牧場見学と撮影会」を行いました。

この日の天気は雨予報だったのですが、

私とアカップルさんの晴れ女×晴れ女という組み合わせが効果を発揮!

晴天に恵まれ、出荷予定の「みゆこ」も外へ出して撮影してもらうことができました。

車で牧場へ向かう途中、

いつのまにか田んぼ道には彼岸花が咲き乱れていて、

くっきりとした赤と緑の組み合わせがとても綺麗で、

良い時期に撮影を頼めたなぁと偶然に感謝。

牧場見学で説明を受けたのですが、

竹内牧場では「二頭飼育」という方法で飼われています。

餌を競って食べる相手がいる事で、食の進みが良くなるという仕組みです。

牛は身体は大きいですが臆病な生き物なので、一頭だけ外へ連れ出そうとするとものすごく嫌がり、「大丈夫かなぁ、辞めといたほうが良いのかなぁ」と不安に思いました。

群れから離れるのを怖がっているんだと聞いて納得しましたが、

少し落ち着いた「みゆこ」の綱を持たせてもらい、撮影の時。

最初、牛に慣れていない私は

暴れてしまったらどうしよう?

と少し怖かったけど、

私が怖がっていたらみゆこも不安になると思い、

みゆこの目を見て

「大丈夫かな?ちょっと写真撮らせてね」と話しかけると

本当にじっと大人しく写真に収まってくれて、

「やるやん、みゆこ」と思いました。

綺麗な景色と、べっぴんさんのみゆこの姿が残せて嬉しかったです。

ただただ「可愛いな」「良い子やな」と思える「みゆこ」との撮影の日。

前日に感じたような寂しさはありませんでした。

アカップルさんは、集合写真を撮り終えた後も1人牛舎に残って「みゆこ」の写真を撮ったり、宮崎や石垣から連れてきたという子牛たちの写真もたくさん撮ってくれました。

なかなか思い通りにはいかない生き物相手の仕事の大変さを知ったり、

それでも家業を継ごうと帰ってきたご兄弟の話、

今後の目標などを聞いていると、

この先も業界内の貴重な同世代として関わっていけたら良いな、と楽しみになりました。

今日も読んでいただきありがとうございました。