2019/10/25 00:30

先日、田中精肉店の64周年創業祭を行わせて頂きました。

お越し頂いた皆さまありがとうございました。

この日は「陳列棚を上から下まで松阪牛で埋め尽くす」というのがテーマ。

日中は店頭の仕事があるため、作業は毎晩夜中までかかりましたが何とか準備を間に合わせ、

このクラウドファンディングで購入した「みゆこ号」を皆さんにお披露目することができました。

創業祭については追い追い書くことにして、、

ごめんなさい、皆さんへの報告が滞っていました。

出荷日からどのようにして「みゆこ」が店頭に並んだのかを振り返っていきたいと思います。

少し悲しい内容も含まれるので、読まれるかどうかはご自身で判断をお願いします。

雨予報が見事に晴れた牧場見学と撮影会の2日後。

10月1日いよいよ出荷の朝を迎えました。

この日はさすがに予報通りの雨になるだろう、と出荷に立ち会う全員が思っていました。

晴天。

しかも朝から真夏並みの暑さではありませんか!!晴れ女パワー恐るべし!

ということで天気の力も相まって

割と明るい気持ちでアカップルさんとおしゃべりしながら牧場へと向かいました。


多気町にある竹内牧場さんから松阪市内にある「松阪食肉公社」までは車で約15分。

牛専用のトラックで移動するため、まずは牛の積み込み作業があります。

嫌がって乗らない牛もいるそうで、

そうなると大人3人がかりでも動かすのが難しいという積み込み作業。

そんな中すんなり乗ってくれたみゆこ。

その後ろ姿を少し複雑な気持ちで眺めていると、竹内さんが

「ほんとのところは分からないけど、牛はもしかしたら全部分かってるのかなぁと思う時もある」

と話してくれて

自分がどこへ行くのか牛が分かっているにしろ分からないにしろ、

それを想像すると

嫌がっている子を見るのもすんなり乗る子を見るのも

どっちにしろ辛い瞬間だなぁと改めて感じました。。


出荷の日〜松阪食肉公社へ到着〜

に続きます。