Check our Terms and Privacy Policy.

誰かといたいのに、一人になりたい人へ。『あなたの居場所のわかり方』の本を届けたい

誰かとの関係の中で、いつもちょっとだけ無理をしてしまう人たちに、オンラインコミュニティ・コルクラボが2年間で考え抜いたことを届けるために本を作ります。この本を通して、”居場所”について皆さんと一緒に考えていけたら嬉しいです。

現在の支援総額

2,468,327

493%

目標金額は500,000円

支援者数

610

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/18に募集を開始し、 610人の支援により 2,468,327円の資金を集め、 2019/10/13に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

誰かといたいのに、一人になりたい人へ。『あなたの居場所のわかり方』の本を届けたい

現在の支援総額

2,468,327

493%達成

終了

目標金額500,000

支援者数610

このプロジェクトは、2019/09/18に募集を開始し、 610人の支援により 2,468,327円の資金を集め、 2019/10/13に募集を終了しました

誰かとの関係の中で、いつもちょっとだけ無理をしてしまう人たちに、オンラインコミュニティ・コルクラボが2年間で考え抜いたことを届けるために本を作ります。この本を通して、”居場所”について皆さんと一緒に考えていけたら嬉しいです。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

(10/10追記)
皆さま、クラウドファンディングの応援、本当にありがとうございます!
おかげさまで当初の目標金額を大きく超え、支援者様も400名を超えました。

そこで、残り3日となったこのタイミングで、新規のリターン追加を発表させて頂きます!

【追加リターン内容】
「漫画家こしのりょう似顔絵4コマ漫画セット」を追加しました!
コルクラボのメンバーであり、『Ns'あおい』『銀行渉外担当竹中治夫』等を生み出した漫画家こしのりょうが、あなたを主人公とした4コマ漫画を描きます!

※3名限定の募集とさせていただきます。予めご了承ください。

コルクラボは、『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』などの編集を担当する佐渡島庸平が手がける、オンラインコミュニティです。

2017年1月から始まったコルクラボは、「コミュニティを学ぶコミュニティ」として、出版社、広告代理店、医療関係者などなど、職種がバラバラなメンバーが集まり、会社や家族につぐ”第三のコミュニティ”を作ってきました。

普段は、さまざまなジャンルのゲストを招いた「ゲスト会」、コルクラボメンバーの活動報告をおこなう「クルー会」の月2回の活動を定例会としています。

定例会以外にも、子供から大人まで泊りがけで本気で遊び、コミュニティ内の親密さを醸成していく、合宿プロジェクト。

漫画家こしのりょうを中心として、初心者からプロまで漫画を書くことの楽しさを味わう、漫画倶楽部。

有志のメンバーによって50を超える部活動やプロジェクトでこのようなさまざまなイベントが行われながら、コミュニティを作ってきました。

コルクラボは、コンセプトと行動指針を掲げて活動しています。

これらは、コルクラボをつくっていく中で見つけた、メンバー自身がコミュニティを心地の良い場所にしていくための羅針盤です。

主宰の佐渡島は、コミュニティについて書いた自身の著書『WE ARE LONLEY,BUT NOT ALONE』の中で、「今後この本の内容をアップデートしていきたい」と話しています。

今回、佐渡島と一緒にコミュニティをつくっている私たちが、この本を『あなたの居場所のわかり方』の本へとアップデートして、皆様にお届けしていきます。

この本が、あなたの居場所を考えていく上での羅針盤になればと思っています。

すこし長くなりますが、私がコルクラボに所属する前と後で起きた変化についてお話しさせてください。

人は、いくつかのコミュニティに所属しています。
会社や学校、家族や趣味などのいくつかのコミュニティを行き来しながら、その中の関係性に息苦しさを覚えたり、不安を抱えながらその場にいる人もいます。

その中で私は、自分とコミュニティについての関係を考えたとき、

・やりたくないことも誰かのためにやっていたり、無意識に頑張ってしまう
・一緒に何かをしていても、誰とも繋がっていないと感じる
・誰かと居たいのに、一人になりたいと思ってしまう

そんな風に、自分はコミュニティに所属しているのに居場所がないという思いを抱いてきたことに気がつきました。

「居場所がほしい」と思うのに、「居場所がない」と感じることはとても寂しく、その場にうずくまってしまいたくなります。そんな時もあります。

『こどもの頃から居場所がなかったし、まあそんなものかもしれない。少し寂しいけど、しかたないんじゃないか』

そう思っていても、本当に寂しいのは「居場所がない」ことではなく、「自分には居場所がつくれない」と思ってしまうことでした。
そして、「居場所がない」と感じるのは、「自分が安心できていない状態にある」からでした。

コルクラボは、様々な工夫をこらして、「自分はここにいても大丈夫」と思えるような設計をしています。

コルクラボに入った当初は中々感じることのできなかった”安心”も、周りにいる人たちのリラックスした様子や、ふと誰かが漏らす不安を受け止める人がいることが当たり前にある環境で過ごすうち、少しずつ感じられることが増えてきました。
行動指針の1つ目である、自分の安全安心を知っていったのです。

だんだんと私も、自分の心の中を話せるようになり、その場所だと気が抜けていく「居心地がよい場所」になってきました。

自分がリラックスして”素”でいることができる場所があれば、
会社や学校で行き詰った時、ゆっくりと呼吸することができるのだと知りました。
そんな「自分の居場所」があることが、今日をちょっと楽にしてくれることを知りました。

コルクラボが始まってから約2年が経ち、私たちは、居場所には再現性があること、そしてそれは自ら見つけ出したり作り出すことができることを学んできました。

これまでコミュニティの運営・設計について考え実践しながら得た知見と、コルクラボの行動指針にまつわる4名のゲストへのインタビュー、そして1つのコミュニティとのコラボを通して、少しおせっかいかもしれませんが、『あなたの居場所のわかり方』をおすそ分けできたらと思っています。

▼書籍タイトル

『居心地の1丁目1番地〜それがわかると、人生は少し自由になる〜』

この本では、ゲストへのインタビューを通して、コルクラボで起きている『あなたの居場所のわかり方』が明らかになっていく構成となっております。

各章は、最初にコルクラボの行動指針と親和性の高いゲストへのインタビューを行い、そこからコルクラボの運営上の設計、またラボメンバーが感じてきたことを徐々に語っていきます。

▼1章 コミュニティと居場所

<参考リンク>
白金高輪カウンセリングルーム
Twitter

▼2章 居心地のよいコミュニティとは

1.自分の安全安心を知る

<参考リンク>
週刊 | 編集者・佐渡島の好きのおすそ分け
Twitter

2.自分の言葉を紡ぐ

<参考リンク>
Twitter
note

3.好きなことにのめりこむ

<参考リンク>
Twitter

4.人の頼り方を知る

<参考リンク>
Twitter
・現在noteで『ヒゲとナプキン』を無料連載中

▼3章 あなたが好きなあなたになる
 これからの居場所について考える
 コルクラボメンバーへのインタビュー
 コルクラボメンバーの変化の様子 など

▼コミュニティ論とその他コラム
 コミュニティとは?
 コルクラボのあれこれ 等

<参考リンク>
前田デザイン室・公式
Twitter

※本書籍のデザインは、元・任天堂デザイナー前田高志と共にクリエイティブを楽しむオンラインサロン・前田デザイン室とのコラボにより制作しています。

<コルクラボメンバー参考リンク>
まろん(本文の語り手)
Dr.ゆうすけ
すないぱ〜@世渡り営業マン
すなふ

今回、一緒に居場所を考えながら、このプロジェクトを創っていきたいと考え、クラウドファンディングでのチャレンジを選びました。

皆様が思わず手元に置いておきたくなるような、居場所について悩んだときに帰ってくるような、そんな一冊に仕上げたいと思っています。

みなさまから頂いたご支援は
・各リターン品制作費(データ制作費、製造費)
・発送費(梱包作業費、運送費)
・クラウドファンディング手数料
・その他
等に大切に使用させていただきます。

また、一部の都内書店とオンライン書店での一般販売を予定しておりますが(税込1,650円)、皆様からいただいたご支援額に応じて販売網を拡大させてまいります。

このプロジェクトに共感していただける方が少しでも増えるよう、
皆様のご支援、応援のほど、よろしくお願いします。

※完成・発送は10月下旬〜11月初旬頃を予定しています。
※クラウドファンディングに協力してくださった方限定で、出来上がった書籍にはすべてお名前を記載いたします。

漫画家こしのりょうの4コマ似顔絵セット 30,000円(税込、送料込み)
①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④漫画家こしのりょう似顔絵4コマ漫画

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※④について、オンラインビデオ等で漫画家こしのりょうによる取材をさせていただき、支援者様を主人公とした4コマ漫画を書かせていただきます。作成した漫画は、原画をお届けいたします。また、コルクラボ公式Twitter等に取り上げさせていただく可能性があります。

【ベーシックセット 1,500円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。

通常価格1,650円の本書に、クラファン限定の特典として、応援していただいたあなたのお名前の記載と、本書の電子データをセットで1,500円でお届けいたします。

【スタンダードセット 3,500円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④コルクラボTシャツ(CAMPFIRE限定バージョン) 1枚

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※④について、TシャツはS/M/L/XLサイズからお選びいただけます。

コミュニティアップデートセット 5,000円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④コルクラボTシャツ(CAMPFIRE限定バージョン) 1枚
⑤羽賀翔一イラストのクリアファイル(非売品) 1枚
⑥書籍『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE』(佐渡島庸平 著)
⑦佐渡島からのメッセージ


※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※④について、TシャツはS/M/L/XLサイズからお選びいただけます。

【居心地体験セット(限定20名) 10,000円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④コルクラボTシャツ(CAMPFIRE限定バージョン) 1枚
⑤コルクラボ定例会参加券 1回

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※④について、TシャツはS/M/L/XLサイズからお選びいただけます。
※⑤について、都内で実施しているコルクラボの定例会(11/27or12/25 19:00-22:00)に1回参加いただくことができます。また、交通費は各自負担となります。予めご了承ください。

【さらに!居心地体験セット(限定20名) 15,000円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④コルクラボTシャツ(CAMPFIRE限定バージョン) 1枚
⑤コルクラボ定例会参加券 2回

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※④について、TシャツはS/M/L/XLサイズからお選びいただけます。
※⑤について、都内で実施しているコルクラボの定例会(11/27,12/25 19:00-22:00)にどちらも参加いただくことができます。また、交通費は各自負担となります。予めご了承ください。

【佐渡島庸平へのお悩み相談セット(限定7名) 30,000円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 1冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④コルクラボTシャツ(CAMPFIRE限定バージョン) 1枚
⑤羽賀翔一イラストのクリアファイル(非売品) 1枚
⑥佐渡島庸平への15分公開お悩み相談

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※④について、TシャツはS/M/L/XLサイズからお選びいただけます。
※⑥について、2019年11月9日10:00~21:00に池袋のみらい館大明にて実施するコルクラボ文化祭の中で行います。また、この相談コーナーは文化祭参加者に公開されます。日にちの都合がつかない方や相談の公開が難しい方は、大変申し訳ありませんがお控えください。詳細のお時間は、お申し込みいただいた方に別途ご連絡致します。

【佐渡島庸平との対談セット(限定5名) 200,000円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 20冊
②書籍『居心地の1丁目1番地』へあなたのお名前を掲載
③書籍『居心地の1丁目1番地』の電子データ
④羽賀翔一イラストのクリアファイル(非売品) 1枚
⑤佐渡島庸平との対談

※②について、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。(1名分のみの記載となります)
※⑤について、コルクラボの定例会にて行います。日時・場所等の詳細は、お申し込みいただいた方に別途ご連絡致します。また、応募状況によって数ヶ月ほど実施までお時間をいただく可能性があります。予めご了承ください。

【愛にできることはまだあるかい? 150,000円(税込、送料込み)】

①書籍『居心地の1丁目1番地』 50冊
コルクラボが好きなら、定価の2倍でも、50冊でも買ってくれるよね??
ラボのみんなが頑張って作った本、配りたいですよね????
佐渡島のようなコルクラボへの愛が大きすぎる人から、愛情をたっぷりいただくリターン。

※本来、書籍50冊分で7.5万円のところ15万円という価格設定で、応援の気持ちを大幅に上乗せして頂くものとなります。くれぐれもお気をつけください。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

私は、このプロジェクトに関わったことがきっかけで、「自分にとって居心地の良い場所」について初めて考えました。

そして、「自分にとって居心地の良い場所」
それがあると、今日が少し楽になることを知りました。

この本を手にとってくださった方へ、
今日が少し楽になるためのきっかけを届けられればと思います。

<参考サイト>

コルクラボ公式サイト
コルクラボの温度 by Voicy
コルクラボ公式Twitter

最新の活動報告

もっと見る
  • こんにちは。コルクラボ本プロジェクト企画・運営メンバーのまろんです。みなさまのお手元に、コルクラボの本「居心地の1丁目1番地」届いていますでしょうか?Twitterやnoteなどに #コルクラボ本 #コルクラボ本プロジェクト #居心地の1丁目1番地 などつけていただいて感想など投稿していただけると、とてもうれしいです。想像以上によかったという声も、いまいちだったという声もあるとは思うのですが、みなさんの感想、ぜひ教えてください。(そわそわ)+++入稿を終えた後に、再入稿をすることを決めた日からの続きです。+++再入稿をすると決めるときの不安は、「いつこの本は完成するのか?」ということでした。どれだけいい本を作りたいと思っていても、「いつ終わりがくるのか」が見えない状況で走りづづけることは、正直苦しかった。支援してくださった方に、「お届けできる日」をなかなか伝えられないのも苦しい。印刷や製本のスケジュール調整を担当してくれていたメンバーのうえぽんを中心に、「終わり=校了日」を決めて、最後の原稿チェックの作業に取り掛かりました。何度も読み直した原稿なのに、どうしてここが間違っていたのか……?という、なんでだろう赤字の発見に少し落ち込みつつ、編集チームの作業が完了。前田デザイン室のみなさんにも、最後まで修正とデータ作成のサポートをしていただき再入稿を完了!・・・このあと、まさかの修正箇所発見!でも数か所だったので印刷所で対応してもらえて全部対応完了! よ、よかったぁ……。を経て、10月31日に校了!! となりました。+++入稿~校了までの活動報告を書きながら、作業していた日々を思い出すと覚えていることが多かったのですが、この再入稿を決めてからの期間は、なぜだか記憶が一番ありません……。一番直近の作業だったのに……。なので、なんだかショートカットな内容になってしまいました。+++原稿制作中には活動報告がなかなかできず、支援いただいた方の中には、どうなっているのだろう? とやきもきされていた方もいるのではないかと思います。遅ればせながらの活動報告で少し気持ちが晴れればいいなと思っています。活動報告でお届けできなかった、プロジェクトメンバーの思いや制作中のあれこれは、#コルクラボ本プロジェクト #コルクラボ本 #前田デザイン室  #コルクラボ などのハッシュタグをつけて発信しています。(普段の活動の感想もでてきます)メンバーの声もぜひ読んでもらえたらうれしいです。+++そして、多くの方の支援があったからこそ、制作メンバーは最後まで走りきることができました。本当にたくさんのご支援と応援をありがとうございました。 もっと見る

  • こんにちは。コルクラボ本プロジェクト企画・運営メンバーのまろんです。大変お待たせいたしました!本日11月12日より、発送作業が始まりました。多くの方にご支援いただき、発送作業が本日より数日かけて完了する予定です。お住まいの地域や発送のタイミングによっては、お手元に届くタイミングが異なる場合もありますが、楽しみにお待ちいただければ幸いです。わたしたちメンバーは、みなさまのお手元にようやく届けられる安心と、どんな感想を持っていただけるのか、期待と不安で胸がいっぱいです。ぜひ、お手元に届きましたら、Twitterやnoteなどで、ハッシュタグ #コルクラボ本プロジェクト をつけて感想を教えていただければ、うれしい限りです。+++前回、10月21日(月)11時59分の入稿までをお届けしました。+++10月21日(月)に入稿完了して、翌22日(火)の夜に、校正用データを受け取りました。実は、入稿の際、どうしても修正が間に合わなくて、校正用データを受け取ったら対応をしようと思っていた箇所がいくつかありました。しかし、実際に校正用データを受け取ってみると、自分たちが考えていた以上に修正対応が必要である現実が目の前に……。データを入稿した後に、簡単な文字修正などであれば、修正箇所を指示しても、予定通りに印刷に進めることができます。しかし、私たちがやろうとした修正は、もはや修正ではなく「再入稿」(修正を反映したデータを作り直してもう一度入稿をし直すこと)が必要があり、入稿からのスケジュールをもう一度調整することが必要である、という状況でした。入稿したデータは、校正したのち、校了という合図をもって、印刷→製本→発送→納品という工程を進むことができます。再入稿になれば、校了も印刷も製本も発送も納品も遅れます。再入稿となったら、最短でいつ発送ができるのだろうか?原稿の修正に取りかかりながらも、校了というゴールが見えない不安と疲労と、じゃっかんの苛立ちが制作チームを覆っていました。支援いただいたみなさまへ、お届けできる日をなかなか伝えられないもどかしさ。何度もスケジュールを相談して調整をお願いしていた印刷会社さんへ、再びご迷惑をかけてしまうこと。でも、中途半端な修正をした中途半端な原稿で終わりたくはないという気持ち。「どうすることが今は最善なのか?」編集長のばっしーと、印刷のスケジュールなどの調整をしてくれているうえぽんと、進行管理のごんちゃんと、話し合っていました。考えることはたくさんあっても、タイムリミットはすぐやってくる。決めなければ。この本づくりに関わっているのは、私たちだけではない。たくさん力をお借りしていた前田デザイン室のみなさんに、あと数日修正を対応してもらうことは可能なのか?チーフデザイナーの安村シンさんとも相談をし、私たちは、再入稿のデータを作り直す決定をしました。+++思い出しながら書いていると、「思い」が大きくなってしまいがちですね。もしかしたら、もっと冷静に再入稿を決定していたのかもしれません。その瞬間に書く気持ちとは、少し隔たりがあるかもしれません。あの時、私自身は、入稿した! という安心感を手放したくない気持ちがありました。納品されるまでは気を抜いてはいけないと思っていても、一瞬抜けてしまった気を入れなおすには少しの時間が必要でした。やることはたくさんある、気持ちが入らない。再入稿までの期間は、このプロジェクトの中で一番つらかったかもしれません。再入稿から納品まで、少し長くなりますが、またお届けしたいと思います。  もっと見る

  • 入稿~校了まで①

    2019/11/06 13:31

    こんにちは。コルクラボ本プロジェクト企画・運営メンバーのまろんです。11月3日に、支援いただいたみなさまへ「居心地の1丁目1番地」の電子データをお送りいたします。(確認ができない場合はお問合せください)ついに、みなさまの元に原稿が……。どんな感想を持っていただけるのか。期待と不安が入り混じるとはこのことか……とソワソワふわふわする日々を送っています。+++何度も何度も読み返してきた原稿でした。間違いがないはずの原稿にしてきたはずでした。10月21日(月)12時、入稿締め切りまでの数日間は、「え? なんでいまさらこれが?」という修正が発生するたびに、ドキドキがとまりませんでした。前日の10月20日(日)は、編集チームとデザイナーチームが都内某所に集まり、原稿チェック、赤字直し、入稿前データチェックを実施。「直したはずなのに直っていない!」「これって直す必要あるの?」「ここをもう少し編集したい」などなど、編集チーム側の希望と、デザイナーチームの「この時間では無理です!」という限界値との闘いでもありました。(一緒に作業できていてよかったです)まずは、入稿をすること。それが目標にありました。入稿後、多少の修正は対応できる時間も確保してありました。だから、どこかで線引きをする。しないといけない。「今この時間の最善を選択する」編集チームにできることは、「絶対今直しておくべき箇所」の最終確認をして、デザインチームに託すこと。合同での作業を終え、20日~21日AMにかけては、デザイナーの安村シンさんが入稿データ作成の作業を実施。21日(月)に、入稿データを編集チームで目視。そして、11時59分に入稿。そんな2日間でした。「入稿できた!」「これで納品の時期は守れるはず!」コルクラボ、前田デザイン室のメンバー共に、ふっと息をついた瞬間。「入稿しました!」と言えた時でした。しかし……校正用データ(入稿した原稿に間違いがないかを確認するためのデータ)が上がってきたとき、我々は選択を迫られるのでした。+++ もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


  1. 2019/09/20 12:57

    ぜひ応援させていただきたいのですが、佐渡島さんとの対談の日程が調整できない可能性がある場合でも、対談のリターンへ申し込んでもよろしいでしょうか?

    1. 2019/09/20 14:15

      コメントありがとうございます!そして対談のリターンのご検討ありがとうございます。結論から申し上げますと可能ですが、せっかくご支援いただくのであれば佐渡島と対談出来るのであればと思っておりまして、zoomで遠隔で対談も可能ですがいかがでしょうか?ご検討よろしくお願いします。重ねてになりますがお気持ち感謝しております…!


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト