2019/09/10 13:33
13日目見聞録
この日は、余裕があった。
僕は滅茶苦茶似顔絵を描きに行こうと思った。
でも、似顔絵を描いてお金をいただく勇気がまだ出なかった。
本当にいいのか、どう声をかければいいのかわからない。
ヒッチハイクでは、多少声をかけられるようになったが、金銭が絡むと気持ちは別物だ。
一日、熊本城公園で寝たり、読書に耽ったり、人々の観察に勤しんだ。
真っ黒に焼けるまで、晴天の下で立ち続けていたのだから、こういう日もいいだろう、なんていうカスである。
結局、翌日の14日の半日も似たような過ごし方をした。
1人の20歳が経験した、一夏の思い出に興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、僕は精一杯お話がしたいです。
この旅は、まだまだ続きます。