ゲームって遊びじゃないの?ゲームには多くの人が「時間を割いてでもやりたい」と思わせるような仕組みがあります。それを遊びだけではなく、様々な分野で活かすことを「ゲーミフィケーション」と呼びます。例えば、歌や手遊びでアルファベットや九九を覚えたり、カードの取り合いでことわざを覚えたり、私たちも知らぬ間にゲームで学ぶことを実践していますよね。最近だと、ポケモンGOやドラクエウォークなどが話題です。引きこもりだった青年がゲームをする為に外に出るようになった、運動嫌いが楽しみながら歩いて健康になったなど、ゲームが新しいアクションを起こすキーになり、さらに継続することにつながっています。効率的な学び発達障害はもちろんですが、すべての子どもにとって「楽しく学ぶ」というのは効率的です。今回はそんな子ども向け学習アプリ事業に5年取り組んできた、ゲームアプリ開発会社の「ファンタムスティック」の社長、シェインさんに詳しくお話を伺います。(ご自身のお子さんの為にゲーム開発を始めたシェインさん)ファンタムスティックでは5年前からゲームを学習に取り入れる取り組みをしており全世界の子どもたちに14億問題を解答してもらい、学習効果の成果報告を受け、ゲームを使った学習の成果を実感しているそう。 (世界で人気の算数忍者)「教室にゲーム学習を入れたら、教育革命が現実的になる」とおっしゃっています。ゲーミフィケーションを使い、学習継続の価値を作ることができたら、誰しもが「一人で学習を続けていける能力」を身につけられます。それは、将来的に教室という学びの場を大きく変える事ができるとというわけです。現在少子化にも関わらず、日本は不登校が過去最高になりました。ゲームにより学校にいけない子どもも、自宅で効率よく学ぶことができるようになるかもしれません。学習障害・発達障害の子どもたちへ効率の良い授業を!小学校の特別支援学級に算数忍者アプリを導入発達障害のある児童にとって教室に座り、退屈な授業を受けるのは大変な困難です。しかし、ゲームを使うと…すばらしい成果があったと教師から話を聞いたシェインさんのお話しです。シェィンさんのブログ当日は最新の学びについて、開発者目線、お父さん目線、交えつつお話を伺う予定です。会場ではアプリ体験コーナーも用意していますので、お子さんと楽しんでみてください。もちろん、大人だけでもOKです。私も、おそらくですが算数LDです。数字が頭に全く入ってこず、九九も7の段までしか覚えていません。算数に苦手意識を持たない気持ちだけでも、大人になったら生活が楽になると思います。
マイノリティごきげんサミットをやると決めた物の準備に大忙しで報告が遅れてしまいました。大変申し訳ありません。今日から全力で発信してまいります。一発目がこんな情けない報告で申し訳ありません。しかし、ご安心ください!めちゃくちゃイベント内容は充実しています。ではさっそく、活動報告演者のみなさんと打ち合わせをしました。トークテーマごとにご案内します。昼の部のトークテーマ① 「フェミニズム×育児」ゲストスピーカーはソーシャルアクティビスとの平本沙織さんソーシャル?アクティビスト?最初は耳慣れない肩書にとまどいましたが、彼女に会うと「これがソーシャルアクティビストや!!!」と骨の髄までビンビン感じる事ができます。「おかしい」と思ったことを変える為、即行動するパワフルな人です。夫婦での会社経営や3Dプリンタ本専門家、母親などいくつもの顔を持つ平本さん。そのほかにも、さまざまな社会活動をしています。最近では、大江戸線の「子育て応援車両」導入に成功しました。子育て応援スペースは「小さな子ども連れ層も、安心して気兼ねなく電車を利用できるようにする」を目的に設置されたスペースです。トーマス模様のスペースに、子どもも楽しそう。きっかけはTwitterの大炎上でした。満員電車にベビーカーで乗らざるを得なかった経験をつぶやいたところ、SNSで賛否両論の議論が巻き起こりました。「満員電車にベビーカーで乗るなんて非常識!」そんな声を受け考えます。公共交通機関は「みんなのための乗り物」です。その「みんな」の中から、いつの間にか子どもの存在が薄くなっているのでは?炎上からたった約一ヶ月、子どもの安全な移動を最優先に考える為、アクションを起こします。「当たり前」を変えていくパワーは見ているだけで胸がすく思いです。彼女の話を聞くと「社会が変わるのを待つんじゃない、自分で変えるんだ」と言う気持ちになります。底なしのパワーと影響力に、ぜひ触れていただきたいです。そして一緒に考えましょう(もちろんリラックスしながら)平本さんには「フェミニズムと育児」についてお話しして頂きます。育児とフェミニズムは切っても切れない部分があります。育児は母親だけのものではない。今では皆がそう思っているけれど、実際はまだまだ家長制度の中で苦労している方も多いのではないでしょうか。小さな頃から「男女平等」を学ぶことは、子ども自身の世界を平等にしていくでしょう。フラットな社会づくりの第一歩。家族で考えられる時間になると思っています。今回、嬉しい応援も。ノルウェー発の「民主主義を求め闘った女性たちの歴史を描いたコミック」2018年ノルウェー文化省児童書賞最優秀賞(ノンフィクション部門)2019年ボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞(ノンフィクションの部)日本を含む22カ国で翻訳される注目の1冊ウーマン・イン・バトルこちらの翻訳者である枇谷 玲子さんが会場に来て下さいます。沢山のフェミニズム本を翻訳されている方です。国際的な視点を持った枇谷さんのお話しもお伺いできればと思っています。フェミニズムを子どもにもわかる表現で学び今後の育児に新しいアプローチを増やしませんか?フェミニズムってなんだか怖い、という方も是非。ウーマンインバトルは当日イベントで観覧・購入可能です。私も持っていますが、胸の熱くなる書籍です。漫画形式で読みやすいですよ。他にもマイノリティ本・発達障害やLGBTの書籍もご用意していますのでぜひ会場で手に取ってご覧ください。次は、もう一人のゲストパネラーをご紹介します!