夫は日本語が話せない妊産婦にとって大切な“通訳代わり”
「夫がいないと、病院にも行けません。」
「夫に全て任せているので、夫がいないとき陣痛が来たらどうしよう・・・。」
「妊婦健診などで医師からの重要な話があるときは、夫の通訳サポートが必要。」
「妊婦健診などで検査結果を聞く時には、夫に電話をかけ、電話を通しての通訳が必要です。」
日本語が話せない妊婦さん達は、病院や保健センターで通訳を準備してくれる環境が無いため、自分より日本語が話せる夫が“通訳代わり”としての支えとなっています。
夫たちも、妻の支えとして、一生懸命メモをとり、医師や保健師に質問をし、書類を管理したりしてくれている姿を見ていて、温かい気持ちになることがよくあります。
夫に頼まないと欲しい情報が入らないという現実
一方で、実際には、夫の通訳サポートで、妊娠・出産・育児に関する情報などは妊産婦さんの耳に届いているのでしょうか。
「私は母親学級に参加したいけど、夫は必要と思っていないから、保健センターに聞いてくれない。」
「女性特有の体の悩みを質問したいけど、夫に代わりに聞いてもらうのは気が重い。」
「(病院で書類にサインをする時)中身がよくわからず、病院側を信用してサインするか、夫の考えでサインをするしかない。」
「夫を通じて情報を得るという方法もあるが、夫は自分が必要な情報を得ることをしても、私のニーズを満たすとは限らない。」
と話すなど、妊産婦さんは欲しい情報を得て、相談し、決定の場に参加することができているとは決していえない状況があります。
あるお母さんの声:
「自分で自分のニーズを満たせるようにすることが大切」
そのためには、妊婦健診や妊婦訪問、赤ちゃん訪問などの母子保健サービス提供の場面で、通訳を活用できる環境を作っていくこと大切です。
クラウドファンディングのご支援で通訳派遣も行ないます
クラウドファンディングに挑戦するこの45日間で得られた皆様からのご支援を活用し、Female promoter(女性普及員)と呼んでいる外国人の母子保健ボランティアと共に、これらの問題解決に向けて取り組むべく、いろいろな活動を計画しています。
医療通訳を活用して保健師や医師、助産師と妊産婦さんが直接会話ができるよう、サポートもしたいと考えています。
クラウドファンディングは、公開直後の早い段階でどれだけ支援を集められるかが、成功の鍵となります!!
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山本 裕子
シェア=国際保健協力市民の会