昨日から大型の台風17号が九州付近を通過し、ここ天草も影響を受けました。
オリーブ収穫直前ということもあり、ご心配頂いたみなさま、ご報告が遅くなり申し訳ありません。午前中に投稿したつもりが、できてなかったようで打ち直してます(T-T)
昨日は風と雨が強まる中、最後の支柱確認と台風対策のための剪定作業で朝から畑に行っていた園主。夕方、「やるだけのことはやった」と帰宅しましたが、強風が吹き荒れて夜には1時間以上の停電もありました。
今朝、一番心配していた自宅近くの御領の畑の確認へ。
今回は台風の前に大雨が降ったため支柱がしっかり刺さらないところがあり、また南斜面の畑に対して強い南風の台風、オリーブの年数や大きさからしておそらく一番大きな被害がでるだろうと予想していた畑です。
結果的に倒木が4本。その他傾いている木が数本。
あの大きさの台風が直撃した割に、この程度で済んでよかった、という感じでしたが、たくさん実を付けていた1本が倒れました。予想外だったようで、園主はかなりショックを受けていました。
根っこにこれ以上の負担をかけないようにゆっくり起こし、固定をしてきました。
半分ほど根が残っているので、このまま収穫まで実をおとさず踏ん張ってくれたら良いのですが・・・
ひとまず、リターン分のオリーブオイルは問題ないかと思いますので、ご心配なく(^-^)
もうこの台風で今年は最後でありますようにと祈るばかりです。
そのほかの畑も現在確認&復旧作業中ですが、佐伊津の畑では、まだ実をつけていない幼い木が100本近く倒れてしまっています。
台風でオリーブに被害が出たのはやまねこオリーブでは初めてです。昨年も大きいのが直撃しましたが時間が短かったので被害が出ませんでした。
ですが今回に限らず、天草でオリーブを育てる上では台風は避けようがありません。台風被害を含め栽培計画をしなければならないし、対策もしっかり行わなければならないので
今回のことで気を落とすのではなく、経験・教訓を得たと思って次に備えたいと思います。
ちなみにオリーブの木はもともと根っこが浅く、強風などで倒れやすい木ですが、生命力が強いので復活する可能性も高いです。来年度は実を付けないかもしれませんが、簡単に死んだりしません。
倒れても病気になっても諦めず新芽が出てくる、そんな生命力にあふれているところもオリーブの魅力のひとつです^^
またすべての畑の状況がわかりましたら、ご報告いたします!