今回の鳥公園の創作体制変更に始まる問題提起に対して、様々な方から応援や応答のメッセージをいただきました。ご紹介していきます!
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「今後の鳥公園に期待する」
白神久吉
東京芸術劇場のアトリエで2回の「アタマの中展」を芸劇側の担当者としてサポートし、公演を見させていただき、なんとなく西尾さんの頭の中の構造というか創造する観点が不思議なところを浮遊しながらも現状に満足できない苛立ちのようなものを感じました。それは西尾さんの創造的な頭脳のほうが現在の先を進んでいるための苛立ちなのか、男とか女とかにまだこだわっている些末な社会に対する反論なのか。そうした表現が我々にとっては複雑であり、ドラマチックというより文学的、詩的な口語表現での私的社会批評になっているような・・・。そうした組み合わせをもとにしてシアターでの公演が実行されたのですが、なぜこの衣装なのか、なぜこうした舞台美術になったのかなって疑問も感じた公演でした。
今後の活動として演出を他の人にゆだねて作品創りをしていくということでので、第三者的に作品を見守ることもでき、また新たなスタッフとの共同創作ということで新しい発見もできるのではないかと思います。西尾さんの頭脳に新たなる頭脳がプラスされることで何倍もの大きな力となって創造活動が豊かなるものになることを期待しています。鳥が大空をはばたくように。
東京芸術劇場
舞台管理担当課長 白神久吉