芸術なんて全く縁がないとか、必要ないと思われる方も実際はたくさんいらっしゃると思うのです。私自身もダンサーですが「ダンス」というものの存在がなくなってしまったら生きていけない、とは思いません。どちらかと言うと「そんなひ弱な事を言っているヒマがあるなら生きる術を考えましょうよ」と思うタイプです。子供の頃に震災を経験したことやダンスの仕事で様々な国を旅する中で得たある種のタフさかもしれません。
テクノロジーの発展により今ある職業がなくなっていくという話は昨今散々されてきていると思います。急速に変化していくこの時代の中で「人がするからこそ価値がある」ことのひとつとして、芸術が一層重要なものになっていくように思います。
さらに現代社会では創造性や発想力を活かして働くことがとても大事になってきていますので、これらの能力を刺激したり育むのに芸術に触れる事はとても良い機会です。
また、いろんなことをAIができてしまって仕事が少なくなる分、芸術関係で人がする必要のある仕事を作っていけたらより暮らしが豊かになり得ると思いませんか?
ENTERART(エンターアート)は 舞台芸術を通してアートをより多くの人に楽しんでいただける機会を提供することと、地域社会の文化・芸術・経済の振興と共栄を目指して2019年に兵庫県神戸市を拠点に旗揚げしました。
今回のプロジェクトははじめの一歩ですが、その先にこれを続けていけるシステムを作り、舞台芸術の分野からも地域社会の経済活動に加わって、地元・兵庫から新しい舞台芸術を世界へ発信し続けたいという目標があります。私たちENTERARTの新しい一歩へ、協力していただけると嬉しいです。ご支援をどうぞよろしくお願いします!