35年ぶりに、山田民俗文化保存会の地図を刷新いたします!
(下の地図は摂津国丹生山田庄13ヶ村時代の村名を投影したもの)
山田町に残る有形無形の文化財、史跡、古道等を地図に掲載し、カラー写真で解説、紹介します。併せて解説冊子を発行いたします!その費用をクラウドファンディングで集めたいと思っております。
冊子の概要について
▲別冊表紙
(1)丹生山田ガイドマップ(地図と史跡ガイド)~歴史と文化財を訪ねる~
600部
(2)別冊の史跡解説冊子
600冊
上記を作成いたします!
なぜ?始めようと思ったのか!
▲改定の案内▲
昭和60年に第1版を発刊した「丹生山田ガイドマップ」。多くの方に史跡巡りのお供として活用いただいてきましたが、発刊から35年が経過し、交通アクセス等に変化があることから、最新の情報を発信するため全面改訂します。
実現したい事!
改訂にあたっては、山田民俗文化保存会の会員が改めて史跡の現地調査を行い、記載項目を倍増させます。最新の情報を掲載し、カラー刷りの地図・史跡ガイドと別冊の解説書を発行することにより、より多くの方々に興味を持ってもらうと共に、観光ガイドにも活用していただきたいと思います。さらには、人口減少に直面する当地域の活性化につなげていけたらと考えています。
また、全国各地に存在する類似の文化財、史跡、伝承等の研究にも活用いただけたら幸いです。
活動履歴
▲ガイドマップ構成打合せ中▲
▲ガイドマップ予想イメージ▲
▲別冊冊子イメージ▲
1979年(昭和54年)に設立した山田民俗文化保存会は、約100名の会員により、毎年1回「丹生山田の里だより」を発行したり、歴史講演会や史跡見学会を行っています。
1985年(昭和60年)には「丹生山田ガイドマップ」第1版を2色刷りで発行し、山田町の文化財等の紹介や、来訪者のガイドとして活用いただいてきました。
発行から35年が経過していることから、改訂版の発行に向けて、史跡、文化財、古道等の現況、交通アクセスの変化等について現地確認、聴き取りを行っています。
◆ご支援上の注意事項
・全てのコースは税込み、送料込みの価格です。
・CAMPFIREの仕様上、複数コースのご購入が可能です。
・お申し込み後のコース変更は出来ません。
・プロジェクトご支援後、事情によりイベントに参加できない等の場合の返金は受け付けません。
【注意】同時決済はできません。個別でコースを都度お申し込み下さい。
・様々なご連絡が行きますので、メールのチェックをお願いいたします。
・本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
費用内訳
(1)丹生山田ガイドブック(地図と史跡ガイド)~歴史と文化財を訪ねる~
600部 70万円
(2)別冊の史跡解説冊子
600冊 30万円
3)クラウドファンディング手数料 約3万円
のうち15万が集まれば幸いです!
最後に!
各地域には、それぞれの歴史や文化・民俗・風土等がありますが、都市化や農村の人口減少により、これらは急速に風化したり、忘れ去られたり、埋もれ去られようとしています。
今日に至る私たちの生活、民俗性の礎となった文化等を、より長く伝えていけるよう丹生山田ガイドマップの発行にご支援をお願いします。
◆お問い合わせ
山田民俗文化保存会
651-1232
神戸市北区松が枝町2-1-4
078-581-1001
最新の活動報告
もっと見る山田民俗文化保存会のページをご覧いただいた皆様へ
2019/11/29 18:00あと数時間でこのクラウドファンディングも終了となりますが、皆様の応援のおかげで、目標額を達成することが出来ました。 多くの方にご覧いただき、温かい励ましや、ご協力、ご理解をいただきながら、私たちも最後の仕上げに取り組んでいます。 本当にありがとうございました。 この事業が、六甲山の山間部に広がる私たちの町が多くの方に愛され、貴重な文化財の保護や町の活性化に繋がり、この町が愛着をいただけるような町になることを祈りつつ、3月には皆様のお手元に喜んでいただけるような「山田の里ガイドマップ」及び「解説書」をお届けしたいと思います。 終わりにあたり、多くのご協力に感謝いたしますと共に私たちの強い決意といたします。 合掌山田民俗文化保存会役員一同 もっと見る
こんな活動もしています!「山田民話の手作り紙芝居」
2019/11/28 17:39本日は山田民俗文化保存会の取組みのひとつ、「山田民話の手作り紙芝居」を紹介します。 丹生山田の里には、数多くの民話が伝わっており、当会ではこれらを紙芝居として保存する活動を行っています。 これまでに全8巻を発行しており、語り部付きDVDも制作しています。以下に8巻の内容を紹介します。活動報告で紹介した物語も入っていますね。第1巻『孝行犬物語』 山田の庄の孝行犬は大阪城で飼われていた虎のエサになったのか?第2巻『柏尾谷池の牛柱』 毎年堤が切れて困っていた柏尾谷池の堤対策方法は?第3巻『姫の送り火』 城山の美しい姫はどこの方に嫁入りしたのか?第4巻『焼きもち地蔵』 ご利益多い焼きもち地蔵が盗まれて、その後は?第5巻『高尾の地蔵』 高尾山のふもとの地蔵さんは何も喋らないのか?第6巻『稚児ヶ墓山物語』 秀吉郡による三木城攻めで、丹生山明要寺にいた稚児たちは?第7巻『鷲尾三郎物語』 山田の庄の若者、鷲尾三郎は平家攻めを目指す源義経の家来になり、山中の夜道の案内役に…第8巻『新兵衛石物語』 福地村の領主が村内見回りで立ち寄ったとき、新兵衛少年が「お願いがあります」と訴えた。さて、その後は? さて、丹生山田ガイドマップ改訂に向けて、多くの方からクラウドファンディングのご支援をいただいており、本当にありがとうございます。ついにこのプロジェクトもあと1日となりました。 活動報告で丹生山田の里の魅力をお伝えしてきましたが、これらはほんの一部です。まだまだ紹介できていないものがたくさんあります。ぜひ新しくなるガイドマップと解説冊子を片手に、丹生山田の里を訪れて頂けたらと思います。 もっと見る
読めますか?「栗花落の井」 白滝姫の伝説
2019/11/26 21:12丹生山田の里はまず原野(はらの)から開かれたといわれています。今回は、原野に伝わる白滝姫の伝説を紹介します。 丹生山田の住人、矢田部郡の郡司(律令制の地方官)である山田左衛門尉真勝(やまださえもんのじょうさねかつ)は、奈良で宮仕えをしているとき右大臣藤原豊成の二女、白滝姫に恋をしました。身分違いの困難な恋でしたが、淳仁天皇(じゅんにん、758-764年)自らの斡旋により二人は夫婦となり、真勝は白滝姫を丹生山田の里に連れ帰りました。 しかし、結婚3年にして子どもひとりを残し姫は亡くなってしまいます。 真勝は邸内に白滝姫を祀る弁財天の堂を建てました。それからのち姫が亡くなった5月、「栗の花が落ちる」梅雨のころになると堂の前の泉から清水が湧き、旱天の日も絶えることはありませんでした。それより真勝は姓を「栗花落(つゆ)」と改め、池を「栗花落の井」と呼んでいます。 丹生山田の里の白滝姫は、当地に来られた経路が南北二通り考えられており、神戸市兵庫区都由乃町(つゆのちょう)で白滝姫が泉を見つけた「栗花落の森」や、西宮市山口町で白滝姫が山深くなる景色に涙した「白水川」など、それぞれに痕跡を残しています。 白滝姫と山田左衛門の恋物語は全国的な広がりをもつ伝説です。柳田国男は岡山県、岩手県、千葉県など各地に伝わる、高貴な姫君を獲得した山田男の話を紹介しています。どのような背景でこの物語が広がったのか不思議ですね。 もっと見る
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