10月1日、織布の工程に入ると連絡をいただき早速見てきました。
播州織は糸染め→サイジング→織布→加工
という工程をそれぞれのプロフェッショナルが請け負います。
糸染めでは、糸の奥深くまでしっかりと染色することで色落ちしにくい織物になります。
サイジングは経糸に切れにくくするために糊付けを行います。
そして今回見学させていただいた織布の工程は、読んで字のごとく経糸と緯糸の組み合わせによって柄を作っていきます。
織っているところを見せてもらうのは初めてで、それも自分がオーダーした生地が目の前で織られている。もう感動しかなかったです。
色もお願いしていたデザイン通りで、厚みやハリ感は予想以上の出来栄えでした。
普段、厚手の生地を織ることはほとんどないため織機が悲鳴を上げる寸前だったようです。
織機も職人さんも限界に挑戦してくれたおかげで最高の生地に仕上がりました。
この後、加工の工程でサイジングで付けた糊を落としたら完成です。
見れば見るほどいい生地で、創作意欲が湧いてきます。
近日中にリターンの品も作れそうです。楽しみにしていてください!!
今回、一緒にチャレンジしてくれている方々です。
左から、播州織産元商社である泰久商店の重本さん、織布を担当していただいた幸成織布の宮崎さん。糸染めの工程から多くの職人さんの力を借りて、完成に近づいています。
一個人の夢を叶えるため力を貸していただき本当にありがとうございます。
PAGOTタータン、大切に使わせてもらいます。