太田選手は毎朝のロードワークに加えて、夜もジムの周りを走りに行っています。後輩達のことが大好きな太田選手は、いつも彼らと一緒に出かけます。ところでボクシングは割と小柄な人の多いスポーツというイメージがあるかもしれませんが、太田選手の身長は178cmとかなり高身長です。ボクシングは階級制のスポーツです。小柄な選手ばかりだと目線や手の長さが合う選手が少なくなるので、普通なら練習パートナーに不自由しそうですが、とよはしボクシングジムにはなぜか大柄な選手が多いです。写真に写ってる彼らも太田選手と2〜3cmしか変わりません。彼らのお陰もあって質の高い練習がキープ出来ていると言えると思います。太田選手は彼らに追いつかれたくないし、差を縮められたくない。若い後輩たちは追いつきたいし、あわよくば追い越したい。そんな気持ちでお互い切磋琢磨しています。減量中でキツいけど、後輩達とはいつも笑顔で接します。辛いところを見せつけて、周りに当たる様な事は絶対にしません。太田選手はジムのトップです。どんなときもトップらしい風格と気遣いでジムを盛り上げてくれています。減量という静かな戦いは試合前日の計量まで続きます。なんて事ない日々の練習風景ですが、引き続きご覧頂けると嬉しいです。いつもありがとうございます!
ジムに居る人間には見慣れた光景ですが、一般の方は中々比較して見る機会のない、減量の途中経過です。たったの8日間で顔や体つきがこんなに変わります。(なぜか肌の色も黒くなってる)プロ達は年に何度かの試合の度に皆んなこれを繰り返します。失敗は許されません。私個人は食べることが好き過ぎて、真似なんか絶対に出来ないのを自覚してるので、月並みですがプロボクサーって本当に凄い人達だなと思います。 「試合に勝ったら、どんな苦労も一気に報われる」と彼らは口を揃えて言います。まずは自分に勝って、試合に勝つと太田選手はよくSNSでも言ってます。計量までは自分との勝負です。自分との勝負に打ち勝った者だけが、対戦相手と勝負することが許されます。まずはどうか太田選手の自分との勝負を見守ってあげてください。皆さまの優しい祈りはきっと通じると思います。
今回のリターンにあるこのチャームですが、ジムグッズの1つに決めたのは私です。ボクシングやグローブグッズって、ほとんど見掛けないし、あってもキーホルダーくらい。アクセサリーになると、数万円クラスの高価な物が多いんです。全体的にデザインもイカツめで、女子でも男子でもいける絶妙なかわいさのって無いんですよね。もっと気楽に身に着けて貰える様に、それより比較的安価に作ってくれる作家さんをネットで探し回って、直談判のメールを送ったのがきっかけです。ペンダントとして着けてくれる人が一人でも増えたら、首元は目立つからボクシングや格闘技の会話が増えるキッカケになればいいなという些細な願いからです。あえてペンダントトップでなくチャームにしたのも理由があります。ペンダントとして着けたくない人も居るだろうから、そこは自由な方がいいと思ったのも理由の1つですけどね。でも1番大きな理由として、チャームというアイテムは元々魔除けだったから、なのです。チャームの歴史は旧石器時代くらいまで遡って、外敵を退ける為に変わった形の石や木の破片をお守りとして持っていたのがルーツだそうです。古代エジプトやローマ時代の遺物にもチャームが出て来るほど、長い歴史の中で人は心の拠り所にするものを求めて来たんやなと感じ入ります。チャームという言葉の意味も①ネックレスやブレスレットに付いている小さな飾り②魔法の力が宿ると信じられている物、行動、言葉こんな意味が含まれていたから、私の中でペンダントトップではダメだった訳ですね。ちなみに見ず知らずの作家さんに、ジムのロゴを高価なスワロフスキーでキラキラに盛り沢山使って貰った上での全工程手作業なので、原価はそこそこです。光り物は魔を退けるというジンクスがあるから、思いっ切りジムのロゴを光らせて欲しいと考えてのオーダーです。魔を退けるグローブでジムを守って欲しいと思ったから。不安な時は握りしめて落ち着けるしwとにかく私はこの作家さんを応援したいのもあってリターンに出しました。だってこの方は、ボクシング界がもっと盛り上がって欲しいからって、グローブ型のアクセサリーしか作ってないんですから。同じ目的で頑張る人は応援してあげたいし、これからもそうでありたいと思っています。
活動記録は3日に1度のつもりで居ましたが、書ける時に書きますね。クラファンのトップページや活動記録を見て頂いた上で、前回の記事を読んだら、察しがついた方もいらっしゃるかもしれませんね。太田選手の今のラッキーカラーは【緑】です。"今の"と言うのは、かなり前は黄色だった様な気がしますが、何かのタイミングで色を変えることはよくあるからです。クラファンサイトの写真を改めて見て頂くと分かりますが、グローブ、トランクス、靴、ジムTシャツ、のぼり、これら全てが緑です。ジムTシャツは何色か作ってた中に、たまたま緑もあったので、セコンドに着いてもらうのをきっかけに太田選手にあげたものですが。本人がラッキーカラーと言ってる以上は、それは誰が何と言おうとラッキーカラーです。なぜなら本人が決めた以上、身につけて安心する色はそれしかないからです。そうやって普段から、ひとつひとつ不安を消していきます。選手はとても繊細です。 減量に入ると、食べられないストレスから段々と神経質になっていきます。試合を前にして練習量を減らす訳にもいかないので、栄養不足に加えて、眠れない日々が増え、疲労も溜まっていきます。試合が近づくにつれ、色んな気持ちも交錯することでしょう。太田選手を含むほとんどの選手は、日中は普通の仕事(肉体労働が多い)をしてるので、過酷さは想像を絶するものがあります。ですからイライラして当然で、神経質になるのは至極当たり前のことなのです。試合に勝てば一気に菩薩モードに入りますがwそういう訳で心の拠り所になるラッキーカラーは、我々が思う以上に選手にとっては重要なんだと思います。今日も読んで下さってありがとうございます!少しでも舞台裏を見て頂ける様に、試合に向けて選手と同じ様にワクワクして頂ける様な記事をあげていきますので、またご覧頂けましたら幸いです。※どうやらアジアシルバー、ベルトの色も緑です!
毎週何かしらあった試合も終わり、ジムも少し落ち着いたので連続投稿です。この写真は減量前ですが、グローブを着けてるところです。ボクサーなら毎日何度も繰り返す作業ですね。この写真の中に太田選手が拘ってることがあります。実は彼はグローブを左手から着けることを決めていて、後輩くん達に着けて貰う時も、右から差し出すと拒否します。ボクサーと言わず、スポーツ選手はそれぞれ拘りがあると思うのですが「僕は無神論者で何の拘りもありません」と言ってる新人君たちも、試合を重ねる度に何らかのジンクスや験を担ぎ始めます。太田選手はこれに加えて試合前は掃除をしたり、靴を揃えたり小さな善行を重ねますw何かあると「バチが当たる」とよく言ってます。それ以外にも勝負パンツやTシャツの色にまで拘るのは信心深さと言うより、勝負に1mmの後悔も残したくないからです。他の選手も試合前にSNSのトップ画像を勝った時の写真にするのをしばしば見かけますが、それはその時の精神状態に極力近づけていく為です。ですので現役選手はパワースポット巡りならともかく、怖がりでなくとも肝試しに行きたがる人は少ないと思います。変なモノを拾ったり、運が悪くなると困るからです。試合は彼らにとって、儀式に近いものがあります。選手達は一時的にでも部屋を掃除し、善行を重ね、極限まで体を絞って五感を研ぎ澄ませた上で、リングに上がります。自分の全てを後悔なく出し切る為に。そして全てはお客さん達に喜んで貰う為に。こういうお話はクラファンでなければ出来なかったことなので、私もお伝え出来る機会が出来てとても嬉しいです。とよはしボクシングジムの次の試合は太田選手のタイトルマッチです。会長も私もジムの神棚の水やお榊(必ず国産)と盛り塩を替えることを大切にしていますし、近所の稲荷神社にも頻繁にお参りに行ってます。我々も少しでも選手が安心出来る様にサポート続けますので、皆さまもどうか見守っていてください。皆さまの愛と祈りは必ず選手の力になると信じています。