被災から一年間、村人はどんな暮らしをしてきたのでしょうか?仮設住宅に入居予定のご家族にインタビューをしました!
インタビューに応じてくれたナウィールさん一家
前列右がナウィールさん、横が奥さんのマルニさん、後列は娘さん夫婦
ナウィールさんと奥さんのマルニさんが、震災直後の状況等を教えてくれました。
「私と私の妻は、地震が起きた時違う場所にいました。私は浜辺で漁の準備をしていて、妻は道端で魚を売っているところでした。私は足が悪いため地震が起きた直後、避難する事ができず、息子がバイクで向かいに来てくれるのを待ちました。息子と一緒に急いで家に戻ると、そこには私達の家の姿はなく、家の残骸があるだけでした。私達はパニックになりましたが、なんとか避難所に向かいました。
地震が起きてから最初の一週間は、魚を干す時に使うテントで生活をしましたが、魚の臭いが染み付いているテントでの暮らしは慣れませんでした。また、私の娘は妊娠していたため、食料や安全な飲料水が不足している避難民キャンプでの生活は、彼女にとって望ましいものではありませんでした。
私達の家は崩壊していましたが、キッチン用の小屋のみ修復をする事ができたため、地震発生から約5ヵ月後の年始にそちらに移ることができました。その小屋は8平米ほどで、現在家族8人で暮らしていますが、避難民キャンプでのテント暮らしよりはましですね。
私達は、グッドネーバーズの今回の支援に、とても感謝しています。もう約一年、狭いテントや小屋でぎゅうぎゅう詰めになって暮らしていたので、早く仮設住宅に暮らせるようになりたいです。そうしたら、地震の前の生活に少しでも早く戻られるよう、また漁にも出たいと思っています。」
ナウィールさんご家族が一日でも早く仮設住宅に入居できるよう、精一杯頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します!