テンペは常温だとドンドン発酵が進み最高に美味しい状態から3日程で味がガクンと落ちてしまいます。
すなわち、皆さんの手元に届く頃には最高に美味しい状態で届かないという事です。
解決方法は2つです。
1つ目は真空調理をした後にブランチング処理をし殺菌することです。
ブランチングとは:
冷凍野菜を作るときの、ゆでる、蒸すなどの加熱処理。野菜の酵素や微生物のはたらきを止め、加工や保存中の変化を防ぐ。 (コトバンクより)
ブランチングよく冷凍野菜に使われる加工方法です。
多くのテンペはこの方法で処理をされ流通しています。
そうするとこの様な状態になります。
何が良いのかというと、殺菌をするのでテンペ菌の発酵が完全に止まります。
すなわち、長期保存が可能になります。
しかし、一度茹でている訳です。
当然テンペの味や色は変わります。もちろん殺菌をする際にテンペ菌も死にます。
そして、写真の様な茶色になります。
インドネシア人から言わせると「日本の寿司でいうカリフォルニアロール」な訳です。
少なくとも僕も「寿司だけど、ジャパニーズ寿司ではない。」と思っています。
2つ目は瞬間冷凍(急速冷凍)をしテンペ菌の発酵を止めることです。
瞬間冷凍(急速冷凍)とは:急速に冷凍した食品で,通常の冷凍食品に比べて質のよいものが多い.(コトバンクより)
マグロやケーキなど瞬間冷凍したものとそうでないものの差はかなりあります。
クラウドファンディング開始前に試した瞬間冷凍をしたテンペと通常冷凍をしたテンペを解凍した状態をここでは比べさせていただきます。
大豆の色が明らかに違いますよね?
もちろん味も違うんです。
よりおいしいのは瞬間冷凍で冷凍したテンペでした。
僕は瞬間冷凍をしたテンペの方が美味しいと思いました。
やはり作るなら美味しいものを届けたいですよね?
テンペをすでに食べてて美味しいと言っている方、テンペを未だ食べたことないけど聞いたことはある方、この活動報告を読んでくれているあなた。
僕のテンペを食べてください。
「白い、本場の、活きてるテンペ」