津和野会議のアートプログラムとして、写真家齋藤彰英による新作映像インスタレーションを、12月14日(土)と15日(日)に限定公開します。
展示作品「邦題/川底に住まう魚、英題/Fish living the bottom of a river.」は、齋藤が最初に津和野に訪れたときに感じた「水」をテーマにしています。津和野は、清流高津川を懐に抱き、四方の山々に抱かれ、豊富な山水を集めるような場所にあります。その豊富な水を背景に、津和野では辛味の強い良質な山葵を生み出していることは多く知られていません。
このような津和野の特質である「水」を齋藤は瞬時に感じ取り、それを五感に訴える映像インスタレーションの試作を限定公開します。公開する場所は、津和野の水路の起点となる津和野大橋の袂にある多胡家敷地の旧観光案内所があった空家を、交流の場として今回試行的に公開するTago House Annex。(写真:準備のため、高校生ボランティアの力を借りて清掃しています)
ここでは年間を通じて津和野高校の生徒達と対話しながら、津和野について思考してきた成果をみせる、1日だけの仮設スペースも併設されます。この内容については後日発表します。
この場をアートや高校生の表現の場として公開し、町に対するポテンシャルを考えてみたいと思います。そのためには、なるべく多くの方に来て頂き、御意見を聴きたいと考えています。ご来場をお待ちしています。
Tago House Annex公開日時(予定)
12月14日土曜日
高校生プログラム 11時~17時
アートプログラム展示 15時~17時
12月15日日曜日
アートプログラム 11時~15時
(註)公開時間は都合により変更される場合があります。