数多くのボランティアさんと繋がり現在に至っていますが、私が最初に出会ったボランティアチーム「門川復興支援チーム」(宮崎県臼杵郡門川町)を紹介します。
チームは、私が震災勃発後、最初に担当した避難所「旧相馬女子高校避難所」(相馬市)に、車数台で駆けつけてくれました。チーム代表の出口さん(設備会社社長・写真右から2人目)を筆頭に、水産会社社長、消防署職員、大工さん等多彩な顔触れでした。約2週間避難所の運営や持参した食材等にる炊き出し支援をしていただきました。何より、私が次に担当した避難所「原町第二中学校避難所」に大きな仮設の風呂をつくってもらい、避難されている方々を喜ばせてもらったことが忘れられません。また、出口さんの計らいで、容易でない避難所生活のなかでカップルが誕生したことなども忘れられません。
この「縁」がきっかけで、私と原町二中の避難所に避難していた「通称宮ちゃん」の2人が門川町から依頼を受け、門川町に赴き当時の震災の様子や避難所の生活や運営について話をする機会をいただきました。また、門川町の安田町長やお隣日向市の市議会議員のみなさんが、南相馬市においでになり、南相馬市や福島県の状況等を視察されました。メンバーは、年に1回程度今でも南相馬市に来てくれています。
このように「縁」が繋がり、現在に至っているボランティアさんが沢山います。
当プロジェクトが掲げる「縁を響かせる」の一端をご紹介しました。