昨日をもって、クラウドファンディングが終了しました。本当にたくさんのご支援をいただき、ありがとうございました!!!掲げた大きな目標には届きませんでしたが、なつかしい方々からのコメントや、錚々たる経営者の方々、ビジネスリーダーのみなさまからの激励など、ご支援以上に大切なものをたっぷりいただいたように感じています。クラウドファンディングって、すごいですね。この場をお借りして、改めて御礼を申し上げます。「新富アグリバレー」はまだがらんどうですが、みなさまからいただいたご支援をもとに、残りの工事や備品などを整えていきます。年内いっぱいにはオフィスらしい空間にできるかと思います。楽しみにお待ちください。リターンとしてご用意させていただいた野菜セットなどは、12月から順次準備し、ご支援をいただいた方々にお届けしてまいりたいと思います。こちらも楽しみにお待ちいただければと思います。また、研修をお申し込みいただいた方には、個別にご連絡を差し上げます。JA直売所で食材を目利きするこゆ野菜カフェ店長のみかさん。今日も、こゆ財団の仲間たちがテレビに登場しました。テーマは「地産地消」。いつもすぐそばにいるのですが、テレビ越しに見るその姿は頼もしく、格好のいいものでした。ぼくらをさせてくださっている農家の髙橋和太郎さんもご登場!パパイヤで未来の健康を変革するパパイヤ王子こと岩本脩成!そんな二人を支える農家の和太郎さん。実はみか店長のお父様!100年先まで農業を持続可能にするチャレンジは、まだまだこれからです。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
ロボット の付いた活動報告
クラウドファンディング、終了まであと6時間を切りました。何度も繰り返していますが、この無謀なチャレンジに耳を傾けてくださったみなさま、応援コメントやシェアという形でエールを送ってくださったみなさま、ご支援をいただいたみなさまに、改めて深く御礼を申し上げます。つい先ほど、新富町でスマート農業に取り組むキュウリ農家の猪俣太一くんが、レポート記事をFacebookでシェアしてくれました。これこれ。これだったんだなと思います。いろいろレポートに書いてきましたが、それでも言い足りなかったこと。「新富アグリバレー」を、農業で夢を語れる場所にしたい!太一くん、ありがとう!農業万歳!
先日参加させていただいたイベントで、新富町で取れた新鮮な野菜の詰め放題をしました。キュウリ、トマト、ピーマン、珍しいものではパパイヤも。生で食べられるカボチャで知られるコリンキーはピクルスの試食を提供しました。「さすが野菜の町ですね!」「ピーマンの色、鮮やかー!」また、昨日は県外からのゲストを新富町内にお連れしました。キュウリ農家の猪俣太一くんのハウスにお邪魔し、みんなでキュウリをがぶり。「甘い!」「キュウリの花ってすごいいい香りがする!!」新富町商店街の「こゆ野菜カフェ」では、いつも楽しげにお客様に対して野菜の紹介をする、店長の姿があります。「これは生で食べられるカボチャ、コリンキーです!」カフェの向かいの野菜発送室では、ふるさと納税の返礼品である野菜セットがずらり。視察に来られたお客様に、スタッフが中身を紹介してくれています。「これは新生姜、 こっちは柚子です。農家さんが一生懸命作ってくださっているおいしい野菜を月ごとに異なるメニューで組み、全国にお届けしています」「えー!立派なお野菜がこんなに入ってるんですね!」こゆ財団オフィスには、農家さんも顔を出してくださいます。ある日は、2年前に新富町に移住して未経験ながら農業を始め、農家として成長中の子がちらり。「打ち合わせがあってきました!これ、大根の仲間なんですよ〜(キラッ)」農業がさかんな町は世の中に数多あると思いますが、ここ宮崎県新富町はひときわ強く、農業とともに生きていることを感じられる町です。私は農家ではありませんし、農業に詳しいわけでもありません。ただ、おいしい野菜を食べている時はきっと誰もが幸せだろうし、農業を営んでいてカリカリしている人に出会ったことがありません。農業は暮らしそのもの、人そのものを豊かにしてくれるものだと感じています。この町で、その思いはどんどん強くなっています。そんな農業を営んでくださっている方々の平均年齢は67歳。あと5年後、10年後には、今の当たり前は当たり前でなくなる可能性があります。農業にさまざまなテクノロジーを活用していく「スマート農業」。そこには、担い手不足の解消や負担の軽減、収量アップなどにつなげられるチャンスがあります。ありがたいことに、本当にたくさんの方がそこに可能性を見出してくださっています。「新富アグリバレー」のチャレンジに賛同してくださるみなさま。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
みなさんは情報誌「ソトコト」を読んだことはありますか?地域の活性化にチャレンジしているローカルヒーローがいっぱい登場する冊子なのですが、その最新号(12月号)のテーマは「楽しい農業、稼げる農業」!東京イベントで登壇していただいた「食べチョク」秋元さんが表紙に!私たちが今年6月から毎月東京で開催しているスマート農業のイベントでもご協力いただいている、農業ベンチャーのみなさんがいっぱい載っております!自動収穫ロボットのinaho株式会社、菱木さんも!さらに地元の宮崎日日新聞でも、先日の1面には「スマート農業」の文字が!(同時に、2015年統計の宮崎県の農業就業人口が15年間で3万3,000人も減ったという深刻なデータも)そして新富町で立ち上がった農業ベンチャー、アグリスト株式会社が開発中の自動収穫ロボットは、なんと「めざましテレビ」にも取り上げられました。冒頭の写真は、収穫しごろのピーマンをAIが認識している様子です。スマート農業というとまだまだ何か特別で、どこかSFのようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、もうこんなに身近なニュースになっていることを感じていただけますでしょうか。課題は深刻。でも、これだけ機運が高まっている今だからこそ、テクノロジーを課題解決に活用できるチャンスだと思います。
農業の人手不足や負担軽減といった課題の解決に、ロボット技術やICTといったテクノロジーを役立てるのが「スマート農業」です。農業関連市場は着々と伸びています!調査会社の資料では、スマート農業関連市場全体の2030年予測は1074億円。2018年とくらべて実に53.9%増!なかでも栽培環境をデータ化するシステムや、農業用ロボット、ドローンなどが着々と伸びるとされています。ドローンなら、農薬散布だけでなく野菜の生育状況、病気のチェックをする診断サービスなども伸びるとされています。さて、ここで重要なのが「人材」です。せっかく便利な技術が出てきても、使いこなしたり、改良ができる人材がいなくては役に立ちません。こゆ財団では2018年から学生による研究開発をサポートしていますこゆ財団では2018年3月に地元・宮崎県の都城高専と連携協定を締結。学生の農業用ロボット開発をサポートしてきました。圃場のすぐ隣りで技術調整を行う学生たちさらに現在は北九州高専とも連携し、学生が農家さんの協力のもと、技術開発を進めています。「新富アグリバレー」では今後も高専やその学生たちとの連携、共同研究をどんどん進めていく計画です!