今回、クラウドファンディング挑戦に当たって、松田崇弥さん(株式会社ヘラルボニー代表取締役社長)より応援メッセージを頂きました!
松田崇弥さんは福祉を軸に様々な事業を展開する株式会社ヘラルボニーの代表取締役です。
異彩を放て。
知的障害。その、ひとくくりの言葉の中にも、無数の個性がある。豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力・・・”普通”じゃない、ということ。それは同時に、可能性だと思う。
僕らは、この世界を隔てる、先入観や常識という名のボーダーを超える。そして、さまざまな「異彩」を、さまざまな形で社会に送り届け、 福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく。
(株式会社ヘラルボニー 公式HP(http://www.heralbony.com/)より)
障がい者によるアートを活かしたネクタイや傘、ハンカチ、Tシャツ等の販売、全国仮囲いアート等の事業を行っています。ハイクオリティなブランドの展開で、福祉の世界に変革を起こし続けています。
100年後の未来を創る実験区・100BANCHで同時期に採択され、出会い、松田さんは知的障害、菊永はろう者・難聴者の可能性を信じ、社会変革を起こしたい点で、目指したい世界が近いと感じています。株式会社ヘラルボニーへと発展し、目覚ましい活躍にいつも刺激を受けています。
そんな松田さんからのメッセ―ジ、どうぞご覧ください。
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「なんで聴いてなかったんだ!!?」重要な言葉を聴いていなかったことを”ある男性”にすごく怒られました。反省する私の横で、彼は黙々とチーム内を纏め上げ、リーダーシップを取り続けています。それは、手話言語を話す「ろう者」と音声言語を話す「聴者」が協力して謎を解き脱出する、新感覚体感「異言語脱出ゲーム」の参加中に起こった出来事です。
そうです、そうなのです‥‥”ある男性”とは全く耳が聞こえない「ろう者」だったのです。 彼等、彼女達は「障害者」でしょうか。いいえ、ちがいます。一緒にチームを組んでください、汗水垂らして謎を解いてください、握手を、抱擁を、してください。
本ゲームを通じて、障害というものは社会の仕組みやテクノロジーが追いついていない為「生じているもの」だと理解できるハズです。
つまり、"欠落”ではなく”ちがい”のひとつ。私が海外に行くと普段の言語は通じず、流暢にコミュニケーションが取れなくなります、同じことです。 異言語Lab. の活動は、「ろう者=障害者」という何層にも積み重なった先入観をたのしく破壊する実験だと思っています。伝わったの喜びが、広がった世界になりますように。
株式会社ヘラルボニー 代表取締役 松田崇弥
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異言語Lab.は2020年に向けて異言語脱出ゲームを定期的に開催し、多くの皆様に体験していただきたく、クラウドファンディングに挑戦しております。
https://camp-fire.jp/projects/view/201002
引き続き応援のほど、よろしくお願い致します。