ご協力・応援していただいた皆様報告が滞り、また新型コロナウイルスの流行によりご不安の中の報告となり、誠に申し訳ありません。あるは、3月9日明け方に旅立ちました。昨年9月10日に治療を始めてからほぼ半年、家から旅立つことができ、幸い縦隔型リンパ腫の一番の苦しみ(重度の呼吸困難)は免れました。後日先生にお話ししたところ、腫瘍による血管等の圧迫からの循環不全(血液で沢山の酸素を全身に送れなくなる)との見立てです。推定誕生日を2018年9月1日として555日間、あるは生きました。2度命拾いし、施設で人の手ではなく、ある自身の力で天寿を全うできました。徐々に動きは少なくなっていき転移もあり痩せもしましたが、酷い消化器症状も目に余るような衰弱もなく普通に歩き、前日夜までしっかり食べ、窓から外を見るのも楽しんでいました。呼吸は2月中ごろからしんどそうではありましたが小康状態で、ですが飲み薬だけの余命は1・2か月と言われている病気ですのでもう7日か10日かと覚悟をした矢先、まさかこの日が?と思うほど、著しい悪化等はありませんでした。それが少し気持ちの救いとなっています。直前数十分はやはり辛かったですが、この病気にしては比較的穏やかに過ごせたほうではないかと思います。みなさんが応援してくれていることをずっと伝えてきました。もう1か月もたないかも知れないと言われてから、7週間もがんばりました。これまで応援していただき、ほんとうにありがとうございました。みなさまのお気持ちのお蔭で、半年間耐え、救っていただきました。早めに報告させていただきたい気持ちとコロナ禍の終息を待つかの間で迷いましたが、まだ日が浅い内に御礼を申し上げたくこの時期となりましたこと、誠に勝手ながらお許しください。心より深く御礼申し上げます。1日も早く終息することと共に、みなさまのご健康をお祈りいたします。3月3日のあるです。桃の節句、一緒に皆様のご健康祈願をしました。相変わらずスマホは見てくれませんでした・・・これでも機嫌は良いのです。
こんばんは。こちらはようやく冬らしい気温と空模様になってまいりました。遅くなりましたが、全てのリターンの履行が完了いたしました。届いていないなどございませんでしょうか。何かございましたら、いつでもこちらのメッセージにご連絡ください。(個人情報は全て削除いたしました)この病気の初期症状のまとめや、あるの報告もなかなかできず、申し訳ありません。効果がなくなったため、抗がん剤治療を止め1か月ほどになりました。エアコンの上に登れない、少し呼吸が速くなるなど、若干動きに制限はあるものの、トイレも含め生活は通常通りできていますし、窓の外を毎日観察して鳥がいれば「カカカ!」と威嚇しています。食欲は最近、2週間前より増して驚いています。2週間に1度の通院(薬をもらうため)以外に行くことも今のところありません。1月半ばの通院日に脱水が少しあるとのことで輸液をしていただきましたが、以降はその必要もなく過ごせています。担当の先生も、本当によくがんばっているとおっしゃっていました。そして一昨日は、ヘリウムガスが入った風船が天井で揺れているのに釣られ、カーテン伝いに天袋に登ってました!わたしのほうが、あるの性格に助けられていると思います。(ビビりですが)陽気で、本当に強い子だと思います。そのことに甘えることなく過ごすという課題をもらってるような毎日でもあります。無理もなにもせずあるはあるを生きてもらえれば、と思っています。あるの身体の事情ではありますが、当初の抗がん剤治療をつづけ長期寛解を目指すという目的を果たせず、誠に申し訳ありません。抗がん剤治療の副作用である骨髄抑制(好中球が治療できない数値に下がる)が1か月も長引くという不測の事がなければ、まだ再発はしなかったかもしれないとも考えられますが、これがあるの体なのだと受け止め、みなさまに応援していただいていること、平穏を願ってくださっている方がたくさんいてくださることを思い、毎日を穏やかに送ることができています。ありがとうございます。どうぞ、お体お気をつけてお過ごしください。(こちらに、あるの最近の画像と動画を少し載せました https://twitter.com/kyoko_wakayama )
プロジェクト終了から日にちが空いてしまい申し訳ありません。あるの状近況の報告です。あるの病状ですが、抗がん剤治療開始時、エンドキサンという抗がん剤の影響で好中球が抗がん剤を投与できる数値より低くなり1か月近く回復しなかったため、回復後の11月5日より、一番効いて(ほぼ寛解か部分寛解と思われる状態になった)副作用の少なかったオンコビンという抗がん剤の単剤投与を2週間に1回続けてきました。単剤では耐性ができ効きにくくなります。そのため、再発が確認されました。良い報告ができず、本当に申し訳ありません。今後は数回で効かなくなる見込みというお話でした。抗がん剤治療を止めた後の緩和治療(胸水を抜く・輸液)も、再発後は胸水を抜いてもすぐ溜まり楽になるのは1~2日程で(先生はお勧めしないとのこと)、輸液は、調べたところ胸水が溜まる上に体内に過剰な水分を入れることにもなり負担になる場合も多いとのことで、あるが通院と治療の痛みでストレスを受けるばかりになる可能性があるため、様子を見ながら最小限の治療にするか、しないか、先生と検討していくことにいたしました。胸の腫瘍は緩和が難しいことが多いとのことでした。(11月頭の先生の説明では、本文中追記に書いた緩和治療になるとのことでしたが、胸水を抜くのを勧めない等の以前より詳しいお話を聞いたのは12月に入ってからだったため、緩和治療はするつもりでおりましたが、再検討することになった、ということになります。)今はわからないことがあるため、その時その時のあるの表情と状態で、治療した方がよさそうならする、意味がないならしない、というふうに向き合って行こうと考えています。できるだけ安心できる家で多くの時間を過ごしてもらいたいと思っています。(12月17日の診察中のあるです)今は、食欲は少し落ちましたが、他はあまり変わらず元気にしており、遊べ遊べと誘いにきますし、一人でもトンネル遊びなどしています。SNSで拡散など、たくさんの方々にご協力いただけたこと、改めてお礼申し上げます。心より感謝いたしております。(また時間が取れましたら、初期症状など参考になればと思い、投稿いたします)