大切な支援者様へ。
お元気でお過ごしでしょうか?
私は未だインドにいます。
やっとポストオフィスた開いたようです。
郵送に最低でも23日間必要だと言われていますが、
ポストオフィスまでの車の手配がつけば、明日発送したいと思っています。
ストールが日本に着いたら、エミジが発送をしてくれる予定です。
大変お待たせをして申し訳ございませんが、やっとお届けできる目処がたちそうです。
今しばらくお待ちください。
そして、これを終えたら、私もやっと帰り支度ができそうです。
こちらではたくさんの出来事があります。
滞在しているホテルで、インド物価に合わせてとはいえ、マッサージの仕事やクッキングクラスをして滞在費のいくばくかを捻出しながら、自分のやりたい仕事をさせていただける幸運にも恵まれています。
この環境に感謝して、ホテルのキッチンで働いている生まれつき骨に障害を持つ男の子へのマッサージを週一で無償で続けてきました。
彼は片方の鎖骨がかなり上がったところについてしまっていて、そのため長い間ひどい痛みに悩まされてきたそうです。
ぎっくり腰で苦しんでいる他のボーイくんをケアしたことから、彼に頼まれて見ることになりました。
「出世払いでいい」と伝えていたのに、前回の約束の日に、彼がお金を持ってきました。1000ルピー。日本円にして1500円程度ですが・・
キッチンで働くインド人の彼にとって安い金額ではないのはわかるので、
一瞬、受け取るのを躊躇しつつ、大切に受け取りました。
これは彼が私の手で自分の体が治ると信じている証だからです。
私が受け取らなければ、彼の信じる心を乱してしまいます。
そして、受け取ったことで私は自分の退路を塞ぐことになります。
治せないなんて言えない。きっと治せると信じることしかできなくなります。
タイマッサージを教えてくれた先生が、いつも「ノーマッサージ、ノーマネー」と言っていたのは、このことだと再度実感しました。
そして、彼はメキメキと変化してくれていて、私も彼に触れるのが楽しみです。
ここにいる間はずっとケアを続けていきたいと思っています。
書ききれないくらい、いろんなことがここでは起こります。
残された日々、私は精一杯彼や、私の手を求めてくれる人々のケアをして、
日本へ帰りたいと思います。
クラウドファンディングがサクセスした時には、想像もできなかった、世界中のロックダウン。
予定してたことのほとんどが変更せざる終えない状況ですが、
変わらずにやれることは、私が皆様から応援していただいたことで、この手を使って活動を続けること。私の手を求めてくださる人々を助けようと一心に打ち込むことだけです。
そして、やってみたら?と言われたことはなんでもやってみています。
日本料理のクッキングクラスにも週一でチャレンジして、滞在費を捻出しています。
こんなことをインドでするようになるなんて、想像をしたこともありませんでした。
このホテルで英語が不堪能なのは私だけで、少しだけ寂しいこともありますが、
今できることを精一杯、頑張っています。
私を送り出してくださった皆様、本当にありがとうございます。
今は全てのつながりと経験に感謝して、大丈夫、大丈夫、きっとうまくいくと
心から信じて前を向いて歩くのみです。
発送ができたらまたご連絡をいたします。
事情があるとはいえ、大変お待たせをして、ご心配をおかけしていることに心からお詫びを申し上げるとともに、私を信じてお待ちくださっているみなさなに心から感謝を申し上げます。
ありがとうございます。
Shanti Shanti Shanti