クラウドファンディングの活動報告では、『長野アップルライン復興プロジェクト』にご賛同・ご協力いただいた方から頂戴したメッセージを掲載していきます。
第2回目は、農家や漁師といった生産者と消費者を直接つなぐサービス『ポケットマルシェ』の代表として、全国の作り手をサポートしている高橋博之さんからいただきました。今回のアップルラインの被災に対しても、いち早く支援の声をあげてくださいました。
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応援メッセージ No.002
多くの生産地や農業を志す若者たちの希望に
千曲川が氾濫して浸水した長沼地区に足を踏み入れたのは、水がひいた翌日だった。まるで山津波に襲われたかのような惨状で、東日本大震災の被災地を思い出した。虎千代君は助けに来たボランティアたちと共に復旧作業に追われながらも、すでに先を見据えていた。
「避難所を回りましたが、農家の方々も先行きがとても不安でこのまま農業を続けて行くか悩んでます。 このままだと、農家さん達は運転資金が尽き、りんご農家を辞めてしまう。避難所は非常にどんよりとした雰囲気です」
と語る27歳の彼は、自らが地域の復旧復興の先頭に立って、りんごの名産地である故郷を立て直す決意を固めていた。そしてこう言ってのけた。「日本一のりんご農家になる」。自然災害が多発する時代に入ったと言われているが、彼が掲げた目標は多くの生産地や農業を志す若者たちの希望になると思う。是非、その背中をみんなで押したい。
ポケットマルシェCEO
高橋博之