去る12月22日(日)、天台大師報恩講・永代経法要(通称・お講法要)が妙法寺本堂で厳修され、檀信徒約30名が参拝しました。
以前は平成天皇誕生日の12/23に執り行っていましたが、新しい天皇陛下が即位・改元され、天皇誕生日は2月になります。そこで今年からは「12月の第4日曜日」とさせていただくこととしました。
受付で、この法要の案内状とともに、目下挑戦中のクラウドファンディングについてのチラシを同封しましたところ、法要当日より前に、事前に持参または郵送くださった方がいました。法要当日も持参くださった方が何人かいました。本当にありがとうございます!。
目標額の120万円にはまだまだですが、いよいよラストスパートの頃にさしかかりましたので、是非とも下記URLからご支援をよろしくお願い申し上げます。
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さて、11時30分から開式されたお講法要ですが、大岡真祥住職が導師のもと、大岡真淳大僧正、大通寺、長尾寺、根香寺、鷲峰寺の各師が出仕し、堂内に阿弥陀経の読経が響く中、参拝者はお焼香をしてそれぞれの想いを祈念していました。
法要では、天台宗の高祖天台大師(智顗・ちぎ)様に報恩の誠を捧げる「天台大師報恩講」と、当山で永代供養されているご先祖各霊位の冥福を祈る「永代経」、さらに当日参拝の各家先祖代々各霊位菩提のために、読経供養されました。
法要後の法話では、住職から天台宗の由来と、天台大師、伝教大師、元三大師について概略が説明されました。
いずれにせよ、当山における年末の大きな法要が終わってホッとしています。