この活動報告では、パレスチナに思いを持つ方々からの応援メッセージも紹介していきます。
本プログラムの「リターン」の一つ『パレスチナに行ってきました記』著者の宮﨑祐さんより、パレスチナを訪れて肌で感じた生活を綴った文と写真が届いています。
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パレスチナの暮らし
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①2010年、私がパレスチナを訪れた時、ちょうどラマダーンの時期でした。ラマダーンはイスラーム教徒にとって聖なる月、慈悲と連帯の心をシェアするために断食を行う月でもあります。日が暮れると親族や友達が集まって食事を共にします。「パレスチナで何が起こっているか知りたい」と現地を訪れた3人組の私たちも食卓に招いてくれ、パレスチナ料理をご馳走になりました。
②別の日のご馳走です。唐辛子入りでピリ辛の炊き込みごはん「カブサ」。サウジアラビア風だとか…大皿から取り分けるスタイル。みんなで分かち合っていただきます。平和な暮らしもこのように分かち合えたら良いのに…。
③パレスチナ料理に欠かせないスパイス。市場のスパイス売り場。
④パレスチナの人たちは甘いものも大好き。シロップのたっぷりかかったクリーム入りのお菓子にピスタチオをふりかける少年。
パレスチナは豊かな歴史と自然と人々の住む土地。一見すると外からは「貧しさ」や「障害」は見えにくいかもしれません。占領支配からくる人権侵害、圧倒的な不平等、時に武力攻撃により、人々の生活が破壊されています。占領は犯罪。平和な占領はあり得ないのです。
⑤2019年、「コロナ」以前にパレスチナに行くことができました。パレスチナYWCAが難民キャンプで営む幼稚園を訪問しました。日本語で読む絵本に、子どもたちは興味津々の反応でした。子ども達の素直な心は日本でもパレスチナでも変わりません。
子ども達は未来の光、希望。パレスチナの人たちは「学び続けることが日々の抵抗運動」と教育をとても大切にしていると感じました。
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宮﨑さんは、高校3年生の時、テレビでパレスチナとイスラエルの政治・平和の問題を目の当たりにしたことをきっかけに、大学にてアラビア語を専攻。国際NGO YWCAに就職後、何度も現地を訪れ、パレスチナの人たちとともに時を過ごし、今に至るまでパレスチナの人々と連携した取り組みや交流を継続しています。
宮﨑さんの目を通したパレスチナとの平和活動・交流を綴った著書『パレスチナに行ってきました記』は、クラウドファンディングリターン品としてご紹介しています!
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「ガザの子どもたちに心の支えを。
アフタースクール・プログラム実施支援のお願い」
9月10日現在92人の方のご支援をいただいています!ご支援を寄せていただいた皆さま、ありがとうございます。
このクラウドファンディングは、軍事封鎖の中で育ち、空爆で家や家族、命を失う脅威にさらされながら生きるパレスチナの子どもたちが、1人の子どもとしての権利を守られて成長していけるように、 “アフタースクール(放課後)プログラム”で心を支える経験をプレゼントします!
あなたが応援に加わることで、ガザの子どもたちに心の平和が広がるように、背中を押され生きていける可能性があります。
クラウドファンディングの終了まであと5日となりました。誰かのチャンスが広がるように、私たちと、ともに支える仲間になりませんか?
ぜひとも皆様の温かいご支援、情報拡散のほどよろしくお願いします!