2019/11/29 01:56

こんばんは。
写真家の綾 順博(あや のぶひろ)です。

11月29日になりました。
今日はクラウドファンディングでの挑戦、最終日です。
今現在で
支援金額442,500円
目標額の110%を達成しました。

残り24時間を切りましたが、最後まで
どうか応援をよろしくお願い致します!!!


 さて、今日のタイトルについてです。
皆さんは銀鏡を題材にした映画が撮影されていることをご存知でしょうか。

ドキュメンタリー映画「銀鏡 SHIROMI」

この映画は、日本の古層に秘められた星への祈りと

それを未来へと語り継ぐ神楽の里の物語である。


 実は、私もこの映画のスチール撮影を一部担当させて頂いています。
 今回のクラウドファンディングでは、映画監督の古木 洋平(こぎ ようへい)さんからもご支援いただきました。お互い銀鏡に魅せられ、銀鏡を撮影している者同士として、大変心強くとても感激しました。
 映画の撮影は、すでに終了しています。現在編集作業が続けられていて、2020年公開を目指しています。

公式サイト → https://shiromi-movie.com

 この映画が全国で公開され、多くの人に観てもらうことが出来れば、さらに銀鏡への関心が高まることでしょう。そうすることで、私のように銀鏡神楽とその地域の人々を応援しようと動く人が増えてくれるかもしれないと、大いに期待しています。
 どうか皆さん、映画「銀鏡 SHIROMI」もぜひ応援してください。よろしくお願いします。


 今日まで銀鏡神楽の事について多く語って来ましたが、語りきれてれていない部分はまだまだ沢山あります。そんな中の一つをお話ししたいと思います。

 銀鏡神楽を伝承していくのは、祝子だけではありません。神事に携わる神職はもちろんなのですが、それを支える裏方の皆さんの存在はとても大きく大切です。

 祝子のように神楽を舞うわけではないですが、祭礼の組織の中で大切な役を担っている人に、氏子総代や世話人などがいます。祭場の掃除や焚火用の薪の用意、テントを張ったりなど、色々な準備をします。

 また、銀鏡神楽の期間中、献饌物の用意や食事の支度など台所で働く女性もいます。その他、多くの人の働きによって銀鏡神楽は支えられています。

 準備作業の合間に出てくる食事、これが美味しいのです。素朴でいて懐かしく、体に浸み込む優しい食事です。

 こういった、食事であったり掃除するための道具や舞台を整えるための材料など、やはりお金がかかります。以前は氏子や崇敬者が大祭費を負担していたそうですが、今この地域は限界集落です。一戸あたりが負担する金額には限界があります。金銭的にもギリギリのところで運営しているのが現状のようです。
 今現在は、銀鏡神楽大祭の時に(株)かぐらの里さんが特設テントで蕎麦やうどん、飲み物、お酒などを販売しています。この売り上げが神楽の運営費にあてられますので、皆さんどんどんお買い物してください!

 この山菜かしわそばが、美味しいんです。寒い夜の冷えた体には特に染みわたります。テント内に準備された焚火にあたりながら食べると幸せを感じます。

 販売されてる中には、柚子果汁や柚子胡椒、柚子マーマレードがあります。どれも美味しいですよ!なんと、銀鏡の柚子と唐辛子は無農薬栽培だと聞きました。これは嬉しいですよね。食にうるさいマネージャー(妻)が「柚子マーマレード買ってきて!」とお使いを頼むくらいです。

 かぐらの里 公式サイト → https://mera-yuzu.com/

 今回、私が制作したカレンダーの売り上げは、この銀鏡神楽の運営のために寄付します。カレンダーを買って頂くのもありがたいのですが、こういった地元企業の商品を購入していただくのも、銀鏡の応援になります。ぜひ、銀鏡神社への奉納と地元企業の商品購入をして頂けたらと思います。


 前半でお話しした映画「銀鏡 SHIROMI」は、この柚子栽培の様子も物語の一つとして撮影されています。カメラは、銀鏡の四季を巡り、神楽と共に生きる里の人たちの暮らしと時間を辿ります。映画の完成を私も大変楽しみにしています。



 長くなりましたが、11月12日から始まったこのプロジェクトに賛同し、応援してくださった皆さん!本当にありがとうございます。
 そして、ご支援してくださった皆さん!!皆さんのお陰でカレンダーを作ることが出来ます。本当に有難く、嬉しく、感謝しております。

 まだ活動は始まったばかりですが、これを2年、3年と続けていきたいと思います。そして、10年後20年後も銀鏡神楽の撮影をしていられるように頑張ります。

今後とも、応援よろしくお願いいたします!!!


写真家 綾順博


※掲載している写真の著作権は全て綾順博にあります。