こんにちは、スタッフの横山です。
今日はリターンのオリジナル和菓子についてのお話を皆さまにお伝えしたいと思います。
オリジナル和菓子の製作をお願いしたのは、江戸時代末期 1856年(安政3年)から西陣にお店を構える 『金谷正廣』 さん。
金谷さんとの出会いは、私がとある食べ歩きツアーに参加したことから始まります。
堀川周辺の食べ歩きツアーでお邪魔したお店の1つが金谷正廣さんでした。
そこで頂いた青々とした真盛豆がおいしくて、また6代目店主の人柄にも惹かれ、「こちらのお店の商品をKéFUでも出せたら…」と思いました。
そして、後日改めて時間をつくっていただき、ゆっくりとお話しをさせていただきました。
金谷さんは、お店の歴史やお菓子に纏わるお話を丁寧に説明してくださって、お話の内容はもちろんのことその金谷さんの姿勢にとても感動したのを覚えています。
真盛豆は、あの千利休が豊臣秀吉の大規模な茶会で出したともいわれる伝統あるお菓子だそうです!
そして、お話ししている中でKéFUとも不思議なご縁があることがわかりました。
現在KéFUが建っている場所は、昔は織屋さんだったのですが、そちらの織屋さんにもお菓子を卸していたとのこと。
お店は変わっても、同じ場所で金谷さんのお菓子を伝えることができる。
KéFUのコンセプトである「つなぐ場」というのは、モノとモノを引き合わせるだけではなく、歴史を繋いでいくこともできるんだ、と気付きました。
このようなご縁があり、今回オリジナル和菓子の製作をお願いすることになりました。
金谷さんとお話ししていて、いいモノが長く残っていくのは、おいしいことはもちろん、お店の方の人柄なんだと改めて感じます。
お店の方にも是非行ってみてください。
金谷さんにお願いしたのは、KéFUのロゴに象った和三盆のお干菓子です。
日本茶のお供に真盛豆もご用意します。
現在は木型の製作中!
出来上がりをお楽しみにお待ちください!