Primary Fieldです。実は父がカメラマンだったこともあり、物心ついた頃からカメラを触ってました。当時はまだフィルムの時代で、おつかいといえば写真屋さんにフィルムを持って行ったり取りに行ったり。いつも仕上がりが楽しみで楽しみでしょうがなかったのを思い出します。家族で出かけるときはカメラを一台渡されて、好きなように撮らせてくれました。本当に貴重な経験の全て。今はスマホでちょちょいのちょい(古い)ですもんねー。すごい時代になりました。そんなこんなで、気がつけば自分も写真のお仕事をちらほらいただいていたり、いつのまにかこうしてレザーブランドをやっています。レザーアイテムとの出会いはまた次回書きます。父の言葉で一番覚えているのが「カメラなんか何使っても一緒」っていう言葉。よほどのことがない限り、使う道具が変わったとしても自分の撮れるものは変わらない。そのためにしっかりと自己を高めておかないとと、思い出すたびに肝に銘じています。レザークラフトも同じですね。お陰様で素敵な道具たちに恵まれていますが、それは数百円の工具でやってたことと何も変わらない。アイテムを使ってくれる人、写真を見てくれる人、その人たちのためにありったけの気持ちで集中して創作することに変わりはありません。より多くの人に、より素敵な品々をお届けできるよう、これからも頑張りたいと思います。
Primary Field Leatherworksです!この前ちょうど誕生日を迎えまして、友達からジャックダニエル3リッターが送られてきました。ジャックダニエルは昔から好きで良く飲んでるんですが、3リッター。腕パンパンになるくらい重い。プルプル震えてグラス割そうなくらい重いんですよ。皆さんは何かおすすめのウィスキーありますか?あったら教えてください!
Primary Fieldです!今日は革の厚みについてです。アメリカでハンドメイドのレザーグッズによく使用されるのが3oz(1.2mm)が主流です。扱いやすく加工しやすく、それでいて革本来の堅牢製を保つことができるギリギリの厚み。本ヌメ革は本来5〜6mmほどの厚みがあります。ものすごくゴツいです。加工も困難ですし、何より小物としてポケットには絶対入らないほど硬い。一枚革でランドセルなんか作るとかっこいいと思いますが、あまり見かけたことないですね。これもいつかやってみたい。小物に最適な薄さになるように専門の業者さんで漉き(すき)加工をしてもらいます。手作業で行うため、若干の誤差は出ますが、Primary Fieldでは1.4mmの厚みの革を使用しています。1.2mmに比べると格段に加工は難しくなりますが、その分革本来の堅牢製と存在感が圧倒的に増します。この点が「持つ喜び」をさらに満たしてくれる秘訣です。しなやかでありながら、なおかつしっかりとしている。この絶妙な厚みにたどり着くまでに何度もいろいろな厚みを試し試行錯誤を重ねました。手に取った瞬間に、あ、これは!と思っていただけるよう、様々な紆余曲折を辿ってまいりました!
今回のプロジェクトでは4色の美しい本ヌメ革をご用意しました。最も激しく経年変化し、使い続けることであなた色に染まってゆくナチュラル、海外で最も人気の高いカラーのひとつである艶やかな飴色のサドルタン、レザーアイテムとしてこれ以上ないほど重厚なディープブラウン、そして鮮明なまでにクールなトゥルーブラック。ヌメ革とは英語で「ベジタブルタンドレザー」といい、人にも環境にも優しい植物性タンニンを使用して鞣された本革のことを言います。化学薬品で鞣されたクロムレザーと違い、気が遠くなるほど多くの工程を経て一枚の革に仕上がります。しなやかでありながらしっかりとした、革本来の風合いが色濃く残るのも特徴です。一枚一枚個性があり、そのためプロダクトも一つ一つ個性があります。全く同じものに出会えないからこそ、世界で一つだけのアイテムと仕上がるのです。
Primary Fieldです!今日はキャンペーンページ内の写真撮影についてです。動画を含む全ての撮影を1人で行いました。室内での撮影はまだいいんですけど、外で、しかも大阪の新世界の真ん中で三脚立てて1人でポーズとってカメラと立ち位置を行ったり来たりしてると、そりゃもう見られる見られる(笑)。恥ずかしさで心が折れそうになりましたが、なんとか数カット撮れたものを掲載しております。たくさんのお客様とともにPrimary Fieldを成長させていただき、その上で撮影も手伝ってもらえるスタッフを招くことができればいいなと思いました!