今回は、最後の現地レポートとして四日目、五日目の様子をご報告します。
大幅に遅れてのご報告となりましたこと、お詫び申し上げます。
扉写真は、最終日の朝の福岡城址の展望台からの風景です。城内の桜並木の向こうに、福岡市内が見えています。今回の大会のモチーフには桜の花びらが効果的に使われていましたが、大会開催と同時期に、福岡城址では、桜祭りが盛大に行われていました。外国からのたくさんの参加者にも、この満開の桜を楽しんでいただけたものと思います。例年より早い時期の開花で、和やかな春らしいお天気の元、大会が終了したことを喜ばしく思います。
四日目は、午前も午後もワークショップということで、7つの会場に分かれて、実践的な話し合いや活動が行われました。
こちらは、手話に関するワークショップの一幕。
身振り手振りでグループごとの話し合いが盛り上がっています。
こちらは、国立天文台が開発した宇宙ビュワーMITAKAのワークショップの様子。
ゲームコントローラで操作する宇宙に興味深く見入る参加者たちは、みな3Dサングラスを着用してこわもて風に。なかなかの迫力です。
また、こちらは、実際に自分のPCにMITAKAをインストールして、操作する参加者の様子。外国からの参加者の多くはMAC派の方も多かったのですが、貸し出し用のPCでMITAKAの世界を堪能していました。
また、こちらはポスター会場での様子。
今回は、多数のポスター発表の申し込みがあったため、大会の真ん中で、ポスターの入れ替わりがありました。ポスター発表といいつつも、このように立体的なモノを展示したり、チラシを持っていけるように貼ったり…とみなさん、工夫しています。コーヒーブレイクの時間は貴重な意見交流と発表の場として、大いに活用されました。
そして5日目は、最後となる5つめの基調講演、そして、6つの全体講演。さらに、午後は分科会と、最終日までびっしりと発表が行われました。
残念ながら、都合により分科会の途中で会場をあとにした筆者ですが、この翌日に予定されたエクスカーションも、市内観光および太宰府見学のふたつのコースとも大いに盛り上がったそうです。
盛況のうちに幕を閉じたCAP2018in福岡。飛行機のトラブル等あったものの、最終的に54の国から400名以上の方が参加しました。その顔はみんな新しい出会いに輝いていました。CAP大会の成功は、ひとえに参加者だけではなく、ご支援くださり、応援の声をかける続けて見守ってくださったかたみなさんの力なくては、なしえなかったでしょう。
ほんとうにありがとうございました。
なお、リターンに集録が含まれるパトロン様には、集録ができ次第の発送となります。7月頃の予定です。楽しみにお待ちください。