今回は、第2段現地レポートとして二日目、三日目の様子をご報告します。
現地レポートなので本来は、開催中にお届けすべきところ、会期後半、筆者が体調をくずし、大幅に遅れてのご報告となりましたこと、お詫び申し上げます。
この二日間は、午前中全体講演、午後分科会、という日程。二日目のお昼休みの最初には、集合写真の撮影が行われました。扉絵は、その様子。300名以上の参加者がサイエンスホールに集い、和気あいあいとした様子を見せています。
こちらは、25日の昼食時に行われた宇宙御茶会の様子。
参加チケットは25日の朝、受付にて配布しましたが、20枚があっという間になくなる人気でした。
このお茶会では、現地の老舗和菓子店「善太郎商店」から提供された美しい和菓子に歓声が上がっていました。その名も「宙の巡り(そらのめぐり)」。超新星残骸のカシオペヤ座Aをイメージして同社で菓子作り30年のベテラン職人が作り上げたものです。
(参照:善太郎商店ブログ)
このお菓子は28日まで、福岡市科学館1Fにて数量限定で販売されていましたが、連日、売り切れてしまうほどの大人気。ぜひ、シリーズ化して通販サイトなどでも手に入るようにしてもらいたいです。(筆者は買い損ねてしまったので…)
また、午後の分科会では、4F三つの実験室とサイエンスホールという4っつの場所に分かれて発表が行われました。
こちらは、「HINODE」の広報に関する発表をしている国立天文台・太陽化学観測プロジェクト広報担当者。動画や画像を利用することの、一般の方になじみの少ない太陽磁場についての理解を深める効果などについて語りました。
福岡市科学館の実験室には大きな色ガラス付きの窓があり、外からでも中の様子を見ることができる一方で、しっかりと防音されて、外のざわめきから隔絶されており、落ち着いて分科会が進行できる環境でした。
一方こちらは、サイエンスホールでの分科会の様子。
国立天文台が過去におこなった天文現象キャンペーンについて発表しているところです。
ガラッと変わって、こちらは、三日目の夜、ホテルニューオータニ博多で行われたバンケットの様子です。バンケットはこの日までの出席者の6割以上にあたる200人を超える人が参加。太鼓や三味線の演奏などが地元高校生らによって披露され、海外からの参加者に、日本の伝統文化を楽しんでいただきました。
バンケットは21時過ぎに終了しましたが、まだまだ、話足りない参加者たちは、それぞれに福岡天神の繁華街に散っていきました。
現地レポート第2弾でした。
近日中に、4日めワークショップの様子と最終日の様子をアップさせていただきます。